2025年 技術革新を飛躍させる、
産業構造の”解”
脱炭素社会やサーキュラーエコノミー(資源循環経済)など2050年「サステナブル社会」の実現へ向けて世界は動いています。
日本の製造業R&Dの多くが2025年をマイルストーンの1つとしながらも、世界に出遅れている感覚があることは否めません。
日本でもDXやAI、GX、SXなど、言葉が先行しており、「今のままで実現できるのか」「どうしたら前進させられるのか」と模索している方も多いのではないでしょうか。
そこで、今こそ産業世界観・産業歴史観を正しく理解した上で、技術や事業をデザインするための実践的な思考力を養い、適切なビジネスに展開する時ではないでしょうか。
そこで、産学連携推進機構 理事長 妹尾 堅一郎 氏をお迎えして、産業構造の変化への対処法と未来創成に必要な思考を議論します。
妹尾氏は、企業研修やコンサルテーションを通じて、長年に渡りイノベーションやビジネスモデル、新規事業開発などを指導しており、今や資源循環経済実現に向けた、現実的なビジネスモデル等の議論の先頭を走っておられます。
線形経済から循環経済への移行をいかにデザインするかがカギと語る妹尾氏と共に、産業構造の変革を味方につけるインテリジェンスに迫ります。
こんな方におすすめ
- イノベーション創出や事業変革をミッションとする技術系部門管掌の役員・部長
- 新規事業の創出に取り組む研究開発・技術企画・知財領域の責任者・担当者
- 技術企画・研究開発・知財・事業開発系部門の責任者・担当者
セミナー概要
プログラム
TOPIC 1:産業構造はどう変わってきたか
TOPIC 2:構造変革のメカニズムを理解する
TOPIC 3:イノベーション創出に必要なインテリジェンス
セミナー講師
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- 妹尾 堅一郎 氏
- NPO法人 産学連携推進機構 理事長
- 慶應義塾大学経済学部卒業後、富士写真フイルム株式会社を経て、英国国立ランカスター大学経営大学院博士課程満期退学。産業能率大学助教授、慶應義塾大学大学院(SFC)教授、東京大学先端科学技術研究センター特任教授の他、青山学院大学大学院、九州大学、東北公益文科大学大学院、一橋大学大学院MBA、長野県農業大学校等で客員教授を歴任。現在も東京大学で大学院生や社会人を指導。また企業研修やコンサルテーションを通じて、イノベーションやビジネスモデル、新規事業開発等の指導を行っている。
研究・イノベーション学会参与(前副会長)。コンピュータ利用教育学会終身会員(元会長)、日本知財学会諮問委員(前理事)。
内閣知的財産戦略本部専門調査会会長、農水省技術会議委員、警察庁政策評価研究委員等を歴任。現在は複数企業で社外取締役等を兼務。
著訳書多数。なかでもロングセラー『技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか』ダイヤモンド社(2009年)は題名が流行語にもなった。監訳『プラットフォーム・レボリューション』ダイヤモンド社(2018年)も版を重ねる。『週刊ダイヤモンド』や『週刊東洋経済』で長期連載の後、現在も『日刊工業新聞』をはじめ数誌で連載中。
実践面では、秋葉原の再開発プロデュース等で著名。
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- 伊藤 竜一 氏
- 株式会社ユーザベース
スピーダ事業 知財・研究開発支援責任者 上級執行役員(SVP) - 2007年名古屋大学大学院工学研究科マテリアル理工学専攻を修了後、リクルートに入社。製造業大手クライアント中心に、採用・育成等の人財開発・組織課題解決に従事。2016年ユーザベースに参画。経営の意思決定支援に寄り添いつつ、従前価値が技術部門のマーケティング課題解決にも応用展開しうる市場トレンドに着眼。技術経営・経営に資する知財の重要性を説き、スピーダ 経済情報リサーチ上に、「特許・論文動向や科研費、規制動向」等技術情報データ機能を拡張した『スピーダ R&D分析』の企画開発及び事業・組織立上げ・販売を主導し、新領域の探索・スケールにより、スピーダ事業の成長に貢献。『技術者が輝き、技術が大きな経済価値になる社会の実現』を志す。
開催概要
- 主催
- 株式会社ユーザベース
- 開催日時
- 2024年12月11日 11:00 - 12:15
- 開催場所
- オンライン開催
- 受講料
- 無料