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2025.06.16
SUBARU 低炭素ガソリンの普及に向けた実証実験に参画
2025年6月2日
SUBARU 低炭素ガソリンの普及に向けた実証実験に参画
~スーパー耐久シリーズを通じて、クルマと燃料 All Japanで“共挑”~
SUBARUは、2025年5月31日から6月1日に開催された「ENEOSスーパー耐久シリーズ 2025 Empowered by BRIDGESTONE 第3戦 NAPAC 富士24時間レース」に、ENEOS株式会社(代表取締役社長 山口 敦治 以下、ENEOS)の「低炭素ガソリン(E20)」を燃料として使用した「HIGH PERFORMANCE X FUTURE CONCEPT(ハイ パフォーマンス エックス フューチャー コンセプト)」で参戦し、今後のレースにおける本燃料の使用と、低炭素ガソリンの普及に向けた実証実験への参画を発表しました。
![]() HIGH PERFORMANCE X FUTURE CONCEPT(ハイ パフォーマンス エックス フューチャー コンセプト) |
「低炭素ガソリン(E20)」はガソリンにバイオエタノール*1を約20%混合した低炭素燃料です。
海外では10%程度の混合濃度での社会実装が既に行われているものの、日本ではバイオエタノールの安定調達や供給インフラの整備、燃料品質や車両搭載への対応が必要な段階です。
本取り組みでは、耐久レースという過酷な環境で「低炭素ガソリン(E20)」を使用し、知見を蓄積することで、今後の技術開発に活かしていきます。カーボンニュートラル社会の実現に向けて、想いをともにするENEOSと自動車メーカーのAll Japanで“共挑”して「燃料を鍛える」ことで、普及を加速させることに貢献します。
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SUBARUは、今後もモータースポーツで求められる短いサイクルで仮説と検証を繰り返すというアジャイルな開発を通じてエンジニアを育成し、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を進めるとともに、カーボンニュートラル社会の実現を目指します。
*1:バイオエタノールは、主にトウモロコシやサトウキビなどの植物資源に含まれるグルコースなどを発酵させて製造される燃料。原料の植物などが成長過程で大気中のCO2を吸収するため、カーボンニュートラル社会実現への貢献が期待される。
*2:一般社団法人スーパー耐久未来機構
*3:スーパー耐久のST-Qクラスにおいて、カーボンニュートラル社会の実現に向けて「共に挑む」想いを同じくする自動車メーカー5社の枠組み
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