Topics トピックス/リリース
2026.10.08
コイルエンド用環境対応エポキシ樹脂粉体塗料「スミライトレジン® ECP」を開発【住友ベークライト】
2026年8月20日
コイルエンド用環境対応エポキシ樹脂粉体塗料「スミライトレジン® ECP」を開発
― 常温保管開発品と低温硬化開発品の2製品で工程全体の環境負荷低減に貢献 ―
住友ベークライト株式会社 (本社:東京都品川区、代表取締役社長:鍜治屋 伸一) は、車載モータのコイルエンド絶縁用途向けに、環境負荷低減に貢献するエポキシ樹脂粉体塗料「スミライトレジン® ECP」の新たなラインアップとして、「常温保管開発品」および「低温硬化開発品」を開発しました。
2つの開発品は、それぞれ物流工程、お客様での保管、塗装工程におけるエネルギー使用量削減を目指して開発されたもので、従来品同等の耐久性や塗装性を維持しながら、カーボンニュートラル実現に向けたサプライチェーン全体の環境負荷低減に貢献します。
背景
|
信頼性が求められています。また、自動車業界ではカーボンニュートラルへの取り組みが加速しており、お客様での塗装工程だけでなく、輸送や保管を含むサプライチェーン全体でのエネルギー使用量削減が重要な課題となっています。
|
コイルエンド用環境対応エポキシ樹脂粉体塗料「スミライトレジン® ECP」開発品の特長
|
1. 常温保管開発品 (ECP-383KA)
同用途向け当社従来品は10℃以下での冷蔵輸送・冷蔵保管が必要ですが、本開発品は保存安定性を向上させることで、常温 (10~35℃) での輸送・保管を可能にしました。
|
|
|
2. 低温硬化開発品 (ECP-382WA) ー塗装工程の省エネルギー化に貢献
同用途向け当社従来品の硬化温度は160~200℃ですが、本開発品は130℃での硬化が可能です。硬化剤や樹脂の配合を最適化することで、従来品と同等の硬化性能および絶縁特性を維持しながら、塗装・硬化工程におけるエネルギー使用量削減に貢献します。 |
|
|
3. 製造から物流まで、工程ごとの課題解決で環境負荷低減に貢献
自動車業界では、カーボンニュートラル実現に向けて、製品性能だけでなく製造・物流を含めたサプライチェーン全体での環境負荷低減が求められています。
|
|
●常温保管開発品 (物流・保管工程) 常温 (10~35℃) での輸送・保管を可能にし、冷蔵輸送や冷蔵保管に伴うエネルギー使用量および運用負荷を低減
●低温硬化開発品 (塗装工程) 硬化温度を低減し、塗装後の加熱・硬化工程におけるエネルギー使用量を削減 |
左:常温保管開発品 (ECP-383KA) 右:低温硬化開発品 (ECP-382WA) |
|
これらの開発品では、CO₂削減に加え、コスト低減効果も期待できます。
|
|
|
4. 粉体塗料ならではの環境性能と高信頼性
いずれの開発品も無溶剤型の粉体塗料であり、
|
コイルエンド部の絶縁化 |
|
今後の展開
常温保管開発品および低温硬化開発品は、既に複数の顧客にて評価・検討が進められており、好評をいただいています。常温保管開発品については2030年の立ち上げを想定しています。住友ベークライト株式会社は今後もxEVやeVTOL市場を中心に提案活動を強化し、環境負荷低減に貢献する材料の普及を推進していきます。 |
住友ベークライト株式会社 マテリアルズソリューション営業本部 複合材料・成形品営業部
TEL: 03-5462-4079
お問い合わせフォームはこちら
住友ベークライト株式会社 ホームページはこちら