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2026.08.27
解析シミュレーションソフト Femtetのバージョンアップについて ~磁場・熱・流体の連成解析に対応し、解析速度と使いやすさが向上~【ムラタソフトウェア】
2026年7月21日
解析シミュレーションソフト Femtetのバージョンアップについて
~磁場・熱・流体の連成解析に対応し、解析速度と使いやすさが向上~
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株式会社村田製作所の子会社であるムラタソフトウェア株式会社(以下、「当社」)は、解析シミュレーションソフトウェア「Femtet2026.0.1」を2026年6月にリリースしました。今回のバージョンアップでは、解析業務の効率化に直結する機能を幅広く強化しています。
主な変更点は以下の通りです。
・磁場熱流体解析:磁場・熱・流体を連成した解析機能を追加
・流体解析:並列効率※1を向上し、当社検証モデルにおいて解析時間を27~28%短縮※2
・ソルバ※3全般:高速な「MultifrontalソルバG2」※4を追加し、当社検証モデルを用いた応力解析で解析時間を47~59%短縮※2
・熱伝導解析:熱回路網モデル※5(DELPHIモデル)を考慮した解析に対応。また、モニター点温度に応じて体積発熱※6をオン/オフ制御するサーモスタット制御機能を追加。
・メッシャ※7:曲率に基づくメッシュサイズの自動調整機能を追加。また、流体積層メッシュ※8の生成をサポートする機能を追加
・UI:ソルバ選択画面や例題検索機能などを改善
・結果表示:計算結果フィールドのVTU形式※9出力、結果テーブルのJSON形式※10出力に対応し、PythonやParaViewなどの外部ツールとの連携を強化
・マクロ:ExcelアドインのUIを更新し、起動速度・安定性、マクロ作成時の利便性を改善
今回のバージョンアップにより、解析設定から計算、結果活用までの一連の流れをよりスムーズに進められるようになりました。バージョンアップ概要については、 こちらの資料をご覧ください。
※1 並列効率:複数のCPUコアを使って計算する際に、コンピューターの処理能力をどれだけ効率よく使えているかを示す指標。
※2 解析時間の短縮率は当社が実施した検証モデルでの測定結果です。マルチコア解析およびMultifrontalソルバG2の利用には高速化オプションが必要です。
※3 ソルバ:解析の中心となる計算を実行する機能。
※4 MultifrontalソルバG2:大規模解析を高速に実行する計算手法。
※5 熱回路網モデル:電子部品の発熱特性を簡易的に表現する熱解析モデル。
※6 体積発熱:部品や材料の内部で熱が発生している状態を、シミュレーション上で表現するための設定。
※7 メッシャ:解析対象となる形状を細かい要素に分割し、シミュレーションで計算できる状態にする機能。
※8 流体積層メッシュ:空気や液体の流れを解析する際に、壁面近くで生じる速度などの変化を計算しやすくするため、壁に沿って薄い層状の要素を設ける手法。
※9 VTU形式:解析結果を可視化ソフトで利用するためのデータ形式。
※10 JSON形式:システム間でデータ連携するための標準データ形式。
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Femtetについて |
Femtetは、株式会社村田製作所が40年以上にわたり改良を重ねてきた技術をもとにしたCAE解析ソフトウェアです。高機能でありながら、導入しやすい価格設定とシンプルな操作性を備えており、設計・開発の手戻り削減や開発コストの低減に貢献します。また、初めて解析シミュレーションソフトを使用する技術者でも扱いやすいように、ヘルプやチュートリアル、例題を標準装備しています。
ムラタソフトウェア株式会社およびFemtetの詳細はこちらをご覧ください。
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ムラタについて |
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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