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2026.07.07

JLR、カーボンフットプリント削減を目指し、革新的な循環型コンセプトカーをサプライヤーと共同開発

2026年6月29日

  

  

JLR、カーボンフットプリント削減を目指し、
革新的な循環型コンセプトカーをサプライヤーと共同開発

  

  

  

  

■JLR(ジャガー・ランドローバー)は、循環型かつ低炭素のデザイン・エンジニアリングの進歩を体現する新たなコンセプト・デモンストレーター・ビークル(実証用車両)を発表

  

■この車両には、40社以上のサプライチェーンパートナーと共同開発した49種類の実用部品を採用。従来の材料や製造プロセスと比較して合計カーボンフットプリントを半減

  

■「Cornerstone(コーナーストーン)」と名付けられたこのプロジェクトは、100%クローズドループ(完全循環型)のリサイクルガラスや分解可能な電子部品など業界初の技術をいくつも生み出し、JLRの現在および将来の車両への採用の可能性を実証

  

■この取り組みは、原材料価格の変動が激化し規制も変化し続けるなか、JLRがより循環型の自動車産業を実現するために必要なイノベーションと能力の開発をする上で、重要な役割を担う

  

  

2026年6月24日、英国・ゲイドン発:JLR(ジャガー・ランドローバー)は、循環型デザイン、低炭素エンジニアリング、そして次世代素材のイノベーションにおける最新の研究を具現化した、新しいコンセプト・デモンストレーター・ビークル(実証用車両)を発表しました。

JLRのエンジニアリングおよび製造部門のチームは、40社以上の主要サプライヤーや原材料サプライヤーと協力して、より持続可能な自動車部品を49種類開発しました。これらの部品は、リサイクル素材、バイオ由来素材、環境負荷の低い素材を最大限に活用するとともに、リサイクルや修理のために分解可能な設計を取り入れることで実現しました。

この「Cornerstone」プロジェクトによって、1トン以上のCO₂e(二酸化炭素換算量)削減を達成できます。これは、乗客1人がパリからニューヨークまで飛行機で移動する際の排出量に相当します。また、リサイクル素材の使用量を約140kg増加させることにも成功しました。1

実際のボディシェル用部品を製造する「Cornerstone」プロジェクトは、JLRの現在および将来の車両開発プログラムに画期的なソリューションを取り入れるための、明確な手法を確立するのに貢献しています。具体的には、新しいヘッドランプ技術、低排出ガス鋼材、リサイクル・ドアガラス、リサイクル・シートフォーム、そして新たなFlexAirシート技術などが今後のモデルへの採用を計画しています。

また、このプロジェクトでは、CO2eを36%削減2した100%クローズドループ(完全循環型)のリサイクルガラスなど、業界初の技術をいくつも生み出しています。さらに、ヘッドランプの修理やリサイクルを可能にする分解可能な電子部品や、95%リサイクルのマグネットを採用するなど、重要素材に関する取り組みも進行しています。

  

  

JLRのサーキュラリティ担当シニアマネージャーであるポール・フランシスは、次のように述べています。

「『Cornerstone』プロジェクトを通じて、JLRが自動車業界全体における循環性の推進を主導する方法と、より迅速な進歩を実現するために複数のパートナーが協力して取り組むことの価値が示されています。最高水準の性能と品質を維持することは不可欠です。早い段階から共通の目標に向けて連携し、バリューチェーンの各パートナーが開発の全過程を通じてそれぞれの専門知識をいかせるようになれば、生産効率と全体的な成果は大幅に向上します。これこそが、着実な進歩を生み出し、循環性がもたらす経済的機会を実現する方法なのです。」

  

  

英国の自然環境大臣であるメアリー・クリーグCBEは、次のように述べています。

「先日、コヴェントリーのホイットリーにあるJLRのデザイン拠点を訪問した際、この先駆的なプロジェクトについてお話を伺う機会に恵まれました。このプロジェクトは、政府が安定した政策と投資の枠組みを提供することで、産業界がいかにイノベーションを起こせるかを示すものです。私たちは、廃棄物が発生しない設計を取り入れ、自動車を長く使い続けることができる資源を開発し、弾力性のある経済を構築する必要があります。まもなく発表される『循環型経済成長計画』では、あらゆる国や地域において、環境に配慮した成長を支援していく方法を明らかにする予定です。」

  

JLR Circularity Labでは、使用済み車両から最大限に価値を引き出す方法を模索しています。具体的には部品の再利用、修理、リサイクルを容易にするための改善に取り組んでおり、その成果は「Cornerstone」プロジェクトに反映されるため、新たなソリューションが登場するにつれて確実に進化を遂げることになります。

JLRは、自動車業界の循環性を積極的に推進することによって、資源の長期的な安定確保、産業の脱炭素化、そしてサプライチェーンの弾力性強化に必要な能力の構築にも貢献しています。

また、JLRは最近、Global Impact Coalition(グローバル・インパクト・コアリション)が主導する「Automotive Plastics Circularity(オートモーティブ・プラスチック・サーキュラリティ)」プロジェクトに参加しました。シートからダッシュボード、バンパー、ライトに至るまで、車両の至る所に使用されている自動車用プラスチックは、分解や選別、リサイクルが困難な素材です。このプロジェクトは、使用済みプラスチックが抱える課題を克服し、廃棄プラスチックを新車の製造に使用できるような価値ある高品質なリサイクル素材へ転換することを目指しています。

  

以上

  

1第三者による検証は未完了。

2ガラスに含まれるリサイクル素材の割合は、マスバランス法を用いて算出。

「業界初」という表現は、自動車用途への適用が初めてであるという、関係各社の認識に基づく。

  

  

  

エディターズ・ノート

  

「Cornerstone」プロジェクトに参画している主要パートナー

Adient, Alps Alpine, Arcelor Mittal, Artifex, Aumovio, Auria, Autoliv, Autoneum, Batz, Bosch, Brembo, Bridge of Weir,Covestro,Dow, Draexlmaier, Forvia, Gestamp, Hypromag, In2Tec, Lear, Leoni, LyondellBasell, Magna, Materi'act, Novelis, OPMobility, Pasubio, Pilkington, Pirelli, PSS, SMR Motherson, Superior, Tata Steel, Trinseo, Valeo, Versigent, WHS Plastics, ZF, ZKW

  

「Cornerstone」の部品およびコンポーネント一覧

ドライバーズシート、インストルメントパネル、センターコンソール、パッセンジャーシート、リアシート、フロントバンパー、リアバンパー、テールゲート、テールゲート下部インテリアトリム、テールゲート上部インテリアトリム、ドアガラス、 Aピラートリム、Bピラートリム、Cピラートリム、ヘッドライ二ング、カウルトップパネル、ドアクラッディング、加飾カバー、フロントグリル、フロアパネル、ドアパネル、トランスミッション、ドアインパクトビーム、アルミホイール、リアライト、ヘッドランプ、ドアハーネス、メインハーネス、ドアミラー、スピーカー、アクティブベーン、セカンダリーバルクヘッド、ヒートシールド、カーペット、アンダーボディシールド、ブレーキディスク、フロントブレーキキャリパー、一体型パワーブレーキ、ドアトリムパネル、タイヤ、ステアリングホイール、アンプ、スポイラー、TPMS(タイヤ空気圧監視システム)、ホイールアーチライナー、ディファレンシャル、フロントガラスワイパー、ブレーキ冷却ダクト、センタートンネルカバー

  

JLRについて

JLRの「REIMAGINE」戦略は、デザインによるモダンラグジュアリーというサステナビリティに富んだビジョンを実現することを目標としています。

2039年までにサプライチェーン、製品、オペレーションのすべてを通じてカーボンネットゼロ(排出ガス量実質ゼロ)という目標に向け、JLRは事業の変革に取り組んでいます。私たちの戦略の中核をなすのは、電動化です。2030年までに、私たちのブランドはそれぞれフルバッテリー電気自動車(BEV)を取り揃え、JAGUARは、完全な電気自動車ブランドになります。

JLR独自のパワートレイン技術の柔軟性により、世界的な電動化への移行に対する需要に応えるために、BEVの選択肢を拡大していきながら、ハイブリッド車や内燃機関(ICE)車も引き続き提供していきます。

JLRは英国を拠点とする企業であり、英国に2つのデザインおよびエンジニアリング拠点、2つの車両製造工場、部品・仕上げ工場、電動推進システム製造センター、バッテリー・アッセンブリー・センターを有しています。さらに中国(合弁会社)、スロバキア、インド、ブラジルには車両製造工場があるほか、世界各地に7つのテクノロジー拠点を配置しています。

JLRはタタ・サンズ傘下のタタ・モーターズ・パッセンジャー・ビークルズ・リミテッドの100%子会社です。

  

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ジャガーコール(フリーダイヤル)0120-050-689(9:00-18:00、土日祝日を除く)
ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568(9:00-18:00、土日祝日を除く)

  

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