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2026.04.02
トヨタ・モビリティ基金と三井不動産、日本橋を舞台に視覚障がい者用歩行支援ツールの実証実験を実施
2026年3月13日
トヨタ・モビリティ基金と三井不動産、
日本橋を舞台に視覚障がい者用歩行支援ツールの実証実験を実施
-複数企業が集結し、社会実装の加速を目指し共創型検証-
・トヨタ・モビリティ基金と三井不動産が連携し日本橋で視覚障がい者用歩行支援ツールの実証実験を実施
・歩行支援ツールを開発する複数の企業が集い、各ツールの強みや課題を共有しながら、実際の街で視覚障がい者の声を踏まえて機能を検証
・日本橋を起点に、移動を取り巻く社会課題の解決に向けた取り組みを加速
一般財団法人トヨタ・モビリティ基金(理事長:豊田章男、Toyota Mobility Foundation、以下「TMF」)と、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」)は、2026年2月7日・8日に、日本橋エリアにおいて、視覚障がい者用歩行支援ツールの実証実験(ワクワクプロジェクト)を実施しました。
本プロジェクトは、視覚障がい者が家から一歩踏み出し、安心して目的地までたどり着き、楽しんで帰宅できる“ワクワクする世界”の実現を目指して、2023年に始まりました。
視覚障がい者向けの歩行支援において、街中で進行方向や曲がるタイミングを適切に案内するためには、利用者の位置を正確に把握することが不可欠であり、位置測位の精度向上が重要な課題となっています。こうした課題を踏まえ、今回の実証実験では、主に以下の点について検証を行いました。
・視覚障がい者用歩行支援ツールを開発する6社が実験に参加し、当事者11名に位置測位が特に難しい高層ビル街を実際に歩いてもらい、その体験を踏まえ各ツールの使い心地や社会実装に向けた課題を検証
・企業の垣根を超え、各ツールの特性や機能を補完し合う可能性についても検討し、共創による効果を検証
歩行支援スマートフォンアプリを使い、視覚障がい者が日本橋の街中を歩く様子 |
盲導犬の役割を担い、安全な道を案内する安心同行支援型ナビゲーションロボット |
本実証実験は「Mobility for ALL 心も動く移動を、すべての人に。」*1を掲げるトヨタ・モビリティ基金が主催者として企画・推進し、街づくりを通じ、日本橋を把握している三井不動産が、検証設計や実証環境の整備に協力しました。これにより、技術単体の性能評価にとどまらず、利用シーンを踏まえた検証を行うことができました。
ワクワクプロジェクトは、トヨタ・モビリティ基金が主体となって推進しています。日本橋を「すべての人が安心して訪れ、だれもが活躍できるインクルーシブな街」とすることを目指す三井不動産と連携することで、日本橋での取り組みを起点に、安心・安全な移動を支える技術やサービスの社会展開を目指します。
■実証実験の背景と目的
ワクワクプロジェクトは、視覚障がい者が安心・安全に街中を移動できる技術の社会実装を目指す取り組みです。2025年から日本橋エリアで実証実験を実施しています。
2025年に実施した前回の実証では、高層ビルが立ち並ぶ都市環境において、進行方向がずれる、曲がる位置を正しく認識できないといった、位置測位に関する課題が多く確認されました。
こうした結果を踏まえ、今回の実証実験では、AIによる画像認識や各種センサーなどを活用し、実際の街の中で歩行支援ツールがどのように機能するか、その有効性や課題を視覚障がい者の意見を踏まえて検証することを目的としています。
さらに今回は、ロボットが盲導犬のように安全な道を案内する安心同行支援型ナビゲーションロボットを新たに加えるなど、検証対象を拡張し、より多角的な検証を行いました。
カメラ情報をもとに、AIが信号機の色を判別し、音声で横断可能なタイミングを案内するスマートフォンアプリ |
実証実験の終了後、視覚障がい者の方々が、各社の支援ツールについて感じたことや改善ポイントなどを共有している場面 |
■実証実験の概要
日程:2026年2月7日(土)・8日(日)
主催:一般財団法人トヨタ・モビリティ基金
協力:三井不動産株式会社
➤検証設計・実証フィールドの提供及び、幅広い検証が可能な環境構築に協力
株式会社ヘテヘテ
➤障がい者とのインクルーシブデザインの知見を生かし、実験の詳細設計および運営協力
東京都市大学都市工学科稲垣研究室
➤実証実験全体に関する助言および、有志の学生による実験当日の安全確保
参加企業:6社(株式会社コンピュータサイエンス研究所、株式会社Ashirase、リンクス株式会社、株式会社プライムアシスタンス、錦城護謨株式会社、パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社)
内容:参加各社の歩行支援ツールを単独、もしくは組み合わせて実際の街にて実証評価/p>
■検証ポイント
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■歩行支援ツール
<スマートフォンアプリ>
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・アイナビ(株式会社コンピュータサイエンス研究所):検証ポイント④⑥⑦
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・アシラセ(株式会社Ashirase):検証ポイント④⑥⑦
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・shikAI (リンクス株式会社):検証ポイント①②③
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・アイコサポート(株式会社プライムアシスタンス):検証ポイント②③⑤
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<歩行誘導マット>
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・視覚障害者歩行誘導マット「歩導くんガイドウェイ」
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<歩行支援ロボット>
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・安心同行支援型ナビゲーションロボット(パナソニック アドバンストテクノロジー株式会社):検証ポイント③⑦
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本実証実験を通じて、視覚障がい者から各歩行支援ツールについてフィードバックを得ることができ、音声案内の分かりやすさや操作時の負担感など、ユーザーインターフェースの改善に向けた具体的な意見や示唆を確認しました。また、GPSだけでは正確な位置測位が難しい都心のビル群や屋内環境においても、画像認識やセンサー情報など複数の技術を組み合わせて活用することで、曲がるタイミングや進行方向の案内精度を高め、実際の街の中での運用を想定した歩行支援の可能性を確認しました。
ワクワクプロジェクトは、今後も得られたフィードバックをもとにさらなる改良に取り組み、移動を取り巻く社会課題の解決と、これまで以上に安心・安全で“ワクワクする世界”の実現に向けて、検討を加速していきます。
関連リンク・参考資料
*1 「Mobility for ALL 心も動く移動を、すべての人に。」 とは、障がいの有無にかかわらず、誰もが移動を楽しみ、また移動することで広がる新たな可能性に挑戦できる未来を目指すプロジェクトです。国内外から集まったアイデアを形にし、障害のある方のご協力のもとカイゼンを重ね、社会実装に向けて取り組んでいます。26年度は4月より、新たなアイデアを募集予定です。
https://mobility-contest.jp/department1-2025/
トヨタ自動車は創業以来、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして地域社会等、全てのステークホルダーを尊重しながら、自動車を通じた豊かな社会づくりを目指して事業活動を行なっています。そして、より公益的な活動を行うことを目的に、2014年8月、TMFを設立しました。 TMFでは、モビリティを通じた豊かな社会づくりへの貢献に向けて、世界中で移動課題への対応をはじめとした幅広いプロジェクトに取り組んでいます。
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