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2024.12.10
いすゞ、新開発ディーゼルエンジン搭載の「D-MAX」および「MU-X」をタイで発売
2024年11月20日
いすゞ、新開発ディーゼルエンジン搭載の「D-MAX」および「MU-X」をタイで発売
~2.2Lへ排気量アップしたディーゼルエンジンと
新8速ATを搭載、高い動力性能と燃費性能を両立~
いすゞ自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長COO:南真介、以下「いすゞ」)は、1トン積みピックアップトラック「いすゞD-MAX(ディー・マックス)」(以下「D-MAX」)および7人乗り乗用車ユースの「MU-X(ミュー・エックス)」に、新開発の2.2Lディーゼルエンジン「RZ4F」および8速オートマチックトランスミッション(AT)を搭載したモデルを、本日11月20日にタイで発表しました。同28日よりタイ国内で販売を開始します。
D-MAX |
MU-X |
D-MAXおよびMU-Xは、その力強いデザイン、悪路走破性、ディーゼルエンジンの優れた燃費性能など世界の多くの市場で高く評価されています。今回の開発では、市場からの根強いディーゼル需要の要望に応え、高出力を実現したRZ4Fと多段化を実現した8速ATの採用により、従来モデルから発進性、加速性が大幅に向上し、さらに燃費性能が改善しました。
いすゞは、中期経営計画「ISUZU Transformation - Growth to 2030(IX)*1」で掲げた通り、動力源の技術開発については、今回のRZ4Fのように既存技術を応用した内燃機関車だけでなく、バッテリーEV(BEV)、燃料電池自動車(FCV)とマルチパスウェイ(全方位戦略)の方針で、各国での使われ方・地域状況に適した動力源をお客さまが選択できるよう、商品開発を進めています。
本日、タイのブリーラム県のChang International Circuitで行われた発表イベントに出席したいすゞの社長COO 南は、次のように述べました。
「いすゞはタイにおいて、長年にわたり多くのお客様に支えられ、高いマーケットシェアを獲得しています。今回の新型D-MAXおよびMU-Xは、新エンジンとATの搭載により、発進性、加速性を格段に向上させながらも、優れた燃費性能を実現し、高性能とカーボンニュートラル対応を両立させた素晴らしい商品になったと自負しています。いすゞはカーボンニュートラル社会の実現に向け、内燃機関車のみならず、バッテリーEV、燃料電池自動車などマルチパスウェイで幅広い商品開発にも取り組んでおります。これからもタイのお客様の声に真摯に耳を傾け、多岐に渡るお客様の使い方に最適な商品を提供し続けてまいります。」
今回の主な商品改良は以下のとおりです。
エンジン
新型「RZ4F」ディーゼルエンジン |
新たに開発したRZ4F(排気量2.2L)は、優れた静粛性と耐久性はそのままに、120kW/400Nmの高出力・高トルクを実現。燃焼の改善と最適なターボ設定、さらに新たな8速ATとの組み合わせにより、動力性能と燃費性能を従来モデルから向上しました。
トランスミッション
多段化した新8速ATは、ワイドレンジ化とトルクコンバーター性能の最適化、高減衰ロックアップダンパーの採用、RZ4Fに最適化したシフトマップ設定により、優れた発進加速性と動力性能、燃費性能を実現しています。
主要諸元(タイ向けモデル)
・D-MAX 4x2 Hi-Lander 2.2 M 8AT
全長(mm) | 5,280 |
全幅(mm) | 1,870 |
全高(mm)ルーフレール込 | 1,810 |
ホイールベース(mm) | 3,125 |
トレッド(前/後)(mm) | 1,570 |
最小回転半径(m) | 6.1 |
タイヤ | 265/60R18 |
エンジン(RZ4F)排気量(cc) | 2,164 |
出力(kW/rpm) | 120/3,600 |
トルク(Nm/rpm) | 400/1,600-2,400 |
トランスミッション | 8AT |
車両重量(kg) | 1,895 |
・MU-X 4x2 2.2 RS 8AT
全長(mm) | 4,860 |
全幅(mm) | 1,885 |
全高(mm) Shark Fin Antenna込 |
1,875 |
ホイールベース(mm) | 2,855 |
トレッド(前/後)(mm) | 1,570 |
最小回転半径(m) | 5.6 |
タイヤ | 265/50R20 |
エンジン(RZ4F)排気量(cc) | 2,164 |
出力(kW/rpm) | 120/3,600 |
トルク(Nm/rpm) | 400/1,600-2,400 |
トランスミッション | 8AT |
車両重量(kg) | 2,045 |
※1 プレスリリース 中期経営計画「ISUZU Transformation - Growth to 2030(IX)」
以上
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