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2025.12.15

大型トラック「スーパーグレート」セミトラクタに 第5輪荷重20トン対応の新機種を追加【三菱ふそうトラック・バス】

2025年11月26日

  

  

大型トラック「スーパーグレート」セミトラクタに 第5輪荷重20トン対応の新機種を追加
-重量物輸送の多様なニーズに応える高出力モデル-

  

  

  

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、大型トラック「スーパーグレート」のセミトラクタに第5輪荷重20トン車を新規設定したことをお知らせします。

現行「スーパーグレート」の重量物運搬用セミトラクタ「FV-R」型(リーフサス車・6x4後2軸)に、第5輪荷重20トン車を新たに追加しました。従来から展開する第5輪荷重13トンから18トンのラインアップに加え、重量物輸送における多様なニーズに対応します。「スーパーグレート」現行モデルから設定する6R30エンジン(総排気量12.8L)で390kW (530PS)の高出力を実現したことにより、第5輪荷重20トンの牽引性能を確保しました。これにより、従来の機種では対応が難しかった重機や建設機器などの重量物輸送や特殊用途のトレーラー牽引が可能となりました。

また、「FV-R」型第5輪荷重20トン車には、速度制限装置(NR : Noise Reducer装置)*をオプションで設定し、より重量の大きい荷物の牽引が可能になりました。現行「スーパーグレート」で展開する6R30エンジンは従来モデルから燃費性能を約5%向上させ**、「2025年度重量車燃費基準(JH25モード)」に適合しました。
*重量物運搬セミトラクタにおいて、最高車速を制限することで、被牽引車の積載量をより多く確保するための装置
**セミトラクタ「FV-R」の場合(JH25モード)


MFTBC は物流業界の多様なニーズに応える製品開発を通じて、様々な輸送ニーズに対応したトラックの提供を今後も目指します。

  


「スーパーグレート」セミトラクタ(イメージ)
写真はFV80VJR5XNTB、ボデーカラー(シリウスシルバー HA4) スーパーハイルーフ仕様

  

車両スペック及び東京地区販売価格(消費税含む:税率10%)

車型

エンジン

トランスミッション

主な仕様

東京地区販売価格 (消費税含む:税率10%)
価格(千円)

2KGFV80VJR

6R30
390kW(530PS)

12 速
ShiftPilot

フルキャブ・スーパーハイルーフ

29,158

  

  

三菱ふそうトラック・バス株式会社について

三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有しています。90年以上の歴史を持つFUSO ブランドのトラックやバス、産業用エンジンを世界約170の市場向けに開発・製造・販売しています。日本初の量産型電気小型トラック「eCanter」による電動化や、運転自動化では大型トラック「スーパーグレート」に国内商用車初のSAEレベル2相当の高度運転支援技術を実装するなど、先進技術の開発に積極的に取り組んでいます。

  

FUSO ブランドについて

「FUSO」はダイムラートラックのブランドの一つです。世界約170の市場において、トラックやバスといった商用車や産業用エンジンを展開しています。90年以上の歴史と日本ならではの品質や熟練技術による効率性や安全性、快適性が特徴です。小型トラック「キャンター」は世界中の様々な市場でトップシェアを獲得しており、日本初の量産型電気小型トラック「eCanter」をグローバルに展開し、商用車の電動化をリードしています。ブランドスローガン「Future Together」の下、FUSO はお客様とともに安全かつサステナブルな輸送ビジネスを未来へ繋いでいくことを約束します。

  

  

  

  

  

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