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2025.11.21
Syensqo は、サーキュラーサルホンポリマーの革新 的なリサイクル技術を先駆けています
2025年10月1日
Syensqo は、サーキュラーサルホンポリマーの革新的なリサイクル技術を先駆けています
新しい独自のプロセスにより、PSU、PPSU、PESU の無限リサイクルを可能に
ブリュッセル、2025年10月1日
高機能材料および化学ソリューションの世界有数のプロバイダーである Syensqo は、サルホンポリ
マーを効率的に解重合して精製された原料モノマーを得る独自のケミカルリサイクル技術の発明によ
り、サルホンポリマーの革新の 60 年の歴史における新たなブレークスルーを発表しました。この新
しいプロセスにより、サルホンポリマーの無限の循環性が可能になり、持続可能な特殊ポリマーにお
ける Syensqo のリーダーシップを確かなものとします。
この新技術は、Syensqo の持続可能な ECHO サルホンポリマーポートフォリオを基盤としており、
独自のケミカルリサイクルプロセスを利用して、産業廃棄物(PIR)および消費者使用後(PCR)に含ま
れる配合ポリアリールエーテルサルホン(PAES)をモノマー原料に分解し、新しいポリマー製品に再
利用します。精製されたモノマーは、性能を損なうことなく、Udel® PSU、Radel® PPSU、Veradel®
PESU、その他の熱可塑性プラスチック、さらにはエポキシ樹脂配合物などに無限に組み込むことが
できます。
「循環性がますます重要になっている時代において、私たちは画期的な持続可能なソリューションで
業界を変革する道をリードしています」と、Syensqo Specialty Polymers グローバル ビジネス ユ
ニットのライフソリューション担当バイス プレジデントである Floryan De Campo 氏は述べていま
す。「当社の新しい循環型 PAES テクノロジーは、持続可能性の目標を推進しようとしているお客様
にとっての一歩です。産業廃棄物と消費者最終使用済み製品の両方からサルホンポリマーをリサイク
ルできるようにすることで、血液透析や水ろ過膜から航空宇宙まで、幅広い用途で二酸化炭素排出量
を削減し、リサイクル含有量を増やすことができます。」
Syensqo は、PAES セクター内の循環性への移行を主導し、収集、仕分け、最終用途を含むバリュー
チェーン全体のパートナーを関与させることで、ライフソリューション市場における先駆的な役割を
強化しており、この取り組みにおけるコミュニティの協力と支援を歓迎します。
Udel®、Radel®、および Veradel®は、Syensqo の登録商標です。
Syensqo は、サルホン ポリマーを効率的に解重合して精製された原料モノマーを得る独自のケミカル リサイクル技術を発明 し、サルホン ポリマーの革新の 60 周年を祝います. (写真: Syensqo, PR070) |
サイエンスコについて
Syensqo は、人々の生活、仕事、旅行や遊びをより良くする画期的なソリューションを開発する科学企業で
す。アーネスト・ソルベイが 1911 年に設立した科学会議に始まり、現在、私たちは 13,000 人以上の従業員から
なる多様性に富んだグローバルチームを擁し、優秀な人材を結集して、お客様の利益に向け科学とイノベーショ
ンの限界を押し広げるために取り組んでいます。
私たちのソリューションは、家庭用品、食品、消費財、航空機、自動車、バッテリー、スマートデバイス、医療
用途で活用されている安全かつ環境に優しく、よりサステナブルな製品づくりに貢献しています。私たちは、イノベーションによって循環型経済の実現という大きな目標を追求し、人類を進歩させる画期的なテクノロジーを
探求しています。
サイエンスコの詳細については、www.syensqo.com をご覧ください。
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