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2025.08.29
車載向け小型2016サイズ水晶振動子 XRCGB_F_Cシリーズを商品化
2025年7月23日
車載向け小型2016サイズ水晶振動子 XRCGB_F_Cシリーズを商品化
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株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、車載インフォテイメント(IVI※1)を始めとした車載用途向けに小型2016サイズ水晶振動子「XRCGB_F_C」シリーズ(以下、「当製品」)を商品化しました。すでに量産を開始しています。
※1 IVI(In-Vehicle Infotainment)自動車に搭載したIT機器によって、情報と娯楽をドライバや同乗者に提供する自動車の機能。
車載インフォテイメントでは多くの場合、3225サイズの水晶振動子が使用されています。しかし近年では、ADAS※2との機能統合といったセットの高機能化に伴い、電子部品の搭載個数が増加していることから、より小型の電子部品が必要とされています。また、各車載システムで搭載されている通信規格も増加傾向にあり、それぞれの機器から発される複数の無線通信が交錯する状況になりつつあります。このような環境下においては、各通信規格が使用する電気信号の周波数を正しく受信し、IC間の通信エラーを避けるために、搭載機器のIC間で信号送信タイミングを正確に同期させる必要があります。このことから、安定したクロック信号※3を発生させる高精度なタイミングデバイスが求められています。
※2 ADAS(Advanced Driver Assistance System):先進運転支援システム。
※3 クロック信号: 一定間隔で安定した周期の信号のこと。
近年、自動運転レベルの向上にともない、車両に搭載されるシステムの増加や高性能化が進んでいます。これらが安定して動作するように、AD※2/ADAS※3向けICの周辺に必要なコンデンサの容量が増加しています。
その結果、IC周辺に搭載されるコンデンサの員数が増加し、基板内スペースの制約が大きくなっています。
※2 AD: Autonomous Driving(自動運転)
※3 ADAS:Advanced Driver-Assistance Systems(先進運転支援システム)
そこで当社は、独自のパッケージ技術と設計最適化、プロセス最適化により、小型化と高精度対応を両立した車載向け2016サイズの当製品を開発いたしました。3225サイズと比較して約60%の実装スペースを削減したことで、搭載機器自体の小型化や高機能化に貢献します。また、当製品は高いはんだクラック耐性を実現しており、車載用途で多くのお客様からの採用実績があります。
今後も、高性能、高信頼な水晶振動子の適用範囲を広げ、お客様の安心・安全の実現に貢献していきます。
製品の特長 |
1.小型2016サイズ
2.高精度
3.動作温度105°C保証
4.高いはんだクラック耐性
5.高信頼性、低故障率(パーティクルレス)
6.安定供給
7.鉛フリー
製品サイト |
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ムラタについて |
村田製作所はセラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行っている世界的な総合電子部品メーカーです。独自に開発、蓄積している材料開発、プロセス開発、商品設計、生産技術、それらをサポートするソフトウェアや分析・評価などの技術基盤で独創的な製品を創出し、エレクトロニクス社会の発展に貢献していきます。
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