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2024.11.29

DiagRA D販売開始:OBD、UDS、KWP2000対応で車両のコンプライアンス検査を円滑に、OBDII、EOBD、J1939、WWH-OBDなど広範な規格に対応【ポジティブワン】

2024年10月7日

  

  

DiagRA D販売開始:OBD、UDS、KWP2000対応で車両のコンプライアンス検査を円滑に、
OBDII、EOBD、J1939、WWH-OBDなど広範な規格に対応

  

  

2024年10月7日、ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区:ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州にあるRA Consulting GmbH本社の日本総代理店)は、DiagRA Dの販売を開始いたします。

  

DiagRA Dは、車両のコントロールユニットから診断データを収集し、開発サイクル全体を支援する高度な診断ソフトウェアです。自動車業界で広く使用され、OEM特化のワークショップ診断、OBD全規格対応スキャンツール、開発者向けの拡張機能を備えており、ISOやSAEの国際的な診断規格にも対応しています。これにより、各種コントロールユニットの複雑な診断を一つのソフトウェアで効率的に実行でき、車両開発の重要な要素である品質・安全性・コンプライアンスを保証します。

  

  

  

◆DiagRA Dの機能概要

  

・ DiagRA Dは、長年の診断経験と最先端の技術を集約した、包括的な診断ソフトウェアパッケージです。このソフトウェアは、コントロールユニットの信頼性の高いデータ収集を実現し、精度の高い診断結果を提供します。以下は、DiagRA(R) Dの主要な特徴です。

  

・ OEM特化のワークショップ診断
DiagRA Dは、多くのOEMとTier 1サプライヤーによって採用され、開発サイクルの全段階で使用される信頼性の高い診断ツールです。特定の車両メーカーの要求に応じたワークショップ診断を提供し、複雑な車両構造にも対応するために最適化されています。

  

・ OBD全規格対応スキャンツール
世界中で要求されるOBD規格に対応するスキャンツールを備え、OBDII、EOBD、J1939 Heavy Duty OBD、およびWWH-OBDなど幅広い規格に対応。これにより、車両のコンプライアンス要件に合わせた検査や診断がスムーズに行えます。

  

・ 開発者向けの拡張機能
開発者向けの高度な診断機能も搭載し、特殊なコントロールユニットに対応可能。ISO 14229(UDS)やISO 27145(WWH-OBD)などの国際規格に基づいた高品質の診断データ収集を可能にし、開発過程での品質管理をサポートします。

  

・ リモート操作と自動テスト
DiagRA Dは、WebサービスおよびASAP3インターフェースを通じたリモート制御機能も備えており、リモートからの自動テストが可能です。これにより、効率的な開発プロセスが実現し、作業効率が大幅に向上します。

  

・ 多様なインターフェース対応
CAN、CAN FD、K-Line、Ethernet、FlexRayなど、主要な物理接続方法に対応しており、車両開発における様々なニーズに応えます。DiagRA(R) Dは、SAE J2534、RP1210、D-PDU-APIなどのプロトコルをサポートしており、異なるシステム環境にも柔軟に対応可能です。

  

  

  

◆DiagRA Dの主なメリット
DiagRA Dは、国際的な規格と顧客ニーズに応じた高度な機能を提供することで、自動車業界での効率的な開発と検証作業を支援します。

  

・ 継続的なアップデート
DiagRA(R) Dは、最新の診断規格に対応するよう定期的にアップデートされており、常に最新のソフトウェアで作業を行うことができます。

  

・ フラッシュプログラミング機能
オプションのフラッシュプラグインを使用することで、コントロールユニット(ECU)のリプログラミングが可能。CAN、CAN FD、FlexRay、DoIP、K-Lineなどの物理接続に対応し、多様な車両診断ニーズを満たします。

  

・ スナップショット作成とデータエクスポート
診断データをTXT、XML、PDF形式でスナップショットとして保存でき、詳細な解析や報告書作成に活用できます。データはExcelやCSV形式でエクスポートが可能で、詳細な比較分析が容易に行えます。

  

・ ドライバーガイダンス機能
標準的な運転曲線(FTP75、NEFZ、WLTCなど)に従ったガイダンス機能を備えており、さまざまな運転条件下でのデータ取得が可能です。

  

・ MDF 4.xおよびCSV形式のデータ記録
データの高精度な記録が可能で、DiagRA(R) X Viewer Proを使用することで、MDF形式のデータの詳細な解析ができます。

  

  

◆DiagRA(R) Dのユニークな機能
DiagRA Dは、ODXデータのインポート機能を備えており、診断データを簡単に取り込み、設定を自動化できます。これにより、手動での設定を最小限に抑え、迅速な初期設定が可能です。また、ISO 13209に準拠したOTXシーケンスの実行機能を提供しており、emotiveのOpen Test Frameworkと連携して、柔軟なテスト環境の構築をサポートします。

  

さらに、DiagRA(R) DはXML形式のスナップショット記録をHTMLやPDFに変換する機能も持ち、視覚的なデータの確認や報告書作成を簡単に行えます。リモート操作や自動テスト機能により、効率的なデータ取得と検証が可能です。

  

◆多様な用途に応じた診断ソリューション
DiagRA Dは、OEM特化のワークショップ診断機能から拡張可能な開発者向け機能まで、多様なニーズに応じたソリューションを提供します。車両の品質向上や開発期間の短縮に寄与し、各コントロールユニットの高精度な診断を可能にします。DiagRA Dは、車両診断ソフトウェアとしての25年以上の経験を集約し、現代の複雑な車両設計において欠かせないツールとなっています。

  

【RA Consulting GmbHについて】RA Consulting GmbHは、1992年にドイツで設立された、車両診断、テスト、計測技術に特化した企業です。本社はドイツ南西部のフォルムスバッハに位置し、自動車産業を支える高品質なソフトウェアとサービスを提供しています。RA Consulting GmbHは、ISO 9001:2015認証を取得しており、高い品質基準を維持しながら、国際的なOEMやTier 1サプライヤーと密接に連携し、革新的な診断ソリューションを開発しています。

  

RA Consultingのソリューションは、車両の全開発サイクルを通じて利用可能で、コントロールユニットの診断、データ収集、解析において重要な役割を果たしています。長年にわたり培った経験と技術をもとに、車両の安全性、信頼性、効率性を向上させる製品とサービスを提供しており、特にDiagRA(R) Dのような診断ソフトウェアは、多くの企業で採用されています。

  

RA Consultingは、自動車業界の未来を見据え、継続的な技術革新と製品改善に注力しており、世界中のパートナーと共に持続的な成長を目指しています。

  

  

【ポジティブワン株式会社について】

  

社名: ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)

  

東京本社: 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F
関西本社: 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6 神戸国際会館 22F

  

URL: https://www.positive-one.com

  

ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションを提供します。海外の有力な技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるOEMハードウェアやISO準拠のツールを提供し、システムコンサルティングからハードウェア、ソフトウェアのシステム受託開発まで、幅広くサポートしています。

  

【本件に関するお問い合わせ先】

  

ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com
TEL:03-3256-3933
FAX:03-4360-5301

  

  

  

  

  

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