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2025.07.16

「日産サクラ」の意匠が、令和7年度全国発明表彰において発明賞を受賞

2025年7月2日

  

  

「日産サクラ」の意匠が、令和7年度全国発明表彰において発明賞を受賞

  

  

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、公益社団法人発明協会が主催する「令和7年度全国発明表彰」において、「日産サクラ」の意匠(意匠登録第1657341号)が発明賞を受賞したと発表しました。

日本の生活スタイルに合わせて開発された軽自動車のEV「サクラ」は、“先進性と日本の美意識を兼ね備えた意匠”を具現化しています。発売以来国内EV販売台数において3年連続で1位を獲得しており、国内のEV普及、ひいては持続可能な社会の実現に貢献しています。

「サクラ」の意匠は、日本に根付く伝統文化や、日常生活において品を重視し過度な主張を控える美意識を表現すべく、厳選された要素で構成されています。フロントデザインにはボディとスムーズに一体化したシールド、およびLEDランプを設置する等の創意工夫により、EVならではの先進性を表現しています。さらに、伝統的な意匠から着想を得たデザイン要素を随所に取り入れることにより、日本の様々なシーンにおいて背景とお互いを引き立て合いながら調和し、景観美の創出に貢献する意匠を実現しました。

  

  

本表彰を受賞した日産自動車グローバルデザイン部 デザインマネージャーの渡邉 和彦は、受賞にあたり以下の通りコメントを述べました。「サクラが日本の美意識に通じる存在として共感を得て多くのお客さまに選ばれ、社会への貢献が認められ本表彰の受賞に至ったことをとてもうれしく思います。文化的な貢献としての高い意匠性がEVの普及を加速させ、持続可能な社会の実現にも貢献することが出来るのだとしたら、これ以上の喜びはありません。」

本発明表彰は、大正8年に創設され、科学技術の向上と産業の発展を促進することを目的としています。これまで、数多くの優秀な研究者や科学者の貢献を顕彰し、今日の科学技術の進展に寄与してきました。この表彰は、特に優れた成果を上げた発明、考案、または意匠や、今後の発展が期待される発明等を評価し、表彰します。

日産自動車は、過去にも2012年に「日産リーフ」の意匠(意匠登録第1389080号)で発明協会会長賞を受賞するなど数々の新技術で賞を受賞しています。当社は「人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける」というコーポレートパーパスに基づき、革新的な商品や新技術を通して、持続可能な社会の実現を目指しています。

  

  

  

以上

  

  

  

  

  

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