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2025.07.02
新型「パトロール NISMO」を世界初公開【日産自動車】
2025年6月25日
新型「パトロール NISMO」を世界初公開
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・「パトロールNISMO」は、パトロール史上最も高出力となる495HPを実現
・中東市場のお客さま向けに開発されたデザインとパフォーマンス
・7月より中東地域で販売開始予定
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:イヴァン エスピノーサ)は、中東地域のお客さまのニーズに応えることを目的に開発された新型「パトロールNISMO」を公開しました。
「NISMO」は日産のモータースポーツ活動から生まれたハイパフォーマンスブランドであり、レースシーンで培った経験と技術を注ぎ込んだNISMOロードカーシリーズを世に送り出しています。新型「パトロールNISMO」は、高性能モデル開発を得意とするチームが、SUVの力強さとサーキット由来の高い技術を組み合わせて開発したパトロールです。 専用にチューニングされたV6ツインターボエンジンや、一目でNISMOと分かる、優れた空力性能を持つエクステリアに加え、専用サスペンションや専用エキゾーストを採用し、NISMOならではの高いパフォーマンスを発揮します。
パワフルさを強化
新型「パトロールNISMO」に搭載されたVR35DDTTエンジンは、NISMO専用チューニングにより最高出力495HP、最大トルク700Nmを発生します。日産のいわき工場で生産されるこのエンジンには、NISMO専用の赤いエンジンカバーとスペシャルメタルプレートが装着されています。エンジンの高出力化に合わせてチュ―ニングされた9速ATとパドルシフトにより、直線でも山岳路でもダイレクトな走行感覚を提供します。
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新設計のフロントバンパーはブレーキの冷却性性能を高めるデザインとし、ブレーキディスクの温度を6%低下させることで高負荷走行時にも安定した制動を確保します。またリアの空力ディフューザーは迫力だけでなく空力性能を高めるデザインとし、高速走行時の安定性とハンドリングを向上させます。
フロントフェイスは、縦と横のラインによって構築されたVモーショングリルと立体的なハニカムメッシュを採用し、ラジエーターへの空気流入を最適化します。フロントバンパー左右に設けられたエアカーテンと、カナード形状のフロントスポイラーによって風の流れをコントロールすることで空気抵抗の低減とともにダウンフォース効果を生み出します。
リアにおいては、延長されたリアスポイラーと、エッジが重なって見えるレイヤード・ディフューザー形状のリアバンパーによって、車両後方の風の流れを整流し空気抵抗を低減しています。更にバンパーの両端にエアスプリッターを配することでボディサイドからの風の流れを理想的に剥離させます。これらのNISMOを表現する赤いアクセントと機能性を両立したエクステリアパーツが「パトロールNISMO」の強い存在感を強調します。
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インテリアは、ダッシュボード、シート、ステアリング、ドアパネルをブラック基調としながら、精巧な金属調のフィニッシャーと高級感を感じるスエード調の表皮を採用しています。また、赤いシートベルトやスタータースイッチやカーボン調加飾を随所に配置することで、高性能モデルならではの雰囲気を演出しています。ヘッドレスト部分にNISMOロゴが刺繍されたスポーツシートは、本革と赤いスエード調素材の表皮を組み合わせるとともに、電動ボルスター調整機能を採用することで、体の滑りを抑えながらしっかりと身体をホールドします。
新型「パトロールNISMO」は、ホワイトパール、グレーメタリック、ブルーメタリック、ブラックパール、およびNISMO専用のNISMOステルスグレーの5色用意し、モノトーンとツートーンを組み合わせると6つのバリエーションからお選びいただけます。
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高められたドライビング性能
新型「パトロールNISMO」は、NISMOの持つモータースポーツの知見を余すところなく反映して開発されました。NISMOによってチューニングされた電子制御ダンパーは、リアルタイムに減衰力を自動調整します。制御の応答性を向上させたことで、鋭いコーナリング性能と砂漠地帯などの高速クルージング時の安定性を両立しています。
サスペンションの変更に合わせて電子制御パワーステアリングもチューニングされています。都市部などの低速時において取り回し性を重視して操舵力を軽くし、高速走行時には路面状況を的確に把握でき、安定感を感じる操舵力に調整します。
新型「パトロールNISMO」には高出力化されたエンジンに合わせて、深みと迫力感じるサウンドを奏でる専用のエキゾーストシステムを採用しました。エンジンサウンドの音質を高める、室内のアクティブサウンドエンハンスメント(ASE)システムと組み合わせることで、ドライバーは「パトロール NISMO」をドライブしている高揚感を感じることができます。
ホイールにはRAYS社と共同開発された22インチ鍛造アルミホイールを採用しました。9スポークデザインのこのホイールは、リム幅をワイド化しながら、軽量化と高い剛性を両立しています。ホイールの大きな開口部はデザイン性だけでなく、ブレーキの冷却効果を向上させる機能性も有しています。グロスブラックと切削加工が施されたホイールは、NISMOのロゴと相まって上質感と機能性の両方を感じるデザインとなっています。また高性能タイヤを組み合わせることで、より高い次元の高速安定性とコーナリング性能を両立しました。
それ以外にも、スポーティ感を演出するアルミ製のアクセルペダルとブレーキペダルなどを採用し、NISMOモデルを所有する喜びを提供します。
現在、中東市場ではブランドを代表する「パトロール」、よりタフさを強調した「パトロールPRO-4X」が販売されています。そして今回モータースポーツ由来の「パトロールNISMO」が追加することで、より幅広い選択肢を提供します。
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パトロールNISMO主要諸元(中東仕様)
パトロール NISMO | パトロール | ||
寸法 | 全長(mm) | 5,295 (+90) | 5,205 |
全幅(mm) | 2,070 (+40) | 2,030 | |
全高(mm) | 1,945 | 1,945 | |
ホイールベース(mm) | 3,075 | 3,075 | |
フロントオーバーハング(mm) | 1,020 (+30) | 990 | |
リアオーバーハング(mm) | 1,200 (+60) | 1,140 | |
トレッド(前)(mm) | 1,730 | 1,730 | |
トレッド(後)(mm) | 1,730 | 1,730 | |
アプローチ角/ランプ角/デパーチャー角[°] | 23/26/25.5 | 27.5/27/27 | |
最低地上高(mm) | 195 | 244 | |
タイヤ/ホイールサイズ | 275/50R22 | 275/50R22 | |
重量 | 車量重量(kg) | 2,817 | 2,813 |
乗車定員 | 定員(人) | 8 | 8 |
エンジン | 排気量(cc) | 3,492 (ツインターボ) | 3,492 (ツインターボ) |
最高出力(HP @rpm) | 495 @5600 | 425 @5600 | |
最大トルク(Nm @rpm) | 700 @3600 | 700 @3600 |
以上
(音声・字幕:現地語・英語のみ)
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