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2025.06.13
軽量化ミキサ車(従来車比:約140kg減)を開発【カヤバ】
2025年5月16日
軽量化ミキサ車(従来車比:約140kg減)を開発
カヤバは高張力鋼板を採用したドラムと一部材料を鉄からアルミ材へ変更することによって、軽量化(大型車:MR44で約140kg減)を実現したミキサ車を開発しました。
近年の新型シャシは安全性の向上に合わせて重量が増しており、生コンの積載量を減らして運搬することが課題となっておりますが軽量化の実現により、この課題に対応しました。また、お客様からの安全性や機能性に対するご要望にお応えするためにドラムの材料強度を上げて耐久性向上(耐はつり性、耐摩耗性、耐腐食性)、上段ステップの大型化やフロントステップを開閉式にして安全性向上・給脂性向上を実現しました。
開発した軽量化ミキサ車は2026年1月の生産から量産開始を予定しています。
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~特徴~
・架装部の軽量化
ドラムの材料強度を上げ、薄肉化を実現。さらにアルミ材の採用により、全体で約 140kg の軽量化を実現しました。(図1)
・安全性向上
上段ステップの大型化、手すりを変更し、転落防止や昇降性を向上しました。(図2)
・給脂性改善
フロントステップを開閉式に変更し、ドライブシャフトへの給脂性を大幅に改善しました。
又、シュート支持部にグリスニップルを追加し、ピンの摩耗やさびなどの低減を図りました。
・メンテナンスシール設定
長くお使いいただくため、油圧作動油や減速機潤滑油の交換時期を記入できるシールを
設定しました。
【本件に関するお問合せ先】 広報 IR 室 TEL:03-3435-3552
以上
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