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2025.04.25

「eCanter」ユーザー向け 充電器メンテナンスサービスを開始【三菱ふそうトラック・バス】

2025年4月9日

  

  

「eCanter」ユーザー向け
充電器メンテナンスサービスを開始

  

  

・「FUSO グリーンリース®」を通じて提供。ミライト・ワンがメンテナンス作業を実施

・法人専用サービスとして、「eCanter」運用環境のさらなる改善に貢献

・EV に不可欠な充電器の導入からメンテナンスまでを FUSO 経由でワンストップ化、EV シフトをより容易に

  

  

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・ デッペン、以下 MFTBC)は、MFTBC の電気小型トラック「eCanter」のユーザー向けの充電器メ ンテナンスサービス(以下「本サービス」)を、2025年4月より開始します。本サービスは、 「FUSO グリーンリース®」による「eCanter」の新規導入を対象に、全国の三菱ふそう販売店か ら申し込みが可能です。*

* 「FUSO グリーンリース」は、三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。
* すでに運用いただいている「eCanter」の中途加入はできません。

  

本サービスは、ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア株式会社(本社:東京都 港区、代表取締役社長:ハンス=ゲオルク・フォン・グンペンベーアグ)による「eCanter」専用の リース商品「FUSO グリーンリース®」の付帯サービスとして提供する、法人ユーザー専用の サービスです。株式会社ミライト・ワン(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中山俊樹、以 下「ミライト・ワン」)が、4千基を超える豊富な EV 充電器施工実績による知見を活かし、高品質 なメンテナンス作業を提供します。

  


※画像はイメージです

  

MFTBC は商用車メーカーとして、「eCanter」のユーザーに対し、実用的なサービス内容・料金 設定の本サービスの提供により、「eCanter」の使用環境のさらなる改善に努めます。また、 MFTBC が2022年より提供している「充電器・充電器設置サービス」と本サービスの組み合わ せにより、お客様は充電器の導入からメンテナンスまでを FUSO を通じてワンストップで利用 できるようになります。

EV トラック向け充電器は、お客様の多くが自事業所に導入する、EV トラックの導入・運用の上 で重要な設備です。商用車の脱炭素化の緩やかな進展に伴い、EV トラックの充電器機種が 増えている一方、充電器のメンテナンスサービスは開発途上です。EV トラック向け充電器は 法人ユーザーの使用が前提となるため、充電器の使用者、使用の頻度や状況などが、パブ リックユースを前提とする公共充電器などと比べて想定しやすい傾向にあります。

本サービスは、一般的な充電器メンテナンスにおける充電器の損傷のリスク、問い合わせ対 応の頻度などのコスト設定において考慮すべき要素を最小限に抑え、実用的なサービス内 容および料金を設定しました。故障対応は状況に応じた料金請求のため、お客様はリスクに 対して余分な料金を支払うことなく、充電器の実際の使用状況に応じた、最適な料金負担で 済みます。

また、普通・急速充電器ともに、故障時は原因特定から修理までをミライト・ワンが行うため、 ユーザー側の作業が不要です。保守費用が安価な普通充電器では、故障時の原因特定を サービス内容に盛り込んだことで、サービスの普及と実用的な活用を目指します。

国内の EV 向け充電器をめぐっては、経済産業省が2030年までに30万口の充電設備を設置 する目標を掲げています。今後、EV 向け充電設備の設置件数増加に伴い、充電器の保守点 検ニーズが飛躍的に高まることが見込まれます。

本サービスは、MFTBC がお客様の EV トラックの導入・運用をサポートする包括的サービスプ ログラム「FUSO e モビリティソリューションズ」の一環です。MFTBC は今後も、2050年カーボン ニュートラルの達成に寄与する製品・サービスの開発に努めてまいります。

  


  

「FUSO グリーンリース」のロゴ

  

三菱ふそうトラック・バス株式会社について

三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。ダイムラート ラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有しています。90年以上の歴史を持つ FUSO ブランドのトラックやバス、産業用エンジンを世界約170の市場向けに開発・製造・販売していま す。日本初の量産型電気小型トラック「eCanter」による電動化や、運転自動化では大型トラック「スー パーグレート」に国内商用車初の SAE レベル2相当の高度運転支援技術を実装するなど、先進技術の 開発に積極的に取り組んでいます。

  

ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア株式会社について

ダイムラー・トラック・ファイナンシャルサービス・アジア株式会社(DTFSA)は、2021年6月に設立され、同 年12月にメルセデス・ベンツ・ファイナンス株式会社(MBF 社)から商用車向け金融事業を引き継ぎ、 FUSO 車両を導入されるお客様に対して金融サービスを提供しています。MBF 社は旧ダイムラー社の グループ会社として、2005年から FUSO 車両のお客様に対して金融サービスを展開しており、お客様 と長きにわたり関係と信頼を築き上げてきました。DTFSA 社への事業移管により商用車専業となったこ とで、デジタル化や SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが進む中、より革新的な金融商品とモビ リティサービスの提供が可能になりました。DTFSA の最新製品である「FUSO グリーンリース」は、 MFTBC およびパートナー各社と共同で、自動車業界にとって最大の課題である電動化へのニーズの 高まりに対応する、シームレスなサービスをご提供します。当社が目指すのは、お客様のサステナブル な輸送への転換という一生に一度の挑戦をサポートすることで、次の世代により良い明日をつないで いくことです。

  

電気小型トラック「eCanter」について

「eCanter」は、MFTBC が2017年に発売した日本初の量産型電気小型トラック(バッテリーEV トラック)で す。温室効果ガスを排出せず、CO2削減という社会課題の解決に貢献しつつ、静穏かつ低振動という EV トラックの特性により、都市内輸送・深夜早朝の輸送をより快適・低負荷で行えます。2023年3月に フルモデルチェンジして発売した新型モデルは、シャシラインアップや架装バリエーションの拡大、ニー ズに合わせた航続距離の展開によって、さらに多様なニーズへの対応が可能です。日本のほか欧州 31市場やオセアニア地域に加え、インドネシアや台湾といったアジア地域および中東・南米など、海外 市場への新たな展開も進めています。

  

「FUSO e モビリティソリューションズ」について

「FUSO e モビリティソリューションズ」は、MFTBC の EV トラックの導入と運用を包括的にサポートする サービス群です。車両はもちろん、車両の運用や充電方法のコンサルティング、またお客様のビジネス 全般におけるカーボンニュートラル化を推進する支援サービスなど、EV トラックを導入・運用する上で 必要なモノ・コトを網羅し、お客様のビジネス含めたカーボンニュートラル化を支援します。

  

  

  

  

  

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