Topics トピックス/リリース

2025.04.23

取得したデータを10GbE Ethernet経由でデータレコーダーに転送し、ADAS(先進運転支援システム)およびAD(自動運転)分野向けの最新測定データブリッジ「MDILink」シリーズ販売開始【ポジティブワン】

2025年2月12日

  

  

取得したデータを10GbE Ethernet経由でデータレコーダーに転送し、
ADAS(先進運転支援システム)およびAD(自動運転)分野向けの
最新測定データブリッジ「MDILink」シリーズ販売開始

  

  

2025年2月12日 - 東京都渋谷区、ポジティブワン株式会社(ドイツ・デッゲンドルフに本社があるb-plus社日本総代理店)は、ADAS(先進運転支援システム)およびAD(自動運転)分野向けの最新測定データインターフェース「MDILink」シリーズの提案および販売をいたします。MDILinkは、各種センサーデータを効率的にデカップリングし、測定プラットフォームでの解析を容易にするSerDesデータコンバーターです。GMSL、FPD-Link、CSI-2といった標準インターフェースをサポートし、ASAM CMP(Capture Module Protocol)を統合することで、異なるソースの測定データを標準化し、容易にテスト環境に統合できるようになりました。

  

◆高信頼性のデータ取得

・センサーからの生データを忠実に取得し、同期されたクロックに基づいた正確なタイムスタンプを付与

・取得したデータを10GbE Ethernet経由でデータレコーダーに転送し、高速・高精度な解析を実現

・測定プラットフォームとの統合を考慮した設計により、ADAS/AD開発プロセスの効率化を支援

  

◆多様なセンサーシステムに対応

・GMSL、FPD-Link、CSI-2といった主要インターフェースを標準搭載

・カメラ、レーダー、LiDARなど、異なるセンサー技術のデータ統合が可能

・モジュラーコンセプトを採用し、特定のインターフェースやデータフォーマットに合わせたカスタマイ

  

◆2-in-1機能搭載

・TAPモードによる生データストリームの透過的デカップリング

・10GbE Ethernet変換機能により、取得データの即時転送を可能

・データ圧縮・変換・暗号化機能も搭載可能で、用途に応じた柔軟なカスタマイズが可能

  

  

◆MDILink QX035 GMSL2 TAPの特長

・高信頼性のデータ取得とリアルタイム転送

・最大4.28 Gbit/sのデータ転送速度で各カメラの高解像度データをロスレス取得

・2x 10GbE Ethernet出力で大容量データを高速転送

・IEEE 1588 PTPおよびgPTPによる正確なタイム同期

・フル透過型TAPモード搭載により、データ解析時の完全なデカップリングを実現

・I2Cバックチャネル通信とログ記録機能

  

◆柔軟な設計と高度なカスタマイズ性

・FPGA SoCアーキテクチャを採用し、高速処理と拡張性を両立

・モジュール設計により、インターフェースのカスタマイズやデータフォーマット変換が可能

・ウェブインターフェースによる設定変更で、簡単なシステム構成が可能

・データ生成機能内蔵により、シミュレーション環境でのテストを容易

・GPIOフォワーディング機能を搭載し、ECUとの統合を強化

  

◆堅牢な設計と広範な環境対応

・動作温度範囲:-25°C~+70°C(非動作時:-40°C~+85°C)

・最大90%の相対湿度(結露なし)に対応

・堅牢なアルミニウムハウジング(159.7 mm × 140 mm × 38 mm)

・CE、RoHS、REACH認証取得済み

  

◆MDILink QX035 GMSL2 TAP導入のメリット

・ADAS/AD開発のための高精度データ収集を実現

・異なるシステム間のデータ互換性を確保し、テスト環境に統合しやすい設計

・柔軟なカスタマイズが可能で、用途に応じた最適なデータ変換を提供

・高耐久設計により、過酷な環境下でも安定した動作を保証

  

◆見積依頼

(1)本体:MDILink QX035 TAP(同軸版)
型番: POC-B21671-MDI-001-0003
説明: Measurement Data Interface(LVDS、SerDes)2x GMSL2 TAP coaxial Link to 2x 10GbE、電源・Ethernetケーブル含む
(1)MDILink QX035 TAP(シールドツイストペア版)
型番: POC-B21671-MDI-001-0007
説明: Measurement Data Interface(LVDS、SerDes)2x GMSL2 TAP shielded twisted pair Link to 2x 10GbE、電源・Ethernetケーブル含む

  

  

◆MDILink QX035 GMSL2 4EPの特長

・高信頼性のデータ取得とリアルタイム転送

・4チャンネルGMSL2入力(MAX9295Aデシリアライザー搭載)

・IEEE 1588 PTPおよびgPTPによる正確なタイム同期

・2x 10GbE Ethernet出力(M12コネクター)で大容量データを高速転送

・I2Cバックチャネル通信とログ記録機能

・MIPI CSI2内部接続での4チャンネルデータ処理対応

  

◆柔軟な設計と高度なカスタマイズ性

・FPGA SoCアーキテクチャを採用し、高速処理と拡張性を両立。

・モジュール設計により、インターフェースのカスタマイズやデータフォーマット変換が可能

・ウェブインターフェースによる設定変更で、簡単なシステム構成が可能

・高帯域幅データスループットに最適化され、大規模データ解析に適応

  

◆堅牢な設計と広範な環境対応

・動作温度範囲:-25°C~+70°C(非動作時:-40°C~+85°C)

・最大90%の相対湿度(結露なし)に対応

・堅牢なアルミニウムハウジング(159.7 mm × 140 mm × 38 mm)

・CE、RoHS、REACH認証取得済み

  

◆MDILink QX035 GMSL2 4EP導入のメリット

・ADAS/AD開発のための高精度データ収集を実現

・異なるシステム間のデータ互換性を確保し、テスト環境に統合しやすい設計

・柔軟なカスタマイズが可能で、用途に応じた最適なデータ変換を提供

・高耐久設計により、過酷な環境下でも安定した動作を保証

  

◆見積依頼
(1)製品名: MDILink QX035
型番: POC-B21671-MDI-001-0006
説明: Measurement Data Interface(LVDS、SerDes)4x GMSL2 to 2x 10GbE、電源・Ethernetケーブル含む
(2)アクセサリー1
名称: ネットワークケーブル M12
型番: POC-2001931
説明: M12-X 8ピンオスプラグからRJ45(2m)
(2)アクセサリー2
名称: 電源ケーブル
型番: POC-2001932

  

◆MDILink QX035 GMSL2 TAPとMDILink QX035 GMSL2 4EPの違いと特長

MDILink QX035 GMSL2 TAP(透過型TAPモード対応)

・主な用途: テスト環境において、センサーデータの完全な透過型デカップリングを実現し、ECUや他のシステムへの影響を排除

・インターフェース: 2x GMSL2 RX(MAX9295A)、2x GMSL2 TX(MAX9296A)

・TAPモード: フル透過型TAPモード搭載により、ロスレスでデータを取得

・転送速度: 各カメラ最大4.28 Gbit/sのデータ処理が可能

・通信: IEEE 1588 PTPおよびgPTPによる正確なタイム同期

・接続: Coaxial(Fakra)およびShielded Twisted Pair(H-MTD)バージョンが利用可能

・機能: データ生成機能内蔵、GPIOフォワーディング対応。

  

MDILink QX035 GMSL2 4EP(高チャンネル入力対応)

主な用途: 多数のセンサーからのデータを一括取得し、解析やAI処理のためのデータストレージに適用

・インターフェース: 4x GMSL2 RX(MAX9295A)

・出力: 2x 10GbE Ethernetダウンストリーム(M12コネクタ)

・通信: IEEE 1588 PTPおよびgPTPによる正確なタイム同期

・機能: I2Cバックチャネル通信とログ記録機能搭載

・設計: FPGA SoCアーキテクチャ採用で、高速処理と拡張性を両立

  

共通仕様と特徴

・FPGA SoCアーキテクチャ採用: 柔軟なデータ処理能力と拡張性を提供

・IEEE 1588 PTP / gPTP対応: 高精度なタイムスタンプを付与し、センサー同期を確保

・堅牢な設計: -25°C~+70°Cの広範な動作温度、IP保護設計

・10GbE Ethernetダウンストリーム: 高速データ転送が可能

・ウェブインターフェース管理: 設定や構成変更が容易

  

  

【b-plus社について】
b-plus社は、1996年の創業以来、ハードウェアおよびソフトウェアの開発において、特に車載システムやモビリティ技術の分野で国際的に評価される技術パートナーとして成長してきました。現在では、モビリティの未来を切り拓く技術革新を牽引する企業として、高性能技術の開発や新しいモビリティへのビジョンを通じて、顧客やビジネスパートナーをサポートしています。

b-plusグループは、自動車ソフトウェア、テストシステム向けの計測技術、モバイルオートメーション分野の3つの主要領域で事業を展開し、新しいモビリティに向けた技術開発、測定技術、モバイルマシンのオートメーションを包括的に推進しています。また、b-plusは、ハードウェアおよびソフトウェアソリューションを提供し、特に自動車産業やオフハイウェイ市場向けに、お客様のニーズに応じた個別のソリューションを提供しています。

b-plusは230名以上の従業員を擁し、ドイツ国内(デッゲンドルフ、レーゲンスブルク、チャム)に拠点を構え、革新的な製品開発と顧客支援を行っています。その取り組みは、2019年にバイエルン州経済・地域開発・エネルギー省から「Bavaria's Best 50」の一つとして表彰されるなど、技術革新と成長の両面で高く評価されています。

  

【ポジティブワン株式会社について】

社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F

公式サイト:https://www.positive-one.com
SoM製品関係:https://www.chinchillasmart.com

  

ポジティブワン株式会社は、「サービスモデル」のための「ものづくり(IoT端末側から)」の仕様設計から開発製造に至るまでのワンスポットソリューションを提供いたします。

今までの半導体関連を取り巻くエンベデッドのプレイヤは、自社開発をしたコア製品を販売することにフォーカスをしているため、サービスモデルや仕様にあった製品を提案することは難しかったです。ポジティブワンは、海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できる商社機能、自社のハードウエアからソフトウエアの開発製造、そして、テストから認証サービスのための第三者試験機関との提携と支援サービスにより、多様にあったサービスに対応できます。企画段階での仕様作成、技術的な問題定義や解決、最先端技術の導入に選ばれます。それは、IoT端末以外、自動車、医療、産業機器などの安全性や信頼性を求められる分野での経験や実績を積んでいます。

  

【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com

  

  

  

  

  

ポジティブワン株式会社 ホームページはこちら

  

一覧に戻る