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2025.03.14
マツダ、「Self-empowerment Driving Vehicle」を 「MAZDA CX-30」にも展開
2025年3月6日
マツダ、「Self-empowerment Driving Vehicle」を
「MAZDA CX-30」にも展開
-手動運転とペダルによる運転を選択できる、自由な移動をサポートする新たな選択肢の拡大-
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、手動運転装置付きの「Self-empowerment Driving Vehicle(セルフ エンパワーメント ドライビング ビークル)」に「MAZDA CX-30」(マツダ シーエックスサーティ)を新たに設定*1します。また、「MAZDA MX-30 Self-empowerment Driving Vehicle」*1(マツダ エムエックスサーティ セルフ エンパワーメント ドライビング ビークル)を商品改良します。いずれも予約受注を本日より開始し、発売は2025年4月以降を予定しています。
![]() 「MAZDA CX-30 Self-empowerment Driving Vehicle」 |
![]() 「MAZDA CX-30 Self-empowerment Driving Vehicle」 |
SeDV(エス・イー・ディー・ヴィ。Self-empowerment Driving Vehicleの略称)は、お客さまが自分の意志で移動し、行動することをサポートする選択肢の一つとしてご提案する、手動運転装置を搭載したモデルです。手で直感的に加減速を行う「リング式アクセル」と「レバーブレーキ」を採用し、意のままに操れる手動運転を実現。また、手動運転操作と通常のペダルによる運転操作の選択が簡単に行え、ご友人やご家族と運転を交代するなど、運転システムを切り替えてのドライブもお楽しみいただけます。
開発においては、プロジェクトメンバーが、福祉施設などの訪問活動をつうじて、直接お客さまのお声をお聞きしながら進めてまいりました。「より多くのモデルにも展開いただきたい」とのお客さまの声をいただき、この度、2022年から販売している「MX-30」に加え、「CX-30」にも新たに設定いたしました。また、車椅子から運転席へのスムーズな乗り降りをサポートする移乗ボードは、標準装備からメーカーオプション設定に変更し、運転席だけではなく、助手席にも取り付けが可能になりました。
マツダは、クルマ本来の魅力である「走る歓び」によって、美しい「地球」と心豊かな「人」・「社会」を実現し、人の心を元気にすることにより、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります。
■「Self-empowerment Driving Vehicle(SeDV)」の商品概要
●運転システム切り換え機能
友だちやご家族と簡単に運転を交代しながらドライブ
・レバーブレーキを押し込み、ブレーキロックをかけた状態でイグニッションをONにすることで、アクセルリングによる手での操作が可能になります。アクセルペダルでの操作はできなくなり、誤って踏み込む危険を軽減できます。
・フットブレーキを踏んでイグニッションをONにすることで、アクセルペダルによる足での操作が可能になります。アクセルリングでの操作はできなくなります*2。
●意のままの走り
意のままに操れる手動運転を実現
・「リング式アクセル(直感コントロール機能付き)」
押し込むと加速するリング式のアクセルを採用しました。アクセルリングの反力に段差を設け、加速する感覚をわかり易くする機能を採用し、細やかな操作と定速を維持しやすくすることの両立を可能としました。両手でステアリングを保持できることでステアリングスイッチの操作もしやすく、また、長時間の運転時には上半身の負担も軽減できます。
・「レバーブレーキ(押し込み式)」
肩を起点に力を発揮しやすい軌道にレバーを配置しました。取り付け場所は、シートスライドへの影響が少ない箇所に取り付けています。チルト&テレスコピックステアリングと合わせて、適切な運転姿勢と視界視認性を確保いただけます。
・「ブレーキサポートボード」
肘をサポートできるボードで、肘を支点に細かな操作のしやすさと安定したブレーキ操作を実現しました。
![]() リング式アクセル(直感コントロール機能付き) |
![]() レバーブレーキとブレーキサポートボード |
●車椅子から運転席へのスムーズな乗り移りをサポート
操作性と安全性を両立した移乗ボード(※メーカーオプション)*3
・乗り移りの際の体や手を支える面積を確保しつつ、足入れのスペースも確保した形状。
・ワンアクションで折りたたみ可能。
・万が一の衝突時にも、サイドエアバッグの展開に影響が少ない配置を実現しました。
・運転席、助手席も設置可能。
■ご商談の流れ
![]() |
■メーカー希望小売価格 (福祉車両のため消費税非課税商品)*4
装備可能機種 | 標準装備 | メーカー希望小売り価格 (取付費込み) |
CX-30 e-SKYACTIV G2.0*1 |
リング式アクセル | 541,200円 |
レバーブレーキ | ||
ブレーキサポートボード | ||
MX-30*1 | リング式アクセル | 545,200円 |
レバーブレーキ | ||
ブレーキサポートボード |
※ 福祉車両を購入する場合や、障がいのある方が運転される場合、国や自治体によってさまざまな減免、助成措置が準備されています。詳しくは各担当窓口までお問合せください。
■「Self-empowerment Driving Vehicle(SeDV)」に関する情報サイト
CX-30 SeDV: https://www.mazda.co.jp/cars/cx-30/grade/sedv/
MX-30 SeDV: https://www.mazda.co.jp/cars/mx-30/grade/sedv/
■CLUB MAZDA:https://www.mazda.co.jp/clubmazda_intro/
CLUB MAZDAは、マツダに興味関心をお寄せいただいている皆様と“もっとつながる”無料会員サービス。新型車の先行情報やイベント情報など、会員限定のコンテンツを配信いたします。
*1 CX-30 SeDVは「e-SKYACTIV G2.0」のみ設定。「SKYACTIV D1.8」は選択不可です。またMX-30 SeDVは「e-SKYACTIV G 2.0」のみ設定。「EV MODEL」、「ROTARY-EV」は設定不可です。
*2 レバーブレーキを押し込み、フットブレーキを踏んだ状態でイグニッションをONにした場合は、アクセルリングによる操作になります。
*3 従来のMX-30 SeDVは移乗ボードが標準装備でしたが、今回の商品改良で、オプション化しました。
*4 「CX-30」、「MX-30」に搭載する、各装備(リング式アクセル、レバーブレーキ、ブレーキサポートボード)は、ワンパッケージで装備・販売するものであり、装備ごとの販売はできません。
お客さまのご要望に合わせて、個別にオプション装備のご案内をさせていただきます。個別装備については、別途、費用がかかります。詳細については、お取り扱い販売店または、オンライン商談の中でお問合せください。
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