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2025.03.04
「モビリティのテストコース」トヨタ・ウーブン・シティ、Phase 1の竣工式を実施
2025年2月22日
「モビリティのテストコース」トヨタ・ウーブン・シティ、Phase 1の竣工式を実施
~進化し続ける「永遠に未完成の街」でコラボレーションを創出~
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今年のCES 2025 プレスカンファレンスでトヨタ自動車会長の豊田章男は、モビリティのテストコースである「ウーブン・シティ」の竣工と2025年秋以降の実証開始を発表しました。2018年にトヨタはモビリティカンパニーへの変革を宣言し、2020年にウーブン・シティの構想を発表して以来、着実に準備を進め、2024年10月にPhase 1の建物が竣工しました。プレスカンファレンスでは、「自分以外の誰かのために」という想いで実証を行うInventors(インベンターズ/発明家)や住民やビジターであるWeavers(ウィーバーズ)に加えて、ウーブン・シティはコラボレーションの場所であることが紹介されました。
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1箇所目は、「掛け算による発明」を創りだす「Kakezan Invention Hub」です。トヨタの強みと自動車産業ではない業界の強みを「掛け算」することで、一社や一人では創り出せない新しい価値やプロダクト、サービスの創出を狙う場所です。
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ウーブン・シティでは、地下も物流の実証の場所として活用されます。地上の「街」には、「歩行者専用の道」「歩行者とパーソナルモビリティが共存する道」「自動運転モビリティ専用の道」があり、4本目が地下にある「物流の道」です。地下に道をつくることで、天候などの環境に左右されずに自動搬送機能などの実証を行うことができます。
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そして、InventorsとWeaversが集まるのが、コートヤードです。Weaversはウーブン・シティにおける価値創造の主役であり、Inventorsが開発するプロダクトやサービスを利用し、そのフィードバックを提供する重要な役割を担います。コートヤードでも、例えばInventorsがプラットフォームとしてのe-Paletteを活用し、実証実験の一環でコーヒーや軽食を提供し、Weaversがフィードバックを提供することを想定しています。 |
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こうした実証の場の竣工に携わった大林組様や日建設計様をはじめとする工事関係者の皆さま、地域の方々、そして自動車産業に携わる皆さまへの感謝を示すために、2025年2月22日、Kakezan Invention HubにてPhase 1竣工式を執り行いました。
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豊田でございます。
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