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新型軽商用車『ミニキャブ トラック』、『ミニキャブ バン』、新型軽乗用車『タウンボックス』を発売【三菱自動車工業】

2014年2月27日

三菱自動車は、新型軽商用車『ミニキャブ トラック』(メーカー希望小売価格 : 784,350~1,171,800円*1)、『ミニキャブ バン』(879,900~1,383,900円*1)、新型軽乗用車『タウンボックス』(1,428,000~1,690,500円*1)を、全国の系列販売会社を通じて2月27日(木)より販売します。
*1・・・消費税率5%での価格です。2014年4月以降の登録(届出)になった場合は消費税率8%が適用されます。

『ミニキャブ トラック』は、クラストップ*2の荷台フロア長と低い荷台床面地上高により、様々な荷物を豊富に積載することができ、積み降ろしがしやすく、作業効率を大幅に高めています。また、クラストップ*2の室内幅によりゆとりある室内空間を実現したほか、足元スペースを広くとったことによる運転のしやすさ、広いドア開口部と低いシート座面による良好な乗降性を実現しています。さらに、最小回転半径3.6mと小回りが利くショートホイールベースで、悪路での走破性、積載時の重量バランスにも優れ、様々な場面での使い勝手を高めています。

『ミニキャブ バン』は、荷室床面長、荷室幅、荷室高を最大限に確保し、低い荷室床面地上高と、広いリヤゲート開口部で、四隅まで無駄なく収納でき、豊富な積載量を誇る荷室空間としました。また、インパネシフトを採用し、前席足元にゆとりのスペースを確保し、運転席と助手席の間の移動を可能にしました。前席・後席ともクラストップ*2の低い乗降ステップ地上高で、優れた乗降性を実現しています。

『タウンボックス』は『ミニキャブ バン』をベースとしたワゴンタイプの軽乗用車で、広々とした室内空間と荷室空間はそのままに、上質で優しい印象を与えるベージュ内装とし、ワゴンとしての快適性を高めながら、乗員数や積載量に応じて多彩なシートアレンジを可能にしています。また、エアロ形状を取り入れ、要所にメッキを配したスタイリッシュで上質なエクステリアとしています。

いずれのモデルも、スズキ㈱からのOEM供給車です。
*2・・・2014年2月現在、自社調べ。



1. 商品概要
(1)『ミニキャブ トラック』
①グレード展開
・  パワーステアリング、エアコン、パワーウインドウ、キーレスエントリー、AM/FMラジオ&CDプレーヤー、フォグランプ、荷台作業灯など充実装備の「G」(2WD/4WD、5MT/3AT)、パワーステアリング、エアコン、AM/FMラジオ(スピーカー内蔵)など基本装備の「M」(2WD/4WD、5MT/3AT)、パワーステアリング、エアコン、4WDハイ/ロ-切替トランスファー、デフロック、荷台作業灯、トリイゲートプロテクターなどを装備した「みのり」(4WD、5MT)を設定しています。

②積載性、収納性
・  クラストップの荷台フロア長(2,030mm)と低い荷台床面地上高(650mm)により、様々な荷物を豊富に積載することができ、積み降ろしがしやすく、作業効率を大幅に高めています。
・  ロープフック付トリイ(ストッパー付)、荷台作業灯(「M」を除く)、荷台ステップ(運転席/助手席側)、大型ゲートハンドル、リヤゲートチェーン(「M」を除く)など、積載性と作業効率を高める装備を充実させています。
・  助手席大型インパネアッパートレイ、インパネトレイ(助手席)、グローブボックス、インパネボックス、大型インパネアンダーポケット(センター)など、室内のインパネ周りを中心に豊富な収納スペースを設定しています。

③走破性、乗降性
・  1,905mmのショートホイールベースを採用し、最小回転半径は小回りしやすい3.6mとしました。また、積載時の前後重量バランスが最適となる設定とし、アプローチアングルを大きく、バンパー地上高を高く設定したことで、悪路で車体底部をこすりにくくするなど走破性を高めています。
・  ショートホイールベース化により、タイヤハウスが前席のシート下にレイアウトされたことによって広い足元スペースを確保。ドア開口高を低く、開口角と足元開口幅を広くとったことで乗降性を高めました。

④走行性能、燃費
・  クラストップの低燃費と力強い動力性能を両立するオールアルミ製DOHC12バルブエンジンを搭載。JC08モード燃料消費率は2WDの5MT車で18.6km/L、4WDの5MT車で18.4km/Lを実現しています。また、平成27年度燃費基準を達成、平成19年排出ガス規制に適合しています。

⑤安全性
・  56km/hオフセット衝突法規に対応した衝撃吸収ボディを採用。左右ドア内部に2本のサイドドアビームを採用し、側面衝突のみならずオフセット衝突による車体変形を抑えます。
・  全車に運転席SRSエアバッグ、3点式ELR付シートベルトを標準装備しました。
・  「G」の4WD車には、助手席SRSエアバッグ、助手席シートベルトプリテンショナー機構、ABSを標準装備しました。

⑥防錆性能
・  ボディ表面積の95%以上に防錆鋼板を使用し、過酷な条件でもサビから車体を守るサビ対策を施しました。


(2)『ミニキャブ バン』
①グレード展開
・  パワーステアリング、エアコン、パワーウインドウ(フロント)、AM/FMラジオ、キーレスエントリーシステム、セキュリティアラームなど充実装備の「G」(2WD/4WD、3AT)、パワーステアリング、エアコン、AM/FMラジオなど基本装備の「M」(2WD/4WD、5MT/3AT)、「G」の充実装備に加え、パワーウインドウ、ABS(EBD*3付)、電動格納式リモコンドアミラー*4など、プライベートユースでも不足のない快適装備の「ブラボー」(2WD/4WD、3AT)、同じくターボエンジンを搭載した「ブラボーターボ」(2WD/4WD、4AT)を設定しています。

*3・・・Electronic Brake-force Distribution
*4・・・「ブラボーターボ」のみ。

②積載性、収納性
・  荷室床面長、荷室幅、荷室高を最大限に確保し、低い荷室床面地上高と、広いリヤゲート開口部で、四隅まで無駄なく収納でき、豊富な積載量を誇る荷室空間としました。
・  インパネボックス、リッド付インパネポケット(運転席)、インパネトレイ(助手席)、グローブボックス、運転席&助手席ドアポケットなど、インパネ周りを中心に豊富な収納スペースを設定して使い勝手を高めています。

③乗降性、操作性
・  AT/MT車とも、ステアリングホイールの近くに配置したインパネシフトを採用し、スムーズな変速操作を可能としたほか、前席フロア中央をフラットにし、足元スペースにゆとりを持たせたことにより、運転席と助手席の間の移動を可能にしました。
・  前席355mm、後席375mm(「ブラボー」、「ブラボーターボ」は385mm)のクラストップの低い乗降ステップ高とし、乗降グリップと大きめのドア開口度により優れた乗降性を実現しています。
・  最小回転半径は4.1mとして小回りしやすく、軽量・高剛性のボディにより優れた操縦安定性と直進安定性を実現。4WD車(「ブラボーターボ」を除く)では、走行中でも2WD/4WDをワンタッチのスイッチ操作で切り替えることを可能にしました。

④走行性能、燃費
・  「M」(2WD/4WD、5MT/3AT)、「G」(2WD/4WD、3AT)、「ブラボー」(2WD/4WD、3AT)には、燃費に優れるオールアルミ製DOHC12バルブエンジンを搭載しました。
・  「M」の2WD 5MT車はJC08モード燃料消費率で15.8km/L、4WD 5MT車では同15.2km/Lを実現しています。
・  「M」、「G」、「ブラボー」の3AT車は、JC08モード燃料消費率で15.4km/Lを実現し、平成27年度燃費基準、平成17年排出ガス基準75%低減レベルを達成、エコカー減税の対象車となっています。
・  「ブラボーターボ」(2WD/4WD、4AT)には、より力強い走りを実現するオールアルミ製DOHC12バルブインタークーラーターボエンジンを搭載しました。2WD車ではJC08モード燃料消費率で14.4km/L、4WD車では13.8km/Lを実現しています。

⑤安全性
・  衝突時の衝撃を吸収するクラッシャブル構造、衝撃を効果的に分散する骨格構造、高強度なキャビン構造からなる衝撃吸収ボディを採用しました。また、運転席&助手席SRSエアバッグ、3点式ELR付シートベルト(フロント/リヤ)を標準装備。「ブラボー」「ブラボーターボ」には、ABS(EBD付)を採用しています。


(3)『タウンボックス』
①グレード展開
・  標準ルーフで快適装備の「G」(2WD/4WD、4AT)、ハイルーフで上級装備の「Gスペシャル」(2WD/4WD、4AT)を設定しました。

②エクステリア
・  フロントエアロバンパー、サイドアンダースポイラー、リヤエアロバンパー、ルーフエンドスポイラーを採用し、スタイリッシュなエアロフォルムとしました。そのうえで、フロントメッキグリル、フロントフードメッキガーニッシュ、フォグランプ、メッキフォグランプベゼル、メッキドアハンドル、アルミホイールなどにより、上質感を与えています。
・  ボディカラーは、「シルキーシルバーメタリック」、「ブルーイッシュブラックパール」、「パールホワイト」(有料色*5)の3色展開としました。

*5・・・21,000円(消費税込)

③インテリア
・  上質で優しい印象を与えるベージュ内装とし、前後シートにはアームレストを備え、後席は前後150mmのスライドとリクライニングを可能とするなど、ワゴンとしての快適性を高めています。
・  また、乗員数や積載量に応じて、乗員4人+荷物、乗員3人+荷物、乗員2人+荷物、フルフラットなど、多彩なシートアレンジを可能にしました。
・  インパネボックス、インパネセンターポケット、リッド付インパネポケット(運転席)、インパネトレイ(助手席)、グローブボックス、センターコンソールトレイ、オーバーヘッドコンソールなど、豊富な収納スペースを設定して使い勝手を高めています。

④快適装備
・  専用リモコンキー、運転席スイッチ、ドアハンドルの3通りの方法で開閉できる便利な電動スライドドア(「Gスペシャル」は後席両側、「G」は後席助手席側のみ)と、力を入れずにドアが閉まるスライドドアイージークローザーを標準装備しました。
・  後席助手席側スライドドアに連動して出現・格納し、乗り降りをスムーズにする電動オートステップを「Gスペシャル」に標準装備しました。
・  フルオートエアコン、リヤヒーター、運転席シートヒーター(4WD車のみ)を採用しました。

⑤走行性能、燃費
・  力強い走りを発揮する軽量・コンパクトなオールアルミ製DOHC12バルブインタークーラーターボエンジンを搭載。JC08モード燃料消費率は「G」(2WD)で14.4km/L、その他では13.8km/Lを実現。全車で平成17年排出ガス規制に適合しています。

⑥安全性
・  衝突時の衝撃を吸収するクラッシャブル構造、衝撃を効果的に分散する骨格構造、高強度なキャビン構造からなる衝撃吸収ボディを採用しました。また、運転席&助手席SRSエアバッグ、3点式ELR付シートベルト(フロント/リヤ)、ABS(EBD付)を標準装備しています。
・  システム作動中にキーレスエントリーキー以外の操作でドアを開けると、ハザードランプとホーン等で警告して盗難被害を防止するセキュリティアラームシステムを採用しました。


2. 販売概要
(1)販売目標台数
『ミニキャブ トラック』『ミニキャブ バン』『タウンボックス』合計 : 1,000台/月

(2)メーカー希望小売価格(リサイクル料金、保険料、消費税を除く税金、登録等に伴う費用は含まれません)

①新型『ミニキャブ トラック』

②新型『ミニキャブ バン』

③新型『タウンボックス』

*1  いずれも消費税率5%での価格です。2014年4月以降の登録(届出)になった場合は消費税率8%が適用されます。





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