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EV(電気自動車)バスの実証運行を開始します【オリエンタルコンサルタンツ】

2014年1月31日

~本格導入を見据えた都心部における運行頻度の高い区間での実証運行~

当社は、既往のコミュニティバスを「EV化する」実証事業を、環境省の「地球温暖化対策技術開発・実証研究事業」により、平成24年度から3箇年の予定で株式会社東芝と共同事業にて実施しております。
2年目となる本年度は、東京都港区で運行するコミュニティバス「ちぃばす」の路線を活用し、EVバス試験走行を行い、超急速充電システムの連続的使用によるデータ蓄積や、交通運用プランの改善及び環境負荷低減効果の評価を進めてまいりました。今般、試験走行の結果が良好であったことから次のステップへ進め、田町駅-新橋駅間を走る「芝ルート」において、来る2月1日から3月14日まで、一般のお客様にもご乗車いただける実証運行(1日6便)を開始することとなりました。
EVバスは、2020年の東京オリンピックの輸送インフラとしてなど今後さらなる導入が見込まれております。当社では、公共交通を主とした低炭素モビリティ事業の拡大、さらにはスマートコミュニティ創造事業拡大に向け、
①低炭素型公共交通の普及を図るためのEV等の技術特性に応じた交通運用プランの構築
②低炭素型公共交通を円滑かつ効果的に運用するための道路などの都市空間設計、インフラ整備
③低炭素型公共交通の社会浸透を図るための法規制等への包括的対応等
などに着眼し、優れた技術を保有する異業種企業等との連携を深めつつ、国内外での交通ソリューション事業、スマートコミュニティ創造事業の拡大を図って参ります。
※環境省が、早期に実用化が必要かつ可能なエネルギー起源二酸化炭素の排出を抑制する技術の開発及び実証研究について、民間企業等からの提案を募集し、外部専門家からなる評価委員会において選定した事業を委託するものです。


【事業概要】

・  事業名称 : EVバス早期普及に向けた長寿命電池による5分間充電運行と電池リユースの実証研究

・  実証主旨 :
①低炭素型公共交通として、コスト面を含め、社会実装が可能なEVバスであることを実証する
②出力不足となった蓄電池をリユースし、定置用蓄電池「スマートバッテリ」の実用性を実証する

・  実施場所 : 港区のコミュニティバス「ちぃばす」の路線を活用

・  実施期間 : 平成24~26年度までの3ヵ年(予定)

・  共同実施者 : ㈱東芝  社会インフラシステム社
(急速充電、長寿命、低温動作等特性に優れる二次電池「SCiB」の応用及び実証)


実証運行開始の『EVバス』





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