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ダカールラリー2014への参戦について【本田技研工業】

2013年12月20日

Hondaは、2014年1月に南米のアルゼンチン、ボリビア、チリを縦断して開催される「ダカールラリー2014(正式名称:ダカールラリー2014・アルゼンチン・ボリビア・チリ)」のモト部門(二輪車)に「TEAM HRC」としてワークス参戦します。
参戦ライダーは、エルダー・ロドリゲス(ポルトガル)、サム・サンダーランド(イギリス)、ハビエル・ピゾリト(アルゼンチン)、ホアン・バレダ(スペイン)、パウロ・ゴンサルヴェス(ポルトガル)の5名。参戦車両は、ダカールラリー2014参戦に向け、新規に開発したラリーレース専用モデルの新型「CRF450 RALLY」です。今年10月にアフリカのモロッコで開催されたダカールラリーの前哨戦と言われている「モロッコラリー2013」および「メルズーガラリー2013」に、TEAM HRCはこの新型CRF450 RALLYのテストを兼ねて参戦し、両大会ともに勝利を収めています。Hondaはラリーレースの一層の普及と拡大のため、参戦を目指すチームや個人に対して、2014年にCRF450 RALLYの量産モデルの市販を予定しています。そのための検証の一環として、ダカールラリー2014に参戦するパブロ・ロドリゲス(アルゼンチン)、ジェアン・アゼヴェド(ブラジル)、ライア・サンツ(スペイン)の3選手に対して、CRF450 RALLYの先行量産モデルの貸与と、現場でのテクニカルサポートを予定しています。

㈱本田技術研究所 取締役 専務執行役員 二輪R&Dセンター担当兼㈱ホンダ・レーシング代表取締役社長の鈴木哲夫は、以下のようにコメントしました。
「2013年1月のダカールラリー参戦以降、ホンダ・レーシング(HRC)は㈱本田技術研究所二輪R&Dセンターとともに、強いマシンの開発と、勝てるチーム作りに専念してきました。2週間以上に及ぶ過酷なラリーですが、Hondaはこのレースを通じて、お客様に夢と感動をお届けできるよう、最後まで全力で戦っていきます。どうぞご期待ください。そして、HRCは2014年も、ダカールラリーを皮切りに二輪モータースポーツの感動をより多くのお客様と共有できるよう、勇往邁進してまいります。引き続き、HRCの活動に熱いご声援をよろしくお願いいたします」

また、㈱ホンダ・レーシング ダカールラリーTEAM HRC代表の山崎勝実は、以下のようにコメントしました。
「24年ぶりに参戦した前回のダカールラリーは、我々にとってすべてが新鮮で、大いに勉強になりました。今年はマシン、ライダー、チームなどを根本的に見直し、勝つためのマシン、勝つための体制作りに全力で取り組んできました。その結果、新型のCRF450 RALLYで参戦したモロッコラリー、メルズーガラリーともに優勝することができ、我々の方向性は決して間違っていなかったということを再確認できました。最大の目標であるダカールラリー優勝に向け、皆様の期待に応えられるよう、チーム一丸となって最後の最後まで、前進し続けていきます。皆様の熱い声援を、どうかお願いいたします」






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