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ボルボS80がIIHS「2014トップセーフティピック+」を獲得【ボルボ・カー・ジャパン】

2013年12月24日

ボルボS80が、米国道路安全保険協会(IIHS)が実施する衝突安全試験において、最高の評価である「2014トップセーフティピック+(プラス)」を獲得しました。ボルボはIIHSが新たなオフセット衝突試験をテスト項目に導入した2012年にも、S60、XC60およびXC90で「2013トップセーフティピック+」の評価を獲得しています。



IIHS(米国道路安全保険協会)は車両の安全性を審査する第三者機関です。同機関が選ぶ「2014トップセーフティピック+」を獲得するには、IIHSが実施する衝突テスト(通常の前面オフセットテスト、側面衝突テスト、横転を想定したルーフ強度テスト、頭部および身体の保護性能テストおよびスモール・オフセット前面衝突テスト)で優れた成績を収めることに加え、前方衝突防止システムを装備する必要があります。今回、ボルボが米国で販売する2014年モデルの「S60」、「XC60」ならびに「S80」の3モデルが、「2014トップセーフティピック+」の評価を獲得しました。

S80は前面オフセット衝突実験で高い評価を獲得しました。これは、車体前方のコーナー部分が他車や木や電柱などといった障害物ときわめて深刻な衝突を起こすケースを再現したものです。今回の試験では、車体前部の運転席側において40mph (約64km/h) の速度で、高さ5フィートの固い障害物に25%のオフセット衝突をさせています。

特許を取得したセーフティケージ
「ボルボのセーフティケージ(ボディフレーム構造)は、異なる性質をもった鋼鉄を組み合わせた堅牢な設計が特長です。新しいIIHSのテストによって、特許を取得したセーフティケージが優れた耐衝撃性を保有することが確認されました。S80と同様の鋼材が、すべての最新のボルボ車に採用されています。そして、この技術は新車体構造SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ)を採用する将来のモデルで、さらに強化が図られる予定です」と、ボルボ・カー・グループのシニア・セーフティ・アドバイザーであるトーマス・ブロバーグは語ります。

「IIHSトップセーフティピック+は、ボルボが安全性能においてリーダーシップを維持していることを強調するものです。私たちは『2020年までに新しいボルボ車において負傷者や死者をゼロにする』という目標に向けて近づいています。私たちの長期的ビジョンは、衝突しない車を作ることです」とトーマス・ブロバーグは続けます。

2014年より前方衝突防止システムも評価対象に
IIHSのテストでは、今後、前方衝突防止システムの性能もテストされます。その結果が今回の「2014トップセーフティピック+」の評価にも反映されています。「私どもは主要な評価機関が試験項目に衝突回避の技術を採り入れ始めている現状を歓迎します。消費者により分かりやすく自動ブレーキシステムの利点を知っていただくことができます。こうした技術のクルマへの導入が加速するでしょう」とトーマス・ブロバーグは述べています。





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