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<オフロード法2011年基準適合>中型ハイブリッド油圧ショベル「HB205-2」を新発売【コマツ】

2013年7月31日

コマツ(社長:大橋徹二)は、最新技術を随所に織り込み、オフロード法(*1)2011年基準に適合した中型ハイブリット油圧ショベル「HB205-2」を10月1日から従来価格を据え置き発売します。
新発売のHB205-2は、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減し、日本(特定特殊自動車排出ガス2011年基準)・北米(EPA Tier4 Interim)・欧州(EU Stage 3B)の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載しています。加えて、機体のメインバルブ・油圧回路のロス低減、大容量高効率油圧ポンプや高効率作動油の採用等を行い、燃料消費量を当社従来機に比べ5%低減(*2)しました。
また、落下防止用ハンドレールの新採用により、点検・整備中の落下を防ぐとともに、同じく新採用のIDキーにより機械の盗難リスクを軽減し、安全性を高めています。機械モニタには鮮明で見やすい高精彩7インチLCDモニタを採用し、エコガイダンス等の表示により省エネ運転のサポートも行います。 
更に、新車購入時に自動的に付帯される、国内で初めてパワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れた、新たなサービスプログラム「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」の提供により、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献します。

*1. オフロード法:特定特殊自動車排出ガスのNOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)排出量の規制等に関する法律
*2. 当社従来機との比較(当社テスト基準による)。実作業では作業条件により異なる場合があります。

[写真は新発売の「HB205-2」]*一部オプションが含まれています。

主な商品の特徴

1. 環境、経済性
・ 特定特殊自動車排出ガス2011年基準適合車
コマツが長年積み重ねてきた独自のエンジンテクノロジーを結集し、新たに開発した新世代エンジンを搭載。日本(特定特殊自動車排出ガス2011年基準)・北米(EPA Tier4 Interim)・欧州(EU Stage 3B)の排出ガス規制をクリア。
・ 燃料消費量5%低減/時間 (*2)
機体のメインバルブ・油圧回路のロス低減、大容量高効率油圧ポンプや高効率作動油の採用等により、機械ポテンシャルを最大限に引き出しながら燃料消費量を従来機に比べて5%低減しました。

2. 安全・快適性
・ ROPSキャブ
従来と同様に油圧ショベル転倒時運転者保護構造のROPSキャブ(ISO12117-2)を装備。衝撃吸収力が高く、耐久性・耐衝撃性にも優れています。
・ 落下防止用ハンドレール
マシンキャブからの落下を防ぐハンドレールを新たに設置。エンジン周りの点検・整備が安全に行えます。
・ IDキー
始動キーにICチップ内臓のIDキーを新たに装備。機械に登録済みのIDキー以外ではエンジンを始動できません。

3. ICT 、安心
・ 高精彩7インチLCDモニタ
大画面の高精彩液晶モニタを新たに搭載し、多くの情報を分かり易く表示。エコガイダンスや運転中の燃料消費率を表示するエコゲージにより省エネ運転のサポートも行います。
・ 「KOMATSU CARE (コマツ・ケア)」
特定特殊自動車排出ガス2011年基準適合車のための国内初の新たな新車保証プログラムです。無償プログラムと有償プログラムで構成しており、無償プログラムは、従来の保証(1年間)に加え、以下の項目を追加しています。
①パワーラインの3年間または5,000時間のいずれか早い方までの保証延長
②エンジンのオイル・フィルタ交換(500時間毎に4回)の無償メンテナンス

商品仕様

発売日

2013年10月1日

公表価格

工場裸渡し消費税抜き   2,700万円
*ハイブリッド油圧ショベルの更なる普及促進のため、従来価格を据え置き。

販売目標

700台/年 (国内のみ)


ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。




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