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現実感の高いHDタッチスクリーンを実現する 業界最高の集積度のピエゾ・ハプティクス・ドライバを発表【日本テキサス・インスツルメンツ】

2013年6月18日

デジタル・ドライバにより、高速触感フィードバックを可能に タッチスクリーン機器の魅力を大幅に向上

日本テキサス・インスツルメンツは、民生、車載、産業用のHD(高品位)タッチスクリーン機器向けに、業界最高の集積度を実現した新しいピエゾ・ハプティクス・ドライバを発表しました。新製品の『DRV2667』は、デジタル・インターフェイス、15V~105Vの昇圧型コンバータ、パワー・ダイオード、ピーク・ツー・ピーク電圧40V~200Vの完全差動アンプを集積した包括的なワンチップ・ソリューションで、競合製品と比較してサイズを半減しています。さらに、I2C制御のデジタル再生エンジンも集積しており、ホスト・プロセッサはハプティクス効果生成のための負担から解放されます。製品の詳細とサンプルのご注文についてはhttp://www.tij.co.jp/drv2667-pr-jp をご覧ください。

『DRV2667』は、スマートフォン、タブレット、白物家電、車載センター情報ディスプレイなどの広範な製品において、忠実度が最高のHDハプティクス機能を実現します。

『DRV2667』 の主な特長
最高の集積度:  デジタル波形発生機能、高電圧ドライブ、2kBのRAMを集積しており、外付け部品が不要で、複数のハプティクス波形を記憶し、瞬時に再生可能。また、ImmersionのTouchSense® 5000 ハプティクス効果ライブラリなどの、ハプティクス効果のリアルタイム再生を実現
現実感を向上: デジタル・インターフェイスと2msの立ち上がり時間により、ハプティクス効果の応答時間を短縮し、特定のイベント、表面、効果などで類似性が高く、現実感の高いHD触感を実現。ギターの弦を弾く時、本のページをめくる時、あるいはキーボードやメカニカル・ボタンを押した時の感触や、ゲームの多数の効果などのユーザー・エクスペリエンスを実現
震動力を強化: 高電圧差動アンプにより最大200Vppの出力ドライブが可能で、競合製品と比較し6倍の震動力を実現。震動力の強化により、幅広いピエゾ・アクチュエータのサポートが可能に
最小のソリューション・サイズ: 必要な外付け部品はインダクタ1個だけで、10 x 11mmと業界最小のソリューションを実現。トランスなどの複数の外付け部品が必要な競合製品と比較し、サイズを半減

ツールとサポート
『DRV2667EVM』 評価モジュールを単価(参考価格)99ドルで供給中です。この評価モジュールにはユーザーガイドのほか、フル・プログラマブル『MSP430G2553』 バリュー・ライン・マイコン、ピエゾ・アクチュエータ、複数のサンプル波形、容量性タッチ・ボタンが用意されており、スタンドアロンでも、システム内でも、包括的な評価が可能です。

パッケージ、供給、価格
現在、『DRV2667』 は、4 x 4 x 0.9mmの20ピンQFNパッケージで供給中です。1,000個受注時の単価(参考価格)は2.95ドルです。

『DRV2667』の特性表

TIの ハプティクス・ドライバ製品ラインナップ の詳細は、こちらからも参照できます。

『DRV2667』のサンプルと評価モジュールのご注文
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スマートフォン・システムのブロック図
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※ MSP430はTexas Instrumentsの商標です。ImmersionおよびTouchSenseはImmersion Corporationの米国およびその他各国における商標および登録商標です。その他すべての商標および登録商標はそれぞれの所有者に帰属します。




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