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インドネシア向け200ccネイキッド・スポーツバイク「パルサー200NS」を発表【川崎重工業】

2013年6月7日


川崎重工は、本日ジャカルタフェア(※)において、インドネシア向け2013年ニューモデルとして、Kawasaki Bajajブランドの200ccネイキッド・スポーツバイク「パルサー200NS」を発表します。

今回カワサキは、インドのバジャジ社(BajajAuto Ltd.、インドマハラシュトラ州)の200ccスポーツモデル「パルサー200NS」に、インドネシア市場に適した改良を施したニューモデルを新たに開発し、7月後半から販売します。

当社とバジャジ社は、バイクの製品開発・販売において1985年以来の協力関係にあります。インドネシアのスポーツバイク市場で最も販売台数が多いのは200cc以下のモデルですが、カワサキは充分なラインナップを揃えておらず、一方でバジャジ社はインド市場において「パルサー200NS」の販売を順調に展開していました。そこで、両社の協力関係をさらに一歩進めることに合意し、緊密な協力のもと、「パルサー200NS」の耐久基準等の設計思想に関わる部分から製造品質基準等までカワサキの厳格な基準による見直しを行い、200箇所近くの改善を成し遂げ、新たにKawasaki Bajajブランドを冠してインドネシア市場に投入することとなりました。

「パルサー200NS」のデザインには、最新の欧州トレンドを取り入れました。コンパクトなフロントカウル、ラジエーターシュラウドと一体化した燃料タンク、さらにテールカウルへとつながるラインは、斬新かつ力強い印象を与え、従来の当社モデルより広い、エントリー層も含んだ顧客層のニーズに対応するデザインとしています。

本モデルの生産は、バジャジ社のチャカン工場(インドマハラシュトラ州)で行います。本モデルの販売は当社のインドネシア子会社であるPT.Kawasaki Motor Indonesia (KMI)が行い、KMIの正規ディーラーのみで購入することができます。

※ジャカルタフェア:二輪車、四輪車、家電製品などの耐久消費財から衣類、食品まで、2,000社を超える様々な企業が出展する、インドネシア最大規模の展示会。6月6日から7月7日まで首都ジャカルタで開催されている。


「パルサー200NS」の特長

□エンジン関係
水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブエンジン(200cm3)には、DTS-iシステム(Digital TripleSparkplug Ignition)を採用。スロットル開度・エンジン回転数・エンジン温度をもとに、3本のスパークプラグを最適なタイミングで点火させることで、無駄のない燃焼を可能とし、優れた燃費性能を実現しています。

□車体関係
スチール製モナカ構造ペリメータフレームを採用。剛性の確保と質量の集中化を達成することで、スポーティかつ安定したハンドリングを実現しています。スーパースポーツモデルを思わせる幅広のフレームが、力強いイメージを主張します。

□装備関係
視認性に優れた大型アナログタコメーターと、マルチファンクションLCDを組み合わせたメータを装備。左右スイッチボックスはバックライト式とし、利便性と先進性を両立しています。また、テールランプにはLEDを採用し、高品質なイメージに貢献しています。




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