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新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」の開発において、「2012年度 日本機械学会賞(技術)」と「第45回 市村産業賞 功績賞」を受賞【マツダ】

2013年4月25日

マツダ㈱(以下、マツダ)の研究者は、このたび、新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D(スカイアクティブ ディー)」の開発において、「2012年度 日本機械学会賞(技術)」および「第45回 市村産業賞 功績賞」を受賞しました。各受賞の概要と主な評価内容については以下のとおりです。

2012年度 日本機械学会賞(技術)

日本機械学会賞は、機械工学と工業の発展を奨励することを目的に、優秀な論文や技術などに対して毎年与えられるものです。マツダが日本機械学会賞(技術)を受賞するのは8回目で、これまでに「自動車用ロータリー機関の実用化」、「自動車用ミラーサイクルエンジンの開発」、「超高圧縮比ガソリンエンジン(1.3L)の開発」などでの受賞実績があります。

受賞対象 : 走る歓びと環境性能を両立する新世代クリーンディーゼルエンジン(2.2L)の開発
-超低圧縮比14.0コンセプトの実現-

受賞者 :
人見  光夫     (ひとみ みつお)     マツダ㈱  パワートレイン開発本部
中井  英二     (なかい えいじ)     マツダ㈱  パワートレイン開発本部
寺沢  保幸     (てらざわ やすゆき)     マツダ㈱  パワートレイン開発本部
高松  宏志     (たかまつ ひろし)     マツダ㈱  パワートレイン開発本部
志茂  大輔     (しも だいすけ)     マツダ㈱  パワートレイン開発本部

第45回 市村産業賞 功績賞

市村産業賞は、優れた国産技術を開発することで産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者またはグループに毎年贈呈されるものです。マツダが市村産業賞を受賞するのは、独自のアイドリングストップシステム「i-stop」での「第42回 市村産業賞 貢献賞」の受賞に次いで3回目で、功績賞を受賞するのは今回が初めてとなります。

受賞対象 : 新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」
受賞者 :
寺沢  保幸     (てらざわ やすゆき)     マツダ㈱  パワートレイン開発本部
高松  宏志     (たかまつ ひろし)     マツダ㈱  パワートレイン開発本部
中井  英二     (なかい えいじ)     マツダ㈱  パワートレイン開発本部

主な評価内容

今回の受賞では、自動車用量産ディーゼルエンジンとして世界一*の低圧縮比(14.0)の実現や高効率過給の採用などにより、走る歓びと優れた環境性能を高次元で両立した新世代クリーンディーゼルエンジンを開発し、日本国内のディーゼルエンジン乗用車市場を創出した点などが評価されました。

* 2013年4月現在(マツダ調べ)

【ご参考】
■ 一般社団法人 日本機械学会
http://www.jsme.or.jp/

■ 公益財団法人 新技術開発財団
http://www.sgkz.or.jp/

■ マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」サイト
http://www.mazda.co.jp/philosophy/skyactiv/

■ 新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」関連の主な受賞歴(日本国内)




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