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トラクタ・コンバインのフラッグシップ機を投入【クボタ】

2013年4月24日

~担い手農家の営農規模拡大ニーズに対応し、国内農業の成長に寄与~

当社は、国内農業の成長が期待されるなか、営農規模を拡大する担い手農家のニーズに応えるため、主要機種のトラクタ・コンバインのフラッグシップモデルを発売※します。
※平成25年1月に先行発表済み。今回、名称・型式・価格を正式発表します。
※平成25年1月発表のニュースリリース⇒ http://www.kubota.co.jp/new/2013/flagshipmodel130123.html

Ⅰ.背景

国内農業の成長が期待されるなか、営農規模の拡大を進める担い手農家が増加傾向にあり、①重作業をこなせるパワー、②高い作業効率性と操作性、③長時間の作業でも疲れない快適な居住性などを備えた農業機械が求められています。
このようなニーズに対応するため、トラクタ・コンバインのフラッグシップ機をモデルチェンジし、自社技術の粋を集めた担い手農家向けモデルとして発売します。
ディーゼル特殊自動車の第3次排出ガス規制に適合した最新のディーゼルエンジンを搭載し、環境負荷を低減します。

Ⅱ.各製品の紹介

1.トラクタ
【商品名】

クボタトラクタ
「グローブ(GLOBE)」シリーズ
(100~135馬力、計8型式)

【発売日】
平成25年11月1日

【販売目標】
初年度1000台

【型式と価格】

【主な特徴】
(1)排出ガス規制対応と高出力・低騒音を両立した最新ディーゼルエンジンを搭載
ディーゼル特殊自動車75~130キロワットクラスの第3次排出ガス規制に適合した、環境にやさしいエンジンを搭載します。(馬力により3.8L・6.1Lのどちらかを搭載)
燃料噴射をコンピュータで細かく制御する「コモンレールシステム」や、「EGR(排出ガス再循環)システム(※)」、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる粒子状物質を捕集する「ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)」等を採用して、規制のクリアと出力向上や、低騒音化を実現します。
※排気ガスの一部を吸気に戻し、新しくエンジンに取り込まれる空気と混ぜることで、 燃焼温度を下げて窒素の酸化反応を抑制させ、NOx(窒素酸化物)の排出を低減するシステム。

(2)新ワイドキャビンの採用により居住性と視界の広さが向上
現行機に比べ、室内空間の容積が約30%拡大し、オペレーターの居住性、操作性、快適性を向上しました。

(3)作業効率アップとスムーズな変速を可能にする新トランスミッションを採用
副変速のH(ハイ)とL(ロー)の間に新たにM(ミドル)のポジションを設けた、24段の多段トランスミッションを採用しました。様々な作業ごとに最適な速度調節が可能になるため、作業能率が向上し、変速ショックが低減されます。


2.コンバイン
【商品名】

クボタコンバイン「ダイナマックス レボ(DYNAMAX REVO)」シリーズ
(6条刈、120馬力、1型式)

【発売日】
平成25年11月1日

【販売目標】
初年度 200台

【型式と価格】

【主な特徴】
(1)排出ガス規制対応と高出力・低騒音を両立した最新ディーゼルエンジンを搭載

コモンレールシステム採用の環境にやさしいエンジン(3.8L)を搭載し、環境負荷低減と高出力を両立します。
最高出力120馬力、最高作業速度2.0m/sを実現(※)。高能率作業により、営農規模拡大ニーズに対応します。 ※平成25年4月現在、6条刈で業界最高クラス。

(2)力強く高精度な脱穀を行う機構「ダイナミックスレッシャー」を搭載
大径ロングこぎ胴(※)により、作物の滞留時間を長くし、脱粒を効率よく行います。分割 された後方のこぎ胴を高速回転させることで、高速で刈り取った際にもこぎ残しの少ない高精度な脱穀が行えます。 ※脱穀部の回転部分

(3)機体の姿勢を常に安定させる「4PCモンロー」
きめ細かく機体の傾斜角度を制御できるため、常に脱穀部を水平状態に保ち、高い脱穀精度を実現します。また、ほ場進入時の傾斜地でも刈取り部が突っ込むことなく、刈取りながら進入できるほか、湿田作業でも機体の前上がりを防ぎ、効率的に刈取り作業ができます。

(4)高い操作性の「ダイナマックスオペレーション」
刈取操作に必要なスイッチを1本のレバーに集中配置し、メーター類も視認性を高めてより使いやすくしました。

【製品に関するお問い合わせ先】
農機事業推進部(TEL:06-6648-3969)


ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承下さい。




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