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ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が500万台を突破【トヨタ自動車】

2013年4月17日

トヨタ自動車㈱(以下、トヨタ)は、ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が、本年3月末までに、512.5万台※1となり、500万台を突破したと発表した。(トヨタ調べ)

トヨタは、環境への対応を経営の最重要課題の1つと位置付け、「エコカーは普及してこそ環境への貢献」との考えのもと、これまでハイブリッド車の普及に取り組んできた。1997年8月に日本でコースターハイブリッドEVを発売、同年12月には、世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売して以来、多くのお客様に支えられ、累計販売500万台を達成した。

初代プリウス開発責任者である、内山田竹志 取締役副会長は、「初代プリウスは『21世紀のクルマ』を目指し、環境問題解決に向け、トヨタの答えを示そうと開発した。ハイブリッドシステムの開発は、ゼロからの出発で困難を極めたが、『21世紀に必ず必要になる技術』との強い思いでチャレンジした。初代プリウスを発売すると、予想以上の反響に、お客様の環境への意識の高さ、ハイブリッド車への期待の高さを実感。当時のお客様のご理解が、今日のハイブリッド車普及の礎であり、その後に続くトヨタのハイブリッド車もお客様に育てていただいた。心から感謝申し上げたい」と語った。

2013年4月現在、トヨタは、ハイブリッド乗用車19モデル、プラグインハイブリッド車1モデルを、合わせて約80の国・地域で販売している。また、2012年のトヨタ販売のうち、グローバルでは14%、国内では40%がハイブリッド車となっている。さらに、2013年4月以降2015年末までに、グローバルで新型ハイブリッド車を18モデル投入する予定であり、今後も更なるラインナップの拡充、販売地域の拡大に努めていく。

なお、2013年3月末までに販売したハイブリッド車※2のCO2排出抑制効果※3は、車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車のCO2排出量と比較し、約3,400万トンに上るとトヨタでは試算しており、気候変動の原因のひとつとされるCO2の削減に寄与したと考えている。また、ガソリン消費抑制量は、同等クラスのガソリンエンジン車のガソリン消費量と比較し、約1,200万kLの効果があったと試算している。

トヨタは、各種のエコカー開発に必要なすべての要素技術を含み、様々な燃料と組み合わせることができるハイブリッド技術を「21世紀の環境コア技術」と位置付け、ハイブリッド車以外のエコカー開発にも取り組んでいる。そして、ハイブリッド車についても、より多くのお客様に選んでいただけるよう、更なる高性能化やコスト低減、商品ラインナップの拡充に今後も取り組んでいく。

◇ 内山田副会長メッセージ動画、ハイブリッド車グローバル累計販売500万台突破 記念コンテンツ
(日):http://www.toyota.co.jp/hv5m/
(英):http://www.toyota-global.com/hv5m/

※1 プラグインハイブリッド車を含む
※2 コースターハイブリッドEV、クイックデリバリー200を除く
※3 市場走行台数×走行距離×燃費(各国実走行燃費)×CO2換算係数





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