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「上海国際モーターショー」に初出展【豊田自動織機】

2013年4月9日

㈱豊田自動織機(社長:豊田鐵郎、以下 豊田自動織機)は、4月21日(日)から29日(月)まで上海新国際博覧センターで開催される「第15回上海国際モーターショー」に出展します。
海外で開催されるモーターショーへの出展は、今回が初めてとなります。

ハイブリッド車(HV)・プラグインハイブリッド車(PHV)・電気自動車(EV)向けパワーエレクトロニクス部品や、PHV・EVの普及に欠かせない充電インフラ製品などを展示いたします。
また、自動車の軽量化技術として世界最大の樹脂パノラマルーフを紹介するなど、CO2排出量削減に貢献する環境技術をご覧いただきます。
豊田自動織機はこのたびの出展を機に、急成長する中国自動車市場向けに、これらの技術・製品の営業活動を本格展開してまいります。
主な展示製品・技術は以下のとおりです。

1. パワーエレクトロニクス部品

1) 補機系部品
ハイブリッド車用バッテリーの高電圧を降圧し、ライトなど車載機器への電源供給や補機バッテリーへの充電を行う「DC-DCコンバーター」や、携帯機器の充電や災害時の非常用電源にも活用できる「ACインバーター」、プリウスPHV向けの「車載充電器」などを展示します。
その他にも、参考出品として、アイドルストップ時にも、車載機器に安定した電圧を供給する「アイドルストップシステム用DC-DCコンバーター」を展示します。



2) 走行系部品
「EV用パワートレインユニット」を参考出品します。インバーター、モーターなど機能部品を一体設計することで、レイアウトの最適化を図り、小型・軽量化を実現しました。インバーターは、独自の直冷式の冷却構造と部品のモジュール化により、小型化を図っております。 モーターは、高速回転化と巻き線の工夫により、小型化を実現しております。
またインバーターに車両制御機能を内蔵することで、電動車両に最適なシステムを提供する「小型EV用インバーター」を出展します。

2. 充電インフラ製品

当社はPHV・EVの普及に向け、充電インフラ製品の開発に取り組んでおり、今回は、公共の場所への設置に適した「通信機能付充電スタンド」と、コンパクトな壁付けタイプの「家庭用充電装置」を展示します。
また太陽光パネルで発電された直流電流を、家庭などの環境で使用できるように交流電圧に変換する「太陽光発電システム用パワーコンディショナー」を参考出品します。

3. 樹脂ウインドウ

トヨタ プリウスα採用の、世界最大面積の「樹脂パノラマルーフ」を展示します。比重がガラスの2分の1というポリカーボネートの特性を活かし、当社製品は、同サイズのガラス製ルーフ(質量20kg)に対し、約8kg、40%の軽量化を実現しています。





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