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フォルクスワーゲンの電気自動車、「e-up!」【フォルクスワーゲン グループ ジャパン】

2013年3月15日

年次総会でコンパクトな4人乗りEVがデビュー

フォルクスワーゲン初の電気自動車は、今年秋のフランクフルト モーターショーでデビュー
4人乗り電気自動車の走行レンジは最大150Km(NEDC)

ウォルフスブルグ発
フォルクスワーゲンは、同社初の電気自動車「e-up!」の生産モデルを発表し、モビリティの新しいページを開きました。この騒音をほとんど発生しない4人乗りの「e-up!」は、3月14日、フォルクスワーゲン本社があるドイツ・ウォルフスブルグで開かれた年次総会の席上で、150kmの走行距離と日々の優れた実用性を併せ持つクルマとして発表されました。

魅力的な革新:
「e-up!」は、4人乗りの電気自動車という先進的なコンセプトのクルマとして登場します。都市内での日常的な用途や通勤用のクルマとして、また、革新的なセカンドカーとして求められる走行距離である最大150kmを実現し、30分でバッテリー容量の最大80%を急速充電することができます。

「e-up!」は、エンジン音や変速ショックが無い、最大出力60kW/82PSのモーターを搭載し、ほとんど騒音を出すことなく走行できます。連続的な出力は40kW/55PS、210Nmの最大トルクはモーターの回転とともに素早く得られます。0-100km/h 加速は14 秒、最高速は135km/hという高い性能は、1,185kgと軽量な車重によってっもたらされ、アンダーフロアに搭載する18.7kWhのリチウムイオンバッテリーにより、走行距離は150km(NEDC)に達します。

「e-up!」の充電口は、給油口の蓋の中に隠されています。オプションとして、フォルクスワーゲン及びほかの自動車メーカーが推進するコンバインド チャージング システム(CCS)規格の充電口も用意され、充電ステーションから提供される多様なDC、AC充電方式に対応しています。

「e-up!」のスタイリングは、フロントバンパーに曲線的に配置されたLEDデイタイム ランニングライトなどにより巧みに高い品質を表現しています。サイドシルやアンダーボディは、空力的に最適化され、マシンポリッシュされた15インチのアルミホイールや青ベースのフォルクスワーゲン エンブレム、リヤの「e-up!」ロゴにより、一目で「e-up!」であることがわかります。内装もライトグレーのシート表皮やブルーのスティッチ、レザーやクロームのアクセントにより、このクルマのコンセプトである、「本格的な都会的な電気自動車」を表現しています。

新型「e-up!」は、今年秋に開催されるフランクフルト モーターショーでショープレミアを行うとともに、発売を開始する予定です。




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