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クライスラー社の新型ラムトラックにパッシブエントリーシステムを供給【TRW】

2013年1月22日

米国ミシガン州リボニア(2013年1月14日)-世界有数の自動車部品メーカーで、アクティブセーフティ(予防安全)・パッシブセーフティ(乗員安全)システムの世界的リーダーであるTRWオートモーティブ・ホールディングス(本社:米国ミシガン州リボニア、以下TRW)は本日、同社のパッシブエントリーシステムが、クライスラー社の新しい2013年型ラムトラックに搭載されることを発表しました。パッシブエントリーシステムは、従来のリモートキーレスエントリー(RKE)システムに比べ、より高い利便性を提供します。

TRWのグローバル・エレクトロニクス部門の営業担当副社長、ボブ・エヴァンス(Bob Evans)は次のように述べています。「TRWは、エントリーシステムの制御機能の多くを1つの電子制御ユニットに統合するとともに、高い価値と機能を兼ね備えた電波応用製品を提供することを目指しています。この度、ラムトラック全モデルにTRWのパッシブエントリーシステムが搭載されることは、TRWのこうした取り組みの具体例といえます。クライスラー社との連携により、このシステムを市場に提供することができることを大変嬉しく思います」。

ラムトラックに搭載されるパッシブエントリーシステムは「Keyless Enter‘n Go」の名称で提供されます。スマートキーを持ったユーザーがドアセンサーの検知範囲内に接近し、ドアハンドルをつかむと、ドアロックが自動的に解錠されます。スマートキーのボタンを押す必要がないため、財布やハンドバッグ、上着のポケットなどに入れたまま機能します。このように、パッシブエントリーシステムは、自動車のセキュリティを維持するとともに、ドライバーや同乗者は手ぶらで簡単に自動車へ乗り込むことができます。新型ラムトラックには「Keyless Enter‘n Go」の利便性をさらに高める「All-Secure™」機能も搭載されており、ドア、後尾扉、RAMBOXシステム(搭載されている場合)の施錠と解錠を、別々のキーを使うことなく、同時に行うことが可能となっています。

TRWのグローバル・エレクトロニクス・エンジニアリング部門副社長のケン・カイザー(Ken Kaiser)は次のように述べています。「パッシブエントリーシステムには、数多くの潜在的なメリットがあります。パッシブエントリーシステムがスマートキーを認識すると、夜間に車内灯を点灯させたり、車内のボタンをひと押しするだけでエンジンの始動と停止が可能になったり、エンジンをかけたままドライバーがスマートキーを車内に忘れて離れた場合に警告音を発するなど、様々な機能を活用することができるようになります。さらに、TRWは電波応用製品における豊富な実績を活かすことで、様々な情報をドライバーに提供し、ドライビング・エクスペリエンスをカスタマイズすることも可能にしています。たとえば、スマートキーに走行距離やタイヤの空気圧、車両サービス情報、地図ナビゲーションなどの車両データに加え、シートやミラーのポジション、ラジオやエアコンの設定といった車内環境の個人設定データを格納することもできます」。

TRWについて

TRWオートモーティブは世界有数の自動車部品サプライヤー。ニューヨーク証券取引所上場。米国ミシガン州リボニアを本拠とし、子会社を含め26カ国で事業を展開する。従業員数は世界で約60,000人。主要製品は、車両コントロールシステム、ドライバーアシストシステム、ブレーキシステム、ステアリングシステム、サスペンションシステム、セーフティシステム(シートベルトおよびエアバッグ)、電子部品、エンジンコンポーネント、ファスナー部品など、この他アフターマーケットの交換部品と各種サービスの提供も行っている。2011年度の売上高は162億ドル。日本国内では、TRWオートモーティブジャパン㈱として事業を展開、主要日本自動車メーカーに製品を提供している。 同社に関する詳細な情報は、Webサイトhttp://www.trwauto.co.jp/でもご覧いただけます。

本プレスリリースにおける「TRWオートモーティブ」、「TRW」、「当社」などの文言は、別途記載がない限り、すべてTRWオートモーティブ・ホールディングスとその子会社を指します。

*本リリースは、1月14日(現地時間)に米国ミシガン州リボニアで発表されたリリースの日本語版です。


お問い合わせ先 : taj-info@trw.com

 

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