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「金型内樹脂圧力計測システム」をフルモデルチェンジ【双葉電子工業】

2012年12月12日

モールドマーシャリングシステム
「金型内樹脂圧力計測システム」をフルモデルチェンジ
金型内部の「見える化」をさらに手軽に

双葉電子工業㈱(千葉県茂原市  社長  桜田  弘)は、モールドマーシャリングシステム「金型内樹脂圧力計測システム」をフルモデルチェンジして、2012年12月12日より発売します。
今回フルモデルチェンジした「金型内樹脂圧力計測システム」の特徴は、耐ノイズ性の向上に加え、付属のソフトウェアをLinux上で動作させることにより、安定性の向上を可能にしました。
また、これまで別々にご用意いただく必要があった3種類の圧力計測アンプの機能を1台に集約することで、1台3役の機能性向上を実現し、金型内部の「見える化」をさらにお手軽にご提供します。



近年、成形部品のトレーサビリティ管理※1の要求が高まる中で、金型内の圧力が成形品の品質管理パラメータとして広く利用されるようになってきました。
当社の「金型内樹脂圧力計測システム」は、金型内部に射出される樹脂圧力をリアルタイムに計測監視し、金型内の樹脂圧力情報を波形・数値データ化することにより、樹脂充填状態を把握・管理するシステムです。
今回のフルモデルチェンジでは、安定した成形データの計測ができるシステムをご提供するため、計測ソフトウェアの動作OSにLinuxを採用し、また、耐ノイズ性能を向上させることで高い安定性を実現しました。

※1  トレーサビリティ管理…製品を個別(個体)ないしロットごとに識別し、履歴情報を参照できるようにすること。

フルモデルチェンジの主な内容

■ 耐ノイズ性の向上
耐ノイズ性を向上させることで、安定した計測ならびにデータ保存を可能としました。
■CEへの適合(圧力計測アンプ: MPS08)
EU地域で販売される指定製品に義務付けられているCEに適合しました。
■ソフトウェアの動作OSにLinuxを採用
安定した成形データの計測ができるシステムをご提供するため、ソフトウェアの動作OSにLinuxを採用し、高い安定性を実現しました。
■言語切り替え機能の追加
ソフトウェア上にてワンクリックで日本語と英語の切り替えを可能としました。
■3種類の圧力計測アンプ機能を1機種に集約
従来モデルのEPA(パソコン接続タイプ)、EPC(量産監視タイプ)、EPV(アナログ電圧出力タイプ)の3種類のアンプ機能を1機種に集約し、1台3役の機能性向上を実現しました。

システム構成および販売価格

システム構築図

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〒297-8588  千葉県茂原市大芝629
双葉電子工業㈱
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TEL  0475-24-1150
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精機事業部  精機技術グループ
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