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ZF、中国・上海市青浦区の工場を拡大【ゼット・エフ・ジャパン】

2012年11月26日

操業開始4年で工場敷地が2倍に
570人の従業員が防振ゴムおよびプラスチック部品の生産に従事

ドイツ/フリードリヒスハーフェン、中国/上海:ゼット・エフ・フリードリヒスハーフェン社は中国での生産拡大に乗り出します。上海市の最西端に位置する青浦(Qingpu)区の拠点拡大により、自動車産業向けのラバーメタルおよびプラスチック部品の生産設備の規模が2倍になります。

上海市青浦区に拠点を設けたのは2008年。以来、青浦では防振ゴム部品の開発・製造を行ってきました。需要が非常に順調に伸びるなか、量的ニーズに対応できる生産体制にするため大規模な拡張が必要になりました。そこでゼット・エフ社では、新設した2カ所の作業場へ数カ月をかけて移転を実施し、生産施設面積をこれまでの2倍となる約2万3000平方メートルに拡大。総面積3万平方メートルに及ぶ工場施設内では570人の従業員が働いています。

青浦工場では、現在生産している防振ゴム製品ラインナップに加え、自動車用のプラスチック部品の生産も行う予定です。2013年には、プラスチック製ペダルモジュールをはじめとする各種プラスチック部品の生産を開始します。

「青浦工場は設立以来、非常に順調な成長を続けてきました。今回の工場拡張は、ゼット・エフ社の中国での活動と、グローバルおよびローカルな顧客との良好なビジネス関係とを強く裏付ける出来事です」と、シャシ・テクノロジー事業部、防振ゴム/プラスチック部門責任者のトルステン・ブレマー博士は述べています。

ゼット・エフ社は中国ですでに30年以上の実績があります。最初の販売・サービス契約が締結されたのは1980年。翌1981年には中国での最初の認可を受けました。1987年にはゼット・エフ社初の中国法人を北京に設立。1994年からは、中国国内に自社生産拠点を設け、その数は今や22ヶ所に増えています。




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