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ランクセスの新たな調査により、高性能タイヤへの「エコ投資」は短期間で回収可能との結果【ランクセス】
2012年11月1日
～ EUのタイヤラベリング制度が2012年11月1日付けで義務化 ～
・ 「エコタイヤ」における「エコ投資回収率」は、自動アイドリングストップシステムやハイブリッド駆動よりも高い
・ 高品質タイヤを装着することで、ドライバーは燃料コストおよび二酸化炭素（CO2）排出量を大幅に低減可能
ドイツの特殊化学品メーカーのランクセス（LANXESS）は、「エコタイヤ」の装着が自動車走行時のコスト削減と環境保護において最も効率的な方法の1つである、という新たな調査結果を発表しました。これは、ランクセスの依頼により、ミュンヘン工科大学が最近行った調査によって明らかになったものです。調査によると、転がり抵抗の低い高品質タイヤの「エコ投資回収率」は、卓越した結果を示しています。「エコタイヤ」による燃費の向上や追加コストが小額であることからも、これらのタイヤを購入するドライバーは、例えば、自動アイドリングストップシステムやハイブリッド駆動よりも、短期間でコストの回収が可能となります。
また「エコタイヤ」に替えることで、ドライバーは、その他の「エコ投資」に比べて、投資した1ユーロにつき、より多くのCO2排出量を削減することができます。
この科学的調査は、11月1日から施行されるEU（欧州連合）の新しいタイヤラベリング制度の義務化がきっかけに実施されました。生産された全ての新タイヤに、転がり抵抗（燃費）とウエットグリップ（安全性）の両性能において、A（最上級）からG（最下級）までの等級付けが明瞭に表示され、さらに走行時の騒音量についても明示されます。「エコタイヤ」は、新しいEUのラベリング制度において非常に優れた評価を獲得しています。EUの消費者にとっては、すでに冷蔵庫および洗濯機で同様の制度があり、ラベリング制度は周知となっています。
ランクセスAGの経営委員会メンバーであるヴェルナ・ブロイヤスは次のように述べています。「ミュンヘン工科大学に依頼した調査から、『エコタイヤ』は小額の出費で多くのメリットをドライバーにもたらすことが明らかになりました。EUの消費者は、11月1日から、タイヤ購入時に高性能タイヤを識別するための新しいタイヤラベリング制度を参考にすることができます。ランクセスの革新的なゴムは、低転がり抵抗および低燃費タイヤを実現する上で、主要な役割を果たしています」
「エコタイヤ」は、より高いコスト回収率
今回実施した調査では、最適化された転がり抵抗が自動車の燃料コストをいかに削減するかを示しています。例えば、100キロメートルあたり6リットルの燃料を消費し、1リットル当たり1.40ユーロの燃料価格で年間12,500キロメートルの距離を走行する自動車の場合、「エコタイヤ」を装着することで年間最大100ユーロを節約することができます。自動アイドリングストップシステムは、「エコタイヤ」とほぼ同じ燃料使用量の削減（約6%）が可能ですが、同技術を購入し装備するには、「エコタイヤ」に切り替えるよりもはるかにコストがかかります。高品質タイヤに切り替える追加コストの方が、より高いコスト回収率となります。「エコタイヤ」は、平均2万キロメートル走行後にコスト回収ができますが、自動アイドリングストップシステムの場合は、6万キロメートル走行するまではその域に達しません。また、「エコタイヤ」は、「エコ投資回収率」においても優れています。1ユーロの投資につき、4.7キログラムの二酸化炭素排出量を削減し、効率値は、自動アイドリングストップシステムより50%、ハイブリッド駆動より150%高くなります。
これは、ドイツ・レバクーゼンで10月22日に発表されたリリースをもとに、ランクセス㈱が発表したものです。
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