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バッテリ寿命を延長し最高水準の車載安全規格に対応する高電圧バッテリモニタを発表【マキシム・ジャパン】

2012年9月20日

車載製品の安全性、性能、信頼性に関するISO 26262規格に適合する70V対応、12セルモニタ

カリフォルニア州サンノゼ 2012年9月20日—Maxim Integrated Products, Inc. (NASDAQ:MXIM)は、ミッションクリティカルな車載、産業用リチウムイオンバッテリおよび燃料電池アプリケーション向けに、第4世代の高電圧バッテリモニタであるMAX17823を発表しました。MAX17823は、独自のISO 26262診断機能を内蔵し、電気自動車およびハイブリッド電気自動車の走行距離を最大化するとともに、バッテリや燃料電池の安全性と信頼性を確保します。

独自の差動UART通信リンクは、車載用にEMCが強化されており、保守作業によるバッテリパックの切断時にも中断のないセル監視を実現し、高コストのデジタルアイソレータを不要にします。革新的なシャットダウン機能により、ホストマイクロコントローラの12V電力が失われた場合、デイジーチェーンされたすべてのデバイスが1µA以下のスリープモードへと安全に移行します。ASIL-D (Automotive Safety Integrity Level “D”、ISO 26262により規定)への準拠を達成しており、高精度の96セル、毎秒100測定の性能を備えています。96セルのホットプラグ耐性は、BMS (バッテリ管理システム)製造時に最高の信頼性を確保します。

 

主な特徴

ASIL-D準拠
高精度 : 2mV以内のセル電圧測定
システムの安全性確保 : 包括的なスマート診断によりシステムの突然のシャットダウンを排除
高信頼性のEMC準拠 : 堅牢なデイジーチェーンUARTインタフェースは最大3mのケーブル長に対応し、EMC準拠試験に合格
製造時における最高の信頼性 : 96セルのホットプラグおよびセル逆接の耐性による安全なパックの組立て
業界最速のセル測定および診断速度:毎秒100回

コメント

「MAX17823は、当社の主要な車載OEMおよびTier 1のお客様との数年にわたる研究開発パートナーシップの成果です」と、Maxim Integratedのマネージングディレクターであるナビード・マジッド(Naveed Majid)は述べています。「MAX17823の業界をリードする性能および利点は、主要自動車メーカーによる厳格なEVおよびHEVプログラム認定試験を通して実証済みです」とマジッドは付け加えました。

製品仕様

64ピンLQFPパッケージ(10mm x 10mm)で提供
-40℃~+105℃の温度範囲での動作を保証
価格の詳細についてはお問い合わせください

また、Maximは第2世代の高電圧バッテリ管理ソリューションのMAX17830も提供します。

Maxim Integrated について

Maxim Integratedは、お客様が差別化を図れるようなアナログインテグレーションを提供します。2012会計年度の売上高は24億ドルでした。


お問い合わせ先 : マーケティングコミュニケーション
PR-Japan@maximintegrated.com



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