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「第39回 国際福祉機器展」に盲導犬機能を目指した障害物回避先導ロボットを出展【日本精工】

2012年9月25日

日本精工㈱(本社:東京都品川区、代表者:取締役 代表執行役社長 大塚紀男、以下NSK)は、 9月26日(水)~28日(金)に東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催される、アジア最大規模の福祉機器専門展示会「第39回 国際福祉機器展 H.C.R.2012」に出展します。本展示会でNSKは、視覚をサポートし、障害物を避けて歩行を先導する歩行先導ロボットを展示すると共に、最新機器を紹介する「福祉機器開発最前線」にてデモンストレーションを行います。

NSKでは、目の不自由な方が安心して歩けるロボット -人間に代わって進路上にある障害物を自律認識して回避しながら進むロボット – を目指しております。 今回出展しますロボットは、障害物を回避しながら使用者を先導する『歩行先導型盲導ロボット NWR002』です。

今後、道案内の機能などについても開発をすすめ、2016年ごろに屋内での施設案内が可能なロボット、2020年に屋外での案内が可能なロボットの実現を目指しています。

障害物回避先導ロボットNWR002の特長

1) 外界を認識し、障害物を回避します。
2) 左右いずれの手でも操作可能な扱いやすいグリップ。進みたい方向を簡単にロボットに伝えられます。
3) 傾斜面での転倒リスクの低減、段差での転倒リスク低減など、安全性に配慮しています。

本ロボットのリリースと動画はプレスリリース「盲導犬機能を目指した障害物回避先導ロボットを開発」でご覧になれます。

展示会概要

開催期間
2012年9月26日(水)~28日(金)
会場 東京ビッグサイト (東京都江東区有明)東展示ホール
公式ウェブサイト http://www.hcr.or.jp/exhibition/2012kaisaiyoukou_j.html
その他 「特設会場C」でデモストレーションを行います。

NSKについて

NSKは、Motion&Controlを事業基盤とし、軸受やボールねじなどの精機製品の分野において90年以上の歴史をもつ世界有数のメーカーです。開発・設計、生産、販売、アフターサービスまで、世界28カ国、200カ所余にわたり拠点ネットワークを構築し、世界中のお客様の多様なニーズに迅速かつ的確に応え、ソリューションを提供しております。本開発品は、NSKが培った機械要素部品技術にメカトロニクスの高度なセンサ技術を統合することで、可能になりました。NSKはこれからもヒューマンアシストを目指したロボットの開発を通じて、この分野における潜在的な課題をいち早く捉え、NSKの持つトライボロジー、材料、解析、メカトロの4つのコアテクノロジーを活かすことでヒューマンアシストテクノロジーの発展に貢献していきます。

NSKでは、少子高齢化、労働人口の減少といった課題を踏まえ、2004年より生活、人間を支援するロボットの研究開発に着手しました。将来的には本技術を、車椅子、盲導犬や介護犬の代用などへの応用が可能な、人間をアシストする自律移動ロボットへとつなげていきます。


プレスリリース記載の情報は報道発表日時点の情報です。
予告なしに変更され、ご覧になった時点と情報が異なる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。



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