ニュース

ベンテイガEWBの生産に向けたハンドクラフトマンシップを開始【ベントレー モーターズ ジャパン】

2022年8月17日

  

ベンテイガEWBの生産に向けたハンドクラフトマンシップを開始

  

(クルー、2022年8月12日)ベントレーの最新モデルを制作する熟練した職人たちのチームに対し、夏季休暇の後ベンテイガEWBの生産を開始することが決定されました。

ベンテイガEWBは、世界最高級のラグジュアリーと技術的革新性を兼ね備えるとともに、クラフトマンシップと快適性の新たな高みを表しています。この新しいベントレーのフラグシップモデルは、英国クルーのカーボンニュートラルな工場において、1台当たり熟練した職人が132時間もの時間をかけて生産されます。この車は、ロフトキルトや複雑なパネルやオーバーレイを惜しみなく使い、ベントレーのダイヤモンドイルミネーションとともに唯一無二の空気感を作り上げています。

50%以上のお客様がエアラインシートスペシフィケーションかダイヤモンドイルミネーションを、約30%がパネルにオプションの塗装やメタルオーバーレイをオーダーしています。このことは、クルーにおけるクラフトマンシップの重要性を示しています。

デジタルクラフトマンシップ
ベントレーの特徴的なダイヤモンドキルトは、ドラマチックでコンテンポラリーな新しいデザインに生まれ変わりました。すべての優れたデザインと同様、仕上がりはシンプルに見えますが、その背後にある細部へのこだわりがベントレーのインテリアの特徴を集約しています。

デジタルクラフトマンシップと精緻なテクノロジーを駆使してデザインされており、シート上部のシンメトリーなパターンは中央から離れるにつれダイヤモンドが横長になっています。一方、ドアにはアシンメトリーなパターンが施され、ドアとリアキャビンの長さを強調しています。

各ダイヤモンドの中には、傷のないレザーに直径1㎜に満たない小さな孔が開けられています。全体として美しいデザインになるよう、ベントレーのインテリアデザイナーが一つ一つの穴をデジタル処理で正確に配置するデジタルクラフティングプロセスで作られています。

レザーに孔を開ける加工をした後、特別な刺繍用機械でダイヤモンドのステッチが施されます。この機械は内蔵されたカメラで孔のパターンを解析し、ステッチのラインが孔のダイヤモンドと完璧に等間隔で平行になるようにしています。これらの工程によって、美しくエレガントでユニークなデザインが生み出されます。

より繊細でラグジュアリーなフォルムのソフトなパネルにするため、より細い糸(通常はベントレーのロゴの刺繍で使用しています)とより小さなステッチ(通常の半分の長さのステッチ)が使用されています。糸を変えたことと生産過程のイノベーションによって、今まで以上により強調され柔らかいロフトキルトができるようになりました。この工程は、2019年のコンセプトカーであるEXP100GTのドアとシートのキルティングで行われた工程と全く同じです。

情熱で進化するウッドクラフト
1921年のベントレーの生産開始以来、最も高級なグランドツアラーにはウッドのダッシュボードが取り付けられていました。近年、ベントレーのウッドショップの職人のスキルが有名家具メーカーと同等であることが認められ、エシカルでサステナブルなウッドパネルをベントレーのインテリアに使用していることが業界をリードしていると認知されています。

1/10㎜以下の誤差で成形され磨かれるウッドパネルは、複雑で美しい自然の贅沢な要素をキャビンにもたらしています。使用されるウッドパネルは10時間以上かけて製作され、クラス最高級のSUVとして初めてメタルオーバーレイ・イン・ベニアが採用されることになりました。

このオプションは、助手席のフェイシアパネルと4つのドアに取り付けられています。この複雑なデザインは、厚さ0.07mmという非常に薄いブラッシュドメタルバッジで構成されています。

インレイのデザインは、フォトエッチングと呼ばれるプロセスで作成されます。非常に繊細なデザインのステンシルを金属に貼り付け、紫外線照射とラミネートの現像という中間工程を経て、本工程で必要ない部分の金属を化学的にエッチングし、インレイデザインのみを残します。エッチングは、手作業や材料の切断がほとんどないため、破損のリスクが少なく、非常に高い精度が得られます。その後、それぞれのバッジはベニヤの表面の正確な位置に手作業で接着され、ラッカー仕上げとポリッシュ仕上げが施されます。

ベントレーダイヤモンドイルミネーション
ベンテイガEWBには、さらに印象的でエレガントなオプション装備としてベントレーダイヤモンドイルミネーションが導入されています。このイルミネーションは、ドアパネルのレザートリムに開けられた直径1㎜の小さな孔から、合計68個のLEDが発光することで実現されています。

トリムを通したイルミネーションの輝度と色は、インフォテインメントシステムとタッチスクリーンリモートでお客様がコントロールすることが可能です。この機能はムードライティングと連動しており、車内全体で光の色と強さを一定に保つことができます。このドラマチックな機能により、特に夜間の車内の雰囲気や印象が大きく変わります。

先進のクラフトマンシップによる新たな選択肢
ベントレーダイヤモンドイルミネーションのような新機能は、テクノロジーと現代のクラフトマンシップがどのように融合し、贅沢な素材に驚くほどモダンなデザインを実現するのかを示しています。トリムの組み合わせだけでも240億通り(可能な仕様の総数は数兆通り)で、ベンテイガEWBのキャビンは、これまでで最も個性的なベンテイガを提供することができます。

新型ベンテイガEWBは、9月16日~25日に開催される今年のサウサンプトンボートショーで英国公開される予定です。ベントレーモーターズは、英国最大の国際的なボートの祭典において、ラグジュアリーカーメーカーとして独占的なパートナーになることが決定しています。

  

  

  

ベントレーモーターズジャパン ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#ベントレーモーターズジャパン
#2022年8月17日