ニュース

最先端の空気清浄化技術で、ボルボ車の車内はよりクリーンに

2022年5月19日

  

最先端の空気清浄化技術で、ボルボ車の車内はよりクリーンに

  

世界保健機関(WHO)と世界アレルギー協会のデータによると、アレルギー、喘息、大気汚染は、世界中の何億人もの人々に悪影響を及ぼしています。

そこでボルボ・カーズは、最先端の空気清浄化技術によって車内の空気の質を向上し、最新の車種でお客様がよりきれいな空気を吸えるようにする取り組みを行っています。

ボルボ・カーズは、きれいな空気は個人の健康と安全の観点から複数のメリットをもたらすと確信しており、車の開発とともにこの分野のさらなる改善を続けていきます。

90シリーズおよび60シリーズの新型車に搭載された最新の空気浄化技術の一部であるアドバンスト・エア・クリーナーは、アレルギー基準協会(ASL)によって、流入する空気から草木や雑草の花粉アレルゲンを最大99.9%除去し、喘息やアレルギーに優しいと認定されました。

アレルギー基準協会(ASL)は、喘息やアレルギーを持つ人々に適した製品を消費者が識別できるようにするための独立した認証プログラムです。

ボルボ・カーズで乗員の健康効果専門家であるマリア・ベルナンダー博士は、「ボルボ車の車内の空気の質を改善することで、大気汚染、アレルギー、微粒子などに関連する健康への悪影響を減らすことに貢献します。乗員各員の健康効果に加え、よりクリーンな空気は、ドライブ中の集中力を高めることができることが研究で示されています」と述べています。

さらに、最新のボルボ車*のドライバーは、車のセンターディスプレイに実際の屋外の花粉や大気質のレベルを示すライブデータを利用して、車内の空気を浄化するかどうかを判断することができます。この自社開発アプリにより、ボルボ・カーズは自動車メーカーとして初めて、ドライバーに屋外の花粉レベルをライブデータで提供することになります。

「車内の空気清浄機能を定期的にテストし進化させることで、より快適で健康的な運転体験を提供し、競争力を高めることができます」と、車室内空気清浄技術専門家で機能責任者のアンダース・ロベンダールは述べました。

この最新の空気清浄技術を搭載した車には、2020年にボルボ車で世界初となるセンサーが搭載され、車内のPM2.5濃度を測定し、お客様が車外の濃度レベルと比較することができるようになっています。 PM2.5は、大気中の微小粒子状物質の量を示すもので、大気の質を測る指標として広く用いられているものです。世界的に見ても、多くの都市部でPM2.5濃度が世界保健機関(WHO)の推奨値を超えており、その影響を最小限に抑える必要性が指摘されています。

ボルボ・カーズのアドバンスト・エア・クリーナーは、合成繊維ベースのフィルターとイオン化により、60シリーズと90シリーズではPM2.5粒子の最大95%を車室内に入れないようにします。 さらに、アドバンスト・エア・クリーナーは、エアフィルターを介して車内に侵入しようとする空気中のウイルスを97%以上除去し、車内の既存のウイルスレベルを最大95%除去することができます。オーストリアの独立研究試験機関であるOFIが実施した最近のテスト結果によると、フィルターとイオナイザーのウイルスろ過効率により、空気中のウイルスに対して高い効果を発揮する技術であることが示されています。

  

編集者注
・記載されている機能はオプションである場合があります。車両の仕様は国によって異なる場合があり、またすべての市場で提供されているわけではありません(現時点)

・ボルボ・カーズの空気清浄機能には、アドバンスト・エア・クリーナー、PM2.5センサー、アドバンスト・フィルターなどのテクノロジーと、空気清浄機能およびセンターディスプレイの空気環境データが含まれています

・アドバンスト・エア・クリーナーは、ASL社によるチモシー草、カバノキ、ブタクサ花粉、OFI社によるPhi6およびMS2ウイルスに対するテストを受けています

・*2022年第2四半期以降に生産された車両で、XC40の全バリエーションを除きます

  

2020-2021年のボルボ・カーズ
2020年7月から2021年6月までの12ヶ月間、ボルボ・カー・グループは225億SEK(2,783億円)の営業利益を記録しました(2019年は143億SEK(1,769億円))。同期間の売上は2,921億SEK(3兆6,133億円)(2019年は2,741億SEK(3兆3,906億円))、世界販売台数は773,000台に達しました。

  

ボルボ・カー・グループについて
ボルボ・カーズは1927年に創業された高級自動車ブランドの一つであり、現在、約100カ国以上でお客様に販売されています。ボルボ・カーズは、ナスダック・ストックホルム証券取引所に上場しており、「VOLCAR B」というティッカーで取引されています。ボルボ・カーズは、それぞれに合わせた、持続可能かつ安全な方法で、お客様に「移動する自由」を提供することを目指しています。これは、2030年までに完全な電気自動車メーカーになるという目標と、2040年までにクライメート・ニュートラルな企業になるという目標を掲げて、カーボンフットプリントを継続的に削減することに反映されています。

2020年12月現在、ボルボ・カーズの正社員は約40,000人です。ボルボ・カーズの本社、商品開発、マーケティング、管理機能は、主にスウェーデンのイェーテボリにあります。生産工場は、イェーテボリ(スウェーデン)、ゲント(ベルギー)、サウスカロライナ(米国)、成都および大慶、台州(中国)にあります。また、イェーテボリ、カマリロ(米国)、サニーベール(米国)、上海(中国)に研究開発及びデザインセンターを有しています。

  

本プレスリリースは、5月18日スウェーデン本社発の翻訳版です

  

  

  

ボルボ・カー・ジャパン株式会社 ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#ボルボ・カー・ジャパン
#車室内環境
#2022年5月19日