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次世代の椅子型モビリティ開発を目指すLIFEHUB株式会社、約1億円のシード資金調達を実施【LIFEHUB】

2022年3月1日

  

次世代の椅子型モビリティ開発を目指すLIFEHUB株式会社、
約1億円のシード資金調達を実施

  

LIFEHUB株式会社(所在地:東京都北区、代表取締役CEO:中野裕士、以下当社)は2022年3月1日、株式会社サイバーエージェント・キャピタルを新規株主として迎え入れるとともに、既存株主であるインキュベイトファンド株式会社に対する第三者割当増資により、約1億円の資金調達を実施しました。
 今回調達した資金は、2023年夏に一般販売を予定している「次世代の椅子型モビリティ」の製品開発及び経営基盤強化に向けた人材の採用に活用する予定です。

■第1弾プロダクト、次世代の椅子型モビリティ開発に込めた想い
当社は、ロボティクスをはじめとした最先端のテクノロジーを駆使することで、全ての人が自由で豊かな生活を送ることをためらわない世界を創る「人類の身体的な制約からの解放」という経営理念、ミッションを掲げています。
 理念を具現化した第1弾プロダクトとして、過去に類例を見ない、二輪起立構造を実装した次世代型電動車いす「TRANSELLA(トランセラ)」(仮称)のリリースを目指しています。TRANSELLAは今までの車いすにはなかった、「歩く、立ち上がる、乗り越える」といった動作を実現します。計画では、2023年7月にイニシャルモデルの一般販売を始め、その後、2024年中にも量産型の市販モデルを投入する予定です。

「私たちは、日本市場及び世界市場の車いすユーザーの方々に向けて、モビリティに搭乗したまま立ち上がって屋内や屋外を移動することができ、さらに進行方向を向いたまま健常者が利用するのと同じようにエスカレータを利用できる、電動車いすの少し未来の姿を提示したいと考えています。これは、人体の脚の機能をモビリティで再現するという、技術的にもビジネス的にも大きなチャレンジとなります」と代表取締役CEOの中野裕士は語り、次のように続けます。
「当社の掲げるビジョンに賛同し投資を引き受けてくださった法人・個人の投資家の皆様、及び、車いすユーザーのストレスフリー社会の実現にご賛同いただける多くのパートナー企業や団体様と共に、当社製品が持つユーザビリティを待ち望む世界中のユーザーに、TRANSELLAという進化した移動手段をお届けできるよう努めてまいります」。

■TRANSELLAの機能性
TRANSELLAは、日常生活の中で電動車いすとしてご利用いただけるよう、一般的な電動車いすに用意されているレバーやボタン、リモコンによる基本的な操作機能を実装する予定です。加えて、重心移動による操作も実現できるよう、現在研究を重ねています。
 また、二輪起立構造による立ち上がり動作の実装に際しては、立ち上がり時に周囲の人や物とぶつからないようレーザーによる接触防止機能や、転倒時にユーザーの身を守るエアバック機能、転倒を検知してスマートフォンに緊急アラートを通知する機能など、もしもの時に備えた安全装備についても実現できるよう準備を進めています。

  

<ユーザーを乗せたまま起立>
電動車いすユーザーの方々に、TRANSELLAを日々の実用的なモビリティとしてご利用いただけるよう、例えば店舗内で陳列された商品を眺める時、あるいはレジやカウンターで用事を済ませたい時に、ユーザーがTRANSELLAに座ったままの状態で約60~80cm立ち上がることができる起立機能の実現に取り組んでいます。

  

<狭小スペースでの回転>
電動車いすユーザーの方々に、TRANSELLAを日々の実用的なモビリティとしてご利用いただけるよう、例えば店舗内で陳列された商品を眺める時、あるいはレジやカウンターで用事を済ませたい時に、ユーザーがTRANSELLAに座ったままの状態で約60~80cm立ち上がることができる起立機能の実現に取り組んでいます。

■引受先の応援コメント
1.インキュベイトファンド株式会社 代表パートナー 赤浦徹氏:

LIFEHUBは、”立ち上がれる次世代車椅子”という難易度の高いコンセプトを、中野CEOを筆頭とする技術力と機動力に優れた情熱あるチームがスピーディに実現してまいります。
 私たちは、同社の掲げる「AaaS(Augmentation as a Service)の世界一のリーディングカンパニーになる」というビジョンに賛同し共にチャレンジしてまいります。
 今回の調達ラウンドでは、強力な新たな株主様も加わり、力を合わせて全力でご支援させていただく所存です。今後のLIFEHUBの取り組みにご期待ください。

2.株式会社サイバーエージェント・キャピタル 代表取締役社長 近藤裕文氏:
LIFEHUBとの出会いは昨年Incubate Campでチームを組んだことがきっかけで、子供の頃に抱いた“将来ロボットを作って世界を変えたい”という夢を実現するためチャレンジされてきた中野さんの情熱、挑戦に強く共感しました。
 高齢者をはじめとした身体が不自由な人々がテクノロジーによって制約が解放されるAssS(Augmentation as a service)市場は少子高齢化問題が世界で進行するなかでより注目されつつあります。
 高い技術力を有し、強い想いを持つ中野CEO、野宮CTO率いるチームLIFEHUBの皆さんがこの市場を切り拓き、世界にGood impactをもたらすと信じて、応援させて頂きます。

  

■本プレスリリースのPDFデータはこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d96997-20220301-d6c641a2800b408b3ee048538a38eadb.pdf

■採用活動の強化について
当社では現在、テクノロジーで人間の未来の姿を創造する仲間を積極的に採用しています。ご興味のある方は、是非、以下の採用情報ページよりご応募ください。
https://www.lifehub.co.jp/recruit

■LIFEHUB株式会社 会社概要
公式Webサイト:https://www.lifehub.co.jp/
代表者:中野裕士
設 立:2021年1月
所在地:東京都北区西ヶ原1-17-4
事業内容:
・身体拡張デバイスの研究開発・関連サービスの提供
・モビリティ製品の研究開発・関連サービスの提供
・医療・福祉機器の研究開発・関連サービスの提供
・機械の設計・開発に関する事業

  

  

  

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