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次世代車載インフォテインメント・システムの変化を主導【STマイクロエレクトロニクス】

2012年7月23日

〜 将来のデジタル・カーラジオを現行のAM/FMソリューションと同等のコストで実現 〜

エレクトロニクス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な主要半導体メーカーで、車載用デジタル・ラジオIC(地上・衛星放送対応)の世界最大のサプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、AM/FMとマルチ・デジタル・ラジオ放送(例:DAB+)を同時に受信・処理する業界初のデジタル・ラジオ・チップセットを発表しました。全てのソフトウェア・スタックを搭載し、複数の放送規格に対応する新しいデジタル・ラジオ・チップセットは、2012年第2四半期に量産を開始しました。

Bosch Car Multimedia社と共同開発したSTのマルチスタンダード・デジタル・ラジオ・チップセットは、高性能かつコスト効率に優れた車載
インフォテインメント・システムを短期間で開発することができます。
これらのシステムは、テキストと画像を同期ストリーミングして気象・交通等の情報をリアルタイムでアップデートするような次世代ラジオ機能や付加価値サービスにより、ドライブ体験を向上させます。

Robert Bosch Car Multimedia GmbH社のエンジニアリング担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるMichael Bolle博士は、次の様にコメントしています。「複数の放送規格に対応するSTのデジタル・ラジオ・レシーバICは、高い性能・柔軟性・集積度を特徴としているため、当社のヘッドユニット・プラットフォームに採用しています。また、汎用性を備えたSTのソリューションは、次世代車載インフォテインメント向けに優れたコスト効率を実現しており、様々な市場の要求にも容易に対応することができます。」

このチップセットは、最大4チャネル(FMフェーズダイバーシティ用2チャネル、DABなどの地上デジタル放送用2チャネル)を並列に受信してデコードすることができます。この機能により、カー・ラジオの1チャネルでオーディオ番組を聴きながら、別のチャネルでリアルタイムの交通情報と気象情報を同時に受信することができます。ラジオ・レシーバICは、従来のアナログFM信号とデジタル・ラジオ信号をシームレスに切り換えたり、2種類の異なったデジタル・ラジオ・チャネルからのオーディオおよびデータを同時に復調することもできます(DAB 1.5)。

STの新しいデジタル・ラジオ・チップセットは、最大4つまでのマルチ・スタンダードRF IC部分と全ソフトウェア・スタックが動作するベースバンド処理ICをベースとした完全なレシーバ用ソリューションです。また、低消費電流かつ最小の電磁干渉が特徴であるこのチップセットは、ベースバンド処理において障害が生じない優れたリアルタイム性能を発揮します。さらに、DAB規格ファミリ(DAB/DAB+/DMB-A)およびDRM(オープン放送規格)の他、外付けコプロセッサと組合わせることでHD Radio(TM)にも対応します。

STのデジタル・ラジオ・チップセットは、2012年第2四半期に量産を開始しました。詳細および価格については、STのセールス・オフィスにお問い合わせください。

15年間にわたりデジタル・ラジオ技術をリードしてきたSTは、現在デジタル・ラジオ用部品の世界最大のサプライヤで、累積出荷数は8000万個を超えます。

STマイクロエレクトロニクスについて

STは、Sense & Powerおよびマルチメディア・コンバージェンス分野の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。
エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2011年の売上は97.3億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。

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〒108-6017  東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
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オートモーティブ製品グループ
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