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独自の乗り心地理論を追求した「TBスポーツシート」が市販車に初搭載【トヨタ紡織】

2012年7月17日

トヨタ紡織㈱(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:豊田周平)はこのたび、スポーツ走行を楽しむための乗り心地を追求した「TBスポーツシート」を開発し、2012年9月下旬にトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)が発売するスポーツコンバージョン車※1 iQ“GRMN※2 Supercharger”に採用されました。このTBスポーツシートが市販車に採用されたのは、今回が初めてです。

TBスポーツシートは、最適な座圧分散で身体全体をバランスよくホールドし、コーナリング時に激しい重力がかかる肩・腰・膝をしっかり支えるサポート形状とあわせて、身体の軸がぶれることなく運転姿勢を保持します。剛性とソフトな触感を両立した新感覚のホールド性能に加え、ステアリングやマニュアルシフト操作時にひじの動きを妨げないようシート形状を工夫することで、運転操作性も確保しました。

トヨタ紡織は2008年よりスポーツシートの開発に着手し、2011年ニュルブルクリンク24時間耐久レースにGAZOO Racingから参戦したLEXUS LFAのレース専用シートを皮切りに、2012年4月に発売したトヨタ86などの小型FRスポーツカー向けシートを製品化するなど、クルマと一体となった走りを体感できる独自の乗り心地理論を追求してきました。そして今回、新たに開発したTBスポーツシートが、「見る者・乗る者をトリコにする、スパイスの効いたマイクロレーサー」をコンセプトに、トヨタが発売するiQ“GRMN Supercharger”に搭載されました。

トヨタ紡織は、性能と快適性の頂点となるスポーツシート開発で得た知見を、多車種のシート開発へいかし、魅力的なシートを積極的に提案していきます。


※1  外装や内装、走行性能などを特別仕様とし、少量生産方法で生産したクルマ。持ち込み登録が必要な改造自動車扱い
※2  GRMN:GAZOO Racing tuned by MN


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