ニュース

AVL社とローデ・シュワルツが、Vehicle-in-the-Loopで戦略的協力

2021年2月20日

AVL社とローデ・シュワルツが、Vehicle-in-the-Loopで戦略的協力

 

ローデ・シュワルツのレーダー試験システムをAVL社のAVL DRIVINGCUBE™に組込むことで、両社の協力関係を強化しました。これにより、Vehicle-in-the-Loopテストベンチにおいてレーダーを活用した先進運転支援システム(ADAS)機能のテストや自律運転機能の検証に新たな可能性が広がります。複雑な運転シナリオを生成して、安全かつ再現可能な環境でテストすることができるからです。


 緊急ブレーキやアダプティブ・クルーズ・コントロール、自動車専用道路での自動運転など、複雑な先進運転支援システム(ADAS)や自動運転(AD)機能を、想定されるあらゆる運転シナリオで検証するには、機能面と非機能面での膨大な確認作業を必要とし、実際の道路で行うには危険を伴うこともあります。加えて、自動運転の新たな課題は、実際の道路で従来からの物理的なテストを実施するのが不可能な場合も多いということです。そこで、それに代わるテスト方法として、AVL DRIVINGCUBE™などのX-in-the-loop(XIL)アプローチを用いてバーチャル化します。

AVL DRIVINGCUBE™は、シャシ・ダイナモメータやパワートレイン・テストベンチ上の実車両とシミュレーションを複合して、ADASおよびADシステムの検証・承認プロセスを高速化する新しい方法を提供します。このソリューションの鍵となるコンセプトは、実車をバーチャルな環境で動作させ、“Sense-Plan-Act〔センシング-計画-改善〕”という流れのすべての段階を考慮に入れることです。ただし、バーチャル環境と実際の組込みセンサを接続するには、最新のシミュレーション技術が必要になります。さらに、その状況も特にテストベンチに関して、個別の計測ラボでの状況とはまったく異なったものとなります。

AVL社とローデ・シュワルツは、これまで衛星測位システム(GNSS)のシミュレーションに連携して臨んだのに続き、新たにAVL DRIVINGCUBE™でのレーダーを対象としたシミュレーションでも協力していくことになりました。

ローデ・シュワルツのレーダー試験システムは、Vehicle-in-the-Loopテストベンチにおるレーダー実装型ADAS機能のテストや自動運転機能の安全性確保にまったく新たな多数の可能性を開きます。革新的なアンテナ・アレイ技術によって、アンテナや装置を物理的に移動させることなく、レーダー・センサに対して様々な距離、相対速度、サイズ、方位角で複雑な擬似オブジェクトを生成可能です。また、応答性の高いリアルタイム・インターフェースとAVL社のバーチャル試験ツール群へのシームレスな統合によって、いっそう困難で複雑かつ危険性の高い運転シナリオを作り出してテストすることもできます。同システムは、拡張性のあるモジュール・コンセプトを採用していますので、確かな将来性も見込めます。つまり、同じテストベンチを、レーダー・センサの数や種類が異なるあらゆるタイプの車両のテストに活用できるのです。このソリューションは、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)や車線維持支援(LKA)といったADASあるいは自動運転機能の検証・応用に利用でき、そのうえNCAPシナリオでの検証も安全かつ再現可能な環境で検証できるようになります。

AVL社とローデ・シュワルツが戦略的に協力することで、レーダー実装型ADASや自動運転のテストおよび検証を刷新するようなソリューションが導かれるでしょう。

お問い合わせ:
欧州(本社):Patrizia Muehlbauer(電話:+49 89 4129 0、email:press@rohde-schwarz.com
北米:Tomas Berghall(電話:+1 503 5239489、email:Tomas.Berghall@rsa.rohde-schwarz.com
アジア太平洋地域:Wen Shi Tong(電話:+65 6 307-0029、email:press.apac@rohde-schwarz.com

すべてのプレスリリースは、画像のダウンロードを含め、http://www.press.rohde-schwarz.comからインターネットでご提供しています。

自動車向けテスト・ソリューションについて
 ローデ・シュワルツは、試験・計測機器の世界的なトップメーカーとして、先行開発からR&D、生産まで自動車開発のすべての段階に応じた専門技術のノウハウを提供しています。そしてOEM企業やティア1サプライヤ、半導体メーカーの皆様に、高周波数・広帯域・高速な試験課題に対する信頼性の高い当社ソリューショ ンを有効に活用いただいています。ローデ・シュワルツは、レーダー・センサや車載Ethernetの認証、接続性(5G・V2X・eCall・GNSS)、インフォテインメント、EMI事前認証、EMCなどのテストにおける市場リーダーです。さらに、ECU生産での基板レベル試験(ICT/FCT)にも卓越したソリューションを提供しています。こうした試験ソリューションのすべてが、もっとも高水準な品質規格に従いながら最大限の効率を確実に発揮するとともに、様々な自動車部品の正確かつ協調的な動作や、エラーなく外部との通信ができるように保証しています。

ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、試験・計測、放送・メディア、航空・宇宙、防衛、セキュリティ、ネットワークおよびサイバーセキュリティの各分野で高度なソリューションを提供するリーディング企業です。技術指向のグループとして、通信・情報・セキュリティ関連製品をもとに、産業界や行政機関のお客様がさらに安全に“つながる”社会を実現できるようご支援しています。2020年6月30日現在、ローデ・シュワルツでは全世界で約12,300名の従業員が活躍しています。2019/2020会計年度(昨年7月から本年6月まで)には独立した企業グループとして25.8億ユーロの売上を達成しました。ドイツ・ミュンヘンの本社を中心に、70カ国以上に子会社を配し、アジアと米国には地域拠点を置いています。

R&S®はRohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。

東京都新宿区西新宿7-20-1 住友不動産西新宿ビル27階
〒160-0023
関野  敏正
電話番号: +81 3 5925 1270/1290
Toshimasa.Sekino@rohde-schwarz.com
www.rohde-schwarz.com/jp







ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#ローデ・シュワルツ
#ADAS(先進運転支援システム)
#自動運転
#業務提携/資本提携
#2021年2月20日