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ダイムラー・トラックAGのEV、 走行距離累計700万キロを超える【三菱ふそうトラック・バス】

2020年9月14日

• ふそう、メルセデスベンツ、フレイトライナーを含むダイムラー商用車ブランドのバッテリー式
 電気自動車(BEV)が累計700万キロの走行距離を達成
• 2022年までに全世界主要地域でバッテリー式電動商用車を販売する計画にむけて、
 世界各国での実証走行データを開発に反映

シュトゥットガルト (ドイツ)/ 川崎(日本)/ ポートランド(アメリカ)– ダイムラー・トラックAG(本社:シュトゥットガルト、以下ダイムラー・トラック)は、世界中のお客様のご利用で、バッテリー式電動トラックおよびバスの走行距離が700万キロを超えたことを発表しました。
ダイムラー・トラックは、電動化戦略の一環として、2022年までにすべての主要販売地域においてバッテリー式電気自動車を投入する計画です。ダイムラー・トラック傘下のふそう、メルセデス・ベンツ、そしてフレイトライナーの商用車ブランドの電気トラックはすでに世界各国で実用化を実現してきました。現在、小型部門ではふそうの「eCanter®」、 中型部門ではフレイトライナーの「eM2」、大型部門ではメルセデス・ベンツの「eアクトロス」およびフレイトライナーの「eカスケディア」がお客様に利用されています。 さらに2018年から量産しているメルセデス・ベンツの路線バス「eシターロ」は、ヨーロッパの様々な都市で市民の交通手段として活用されています。
「私達は、世界最大の商用車メーカーの一つとして、新しいドライブシステムのイノベーションを牽引することを目指しています。たとえば、路線バス『eシターロ』は、2018年から量産しており、多くの都市で公共バスの電動化を実現しています。電気トラックについては、有用性と性能において従来のトラックと同レベルの製品をお客様に提供することを目指します。グローバルに展開しているダイムラー・トラックは、世界中のお客様によって様々な車両コンセプトを多様な用途でお試しいただいています。お客様との親密な対話やこれまでの多くの試乗走行のおかげで重要な発見があり、それらは電気トラックのさらなる量産に向けた開発に直接導入し活用しています」 (ダイムラー・トラックAG取締役会長兼ダイムラーAG取締役マーティン・ダウム)

持続可能性を追求するダイムラー・トラックの開発計画
ダイムラー・トラックは、企業戦略である持続可能性を追求し、2039年までに欧州、日本及び北米地域の主要3市場で全ての新型車両をCO2ニュートラル(燃料タンクから走行時まで)化する目標を2019年10月に発表しました。その一環として、2022年までには、これらの主要地域における販売の車両ポートフォリオに、量産型電気トラックを導入する計画です。さらに2020年代後半には水素駆動の量産車により航続距離の拡大を目指します。

CO2ニュートラル輸送のパイオニア: ふそうの電気小型トラック「eCanter」
MFTBCは電気小型トラック「eCanter」を2017年9月に世界初公開し、その後世界中の多くのお客様に届けてきました。「eCanter」は、今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2低減の課題を解決する答えとして開発した車両です。これまで既に日本国内外で170台以上が稼働中で、環境に優しく経済性に優れていることが証明されています。「eCanter」は、車両総重量7.5トンクラス、最長で急速充電の場合約1.5時間、普通充電では約11時間の充電で、航続距離は約100kmを確保しています。電気駆動システムには、モーター(最大出力135kW、最大トルク390Nm)と、370V・13.5kWhの高電圧リチウムイオンバッテリーパックを6個搭載しています。さらに先月、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装置を搭載した新型モデルを発表しました。同車は、川崎(日本)およびトラマガル(ポルトガル)で生産しています。

* eCanter®は、三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。








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