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量産型可変圧縮比エンジン「VCターボ」の開発が「機械振興協会会長賞」を受賞【日産自動車】

2019年12月23日

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、12月20日に発表された一般財団法人機械振興協会主催の「第54回機械振興賞」において、同社の世界初量産型可変圧縮比エンジン「VCターボ」の開発が「機械振興協会会長賞」を受賞しました。

エンジンの特長と受賞の背景
「VCターボ」は、独自のクランク機構により、圧縮比を自在に切り替えることを可能とした世界初の量産型エンジンです。また、同クランク機構でエンジン振動の抑制を実現したことに加え、振動抑制に必要であったバランスシャフトの廃止を可能としたことで、エンジン高を抑えつつ、1本の偏心シャフトで全ての気筒を制御することにより、高効率と高性能を両立しました。この世界初となる量産可変圧縮比エンジン「VCターボ」を開発したことが高く評価され、「機械振興協会会長賞」受賞に至りました。

「機械振興賞」について
機械振興賞は、機械産業における技術開発の一層の促進を図るため、優秀な研究開発およびその成果の実用化によって、機械産業技術の進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業・大学・研究機関および研究開発担当者を表彰することにより、我が国機械産業の振興に資することを目的としています。








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