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電気自動車の未来を告げるコンパクトSUVボルボXC40 より少ない要素で多くのことを実現【ボルボ・カー・ジャパン】

2019年10月2日

時には、より少ない要素でより多くのことを実現できます。発表を間近に控えたボルボ・カーズ初の電気自動車(BEV)となるXC40は、要素を減らすことでより良くなることがあるという事実を証明します。

電気自動車の進歩は、自動車の歴史において最大の変化をもたらします。誕生から一世紀以上を経て初めて自動車はその核心部分の変革を迎え、エンジンルームにガソリンエンジンやディーゼルエンジンを搭載せずにフロア下に電池を搭載して走行するようになります。

このことは、テールパイプや冷却のための大きなグリルが不要になることを意味します。一方、内燃機関(エンジン)を搭載しないため、ボンネットの下には追加の収納スペースが生まれます。

それと同時にこのXC40(BEV)は、ボルボ・カーズのベストセラーモデルのひとつであるXC40のすべての特徴を引き継いでいます。このモデルにはボルボの再生を定義づけるエレガントなスカンジナビアン・デザイン言語を採り入れており、美しさと実用性、機能性が融合しています。
「スカンジナビアン・デザインのルーツは、視覚的なわかりやすさと、要素をいかに減らすかという観点に基づいており、XC40はその好例です。」ボルボ・カーズでデザイン担当上級副社長を務めるロビン・ペイジはこのように述べ、さらに「大胆かつ瞬時にそれとわかるデザインは、電気自動車となってさらに流線型が強調され、より現代的になっています。グリルが不要になってさらにクリーンかつモダンな顔つきとなり、テールパイプが不要になったリヤエンドも同様に変化しました。電動化が進むにつれ、私たちはこうしたアプローチをより深く掘り下げていくことになります。」と続けた。

ボディと同色に塗装され、クローズド構造になったユニークなフロントグリルは、フロントエンドに独特な視覚的特徴を生み出しています。このデザインは、電気自動車となってエンジン冷却のための空気循環の必要性が減ったことで可能になりました。このグリルには、先進運転支援システム(ADAS)プラットフォーム用のセンサーをすっきりと統合させています。

XC40(BEV)のエクステリアカラーには新しいオプションカラーのセージグリーンメタリックを含む8色を用意しており、ドライバーの好みを反映させることができます。一方、コントラストカラーのブラックで塗装されたルーフは標準装備となります。新オプションとして19インチおよび20インチのホイールを選べるため、さらに自分好みに車両をカスタマイズできます。

車内では、電気自動車専用に刷新されたドライバーインターフェースにより、バッテリーの状態などの重要な情報を刻々とドライバーに提供します。インテリア・デザイン・パッケージは細部にスポーティなスタイルが施され、さらにリサイクル素材で製造されたカーペットが組み合わされます。

XC40(BEV)は2016年に「コンセプト40.1」として初公開されたもので、ボルボのスマートエンジニアリングの証でもあります。当初から電気自動車を念頭に開発が行われたボルボのコンパクト・モジュラー・アーキテクチャ(CMA)を元に、バッテリーパックはフロアに一体化して車内のスペースに影響を及ぼさないよう組み込まれています。

そのため、XC40の大きな魅力のひとつであったキャビン周りに豊富に用意された機能的な収納スペースもそのまま受け継いでいます。インテリアデザインに対しても新たに独創的かつ徹底的な追求を続け、ドアおよびシート下にはより機能的な収納スペースと小さなバッグを掛ける折りたたみ式フックやセンターコンソールの脱着式ゴミ箱などが用意されています。

XC40(BEV)独自の特徴として、ボンネットの下に特別なフロント・トランク・ルーム(別名:フランク)が用意されています。電気モーターの方がエンジンよりもスペースを取らないため、容量約30リッターのフランクを設けることができました。

ボルボ・カーズは今後数週間のうちに完全電動化されたXC40の詳細を明らかにし、10月16日に初公開を予定しています。

※本モデルの日本市場への導入時期は未定です。

本プレスリリースは、10月2日スウェーデン本社発の翻訳版です








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