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ラグジュアリー4ドア・クーペを革新する 「新型BMW 8シリーズ グラン クーペ」誕生【ビー・エム・ダブリュー】

2019年10月25日

BMWの新しいラインアップとなる最高級4ドア・クーペ4ドアながら高いボディ造形技術による、優美で官能的なスタイル独自のカーボン・コア・ボディによる、広々と快適な室内空間専用サスペンションと革新技術による、スポーティな走り戦略的な価格を実現した直列6気筒エンジン搭載車をラインアップ

ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: クリスチャン・ヴィードマン)は、洗練された美しさと鍛え抜かれた走行性能を誇るBMWクーペ・モデルの最上級モデル「BMW 8シリーズ」に、より伸びやかなスタイリングと快適な室内空間を実現した4ドア・クーペ「新型BMW 8シリーズ グラン クーペ」を新たに加え、全国のBMW正規ディーラーにて、本日より販売を開始する。

新型BMW 8シリーズ グラン クーペは、サスペンション等を専用開発する他、多数の革新技術を用いることで、更に伸びやかで美しいデザイン、快適な居住性、スポーティな走行性能など、全ての点において妥協すること無く、全く新しいラグジュアリー4ドア・クーペとして、唯一無二のコンセプトを掲げるモデルである。

3眼カメラおよびレーダーを用いた最新の運転支援システムや、BMWが国内で初めて導入したハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能等の採用により、スタイル、快適性、走行性能に加えて、運転支援の面においても、究極のBMWラグジュアリー・モデルとなっている。

新型BMW 8シリーズ グラン クーペは、ボディ骨格の内部(センター・トンネル)にカーボン素材を用いるカーボン・コア構造を使用し、車体剛性を大幅に高めることで、BMW 8シリーズ クーペに対して205mm長い、ホイールベース3,025mmを実現している。それにより、クーペ・モデルとは感じられないほどの、広々とした室内空間を確保している。

また、BMWの高いボディ造形技術によって、後席の頭上空間を確保しながらも、ルーフ後端からCピラー、リア・フェンダーにかけて絞り込まれ、くびれが美しく洗練されたスタイルを演出する、独自のノッチ・バック・スタイルを実現している。見る者を惹きつけるスポーティかつ艶やかなスタイリングと共に、室内の遮音性や快適性をも高めている。

新型BMW 8シリーズ グラン クーペは、BMW 8シリーズクーペ/カブリオレ同様に最高出力530PS(390kW)/5,500-6,000rpm、最大トルク750Nm/1,800-4,600rpmを発揮する4.4リッターV型8気筒ガソリン・エンジンを搭載した新型BMW M850i xDriveグラン クーペ、直列6気筒クリーン・ディーゼル・エンジンを搭載した新型BMW 840d xDriveグラン クーペをラインアップしている。更に、BMW伝統の直列6気筒ガソリン・エンジンを搭載した新型BMW 840iグラン クーペは、BMW 8シリーズ初となるリア駆動方式(FR)を採用するなど、顧客の幅広いニーズに応えるモデルとなっている。

サスペンションは、新型BMW 8シリーズ グラン クーペ専用設計となっており、BMW 8シリーズ クーペに対してリアのトレッドを30mm拡大している。さらに、BMW 8シリーズ クーペに採用されたインテグラル・アクティブ・ステアリングやアダプティブ M サスペンション・プロフェッショナルを採用*することで、ロング・ホイールベース化に対しても妥協することなく、BMWの最上級クーペらしい「駆けぬける歓び」を実現している。 *: 新型BMW M850i xDriveグラン クーペには標準装備。その他のモデルにはオプション設定。

BMWは、「Joy of Ownership. 一人ひとりに、歓びと安心を。」をコンセプトに掲げ、顧客がBMWの高品質な製品を安心して満喫できるよう、2016年よりBMW全モデルに、3年間の無償メインテナンス、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」を提供している。これにより、納車と同時に、全ての顧客に対して、BMWを所有する歓びと安心を提供している。

ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載 また、これらのモデルにはBMWが国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能が搭載される。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路*1での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムである。この機能は、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離して走行が可能*2となる。

*1:高速自動車国道法に定める高速自動車国道、及び指定都市高速道路に分類される道路が対象。
*2: SAE International(Society of Automotive Engineers)が定めるレベル2 の段階であり、
  自動運転ではなく、前方注視が必要となるなど、ある一定の条件が必要。

その他、最先端の運転支援システム
今回追加された新型モデルには、高性能3 眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーによって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを全モデルに標準装備している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・チェンジ・アシストおよびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングが装備されている。

さらに標準装備となるパーキング・アシスタントには、リバース・アシスト機能が採用されている。これにより、車両が直前に前進したルート最大50m までを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となる。この機能を活用することで、例えば、日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。

BMW Intelligent Personal Assistant
(BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタント)

BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI 技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW 最新の機能である。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。そして、BMW のインテリジェント・パーソナル・アシスタントの最たる特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点である。例えば、BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK, BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、「XXX(例:8 シリーズ)」と、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用することが出来る。

新しい表示・操作コンセプト「BMW Operating System 7.0」の導入
新型BMW 8 シリーズには、「BMW Operating System 7.0」を導入している。これは、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした表示 /操作コンセプトで、10.25 インチのコントロール・ディスプレイと、12.3 インチのフル・デジタル・メーター・パネルを、それぞれ自分用にカスタマイズすることを可能としている。コントロール・ディスプレイは、タッチ操作に対応して、より使いすく最適化されたメニュー表示により、様々な機能や設定にアクセスしやすくなる他、状況に応じて変化するコンテンツも装備されており、スポーツ走行時などに、コーナリングの際の横方向加速力を表示させる設定にすることも可能となっている。そして、ステアリング・ホイールのボタン、センター・コンソール付近に配置されているiDriveコントローラー、タッチ操作に対応したディスプレイ、さらに音声コントロール及びジェスチャー・コントロールを備えることで、状況に応じてドライバーが最も操作しやすい方法で、必要な情報 / 設定にストレス無くアクセスすることが可能である。

また、12.3 インチのディスプレイを備えたフル・デジタル・メーター・パネルは、速度 / 回転数を表示する左右のメーターの間、すなわちディスプレイの中央に、ナビゲーション・マップの一部などを表示可能となった。改良されたヘッドアップ・ディスプレイと共に、より視認性が向上し、ドライバーは運転に集中しながらも必要な情報を受け取ることが可能となった。

BMW コネクテッド・ドライブについて
新型BMW 8 シリーズ グラン クーペには、BMW コネクテッド・ドライブを標準装備している。BMW コネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をIT ネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013 年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供してきた。さらに、2018 年8 月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。

BMW 8 シリーズについて
BMW 8 シリーズは、BMW のクーペにおける最上級モデルとして2018 年11 月に登場し、優雅で官能的なデザインと、高性能エンジン、電子制御アクティブ・スタビライザーを装着したアダプティブ・M サスペンション・プロフェッショナル等を搭載し、ピュア・スポーツ・カーに匹敵する走行性能を備えている。また、卓越した運動性能とオープン・モデルならではの解放感や優雅さを備えたカブリオレも登場し、BMW のラグジュアリー・クーペ/カブリオレを再定義するモデルとして位置づけられている。

主な車両諸元
BMW 840iグラン クーペ
全長5,085mm、全幅1,930 mm、全高1,400mm、ホイールベース3,025mm、車両重量1,870kg、車両総重量2,145kg、排気量2,997cc、直列6気筒ガソリン・エンジン、最高出力340PS(250kW)/5,000 rpm、最大トルク500Nm/1,600-4,500rpm。 *: M Sportは、車両重量1,920kg、車両総重量2,195kg

BMW 840d xDriveグラン クーペ
全長5,085mm、全幅1,930 mm、全高1,400mm、ホイールベース3,025mm、車両重量1,980kg、車両総重量2,255kg、排気量2,992cc、直列6気筒ディーゼル・エンジン、最高出力319PS(235kW)/4,400 rpm、最大トルク680Nm/1,750-2,250rpm。
*: M Sportは、車両重量2,030kg、車両総重量2,305kg

BMW M850i xDriveグラン クーペ
全長5,085mm、全幅1,930 mm、全高1,405mm、ホイールベース3,025mm、車両重量2,090kg、車両総重量2,365kg、排気量4,394cc、V型8気筒ガソリン・エンジン、最高出力530PS(390kW)/5,500 rpm、最大トルク750Nm/1,800-4,600rpm。








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