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CO₂排出量の徹底的な削減へ 意欲的な気候変動対策を発表【ボルボ・カー・ジャパン】

2019年10月17日

本日、ボルボ・カーズは、2018年から2025年までに車両1台あたりのライフサイクルにおけるCO₂排出量を40%削減することを目指す、という自動車業界で最も意欲的な計画を発表しました。これは「2040年までにクライメートニュートラルな企業になる」というボルボ・カーズの目標に対する具体的な第一歩です。

この計画は、2015年にパリ協定で採択された「地球温暖化による気温の上昇を、産業革命前の水準から1.5℃までに留める」という目標に基づく具体的な行動計画となります。

ボルボ・カーズの2040年までの目標として、全モデル電動化による車両からの排出ガス削減だけに留まらず、ボルボが最先端を行く別の分野での対応も視野に入れています。ボルボは、生産ネットワーク、より広範囲の企業活動、およびサプライチェーンからのCO₂排出量削減に取り組みます。その一環として、資源のリサイクルと再利用を促進します。

2040年の目標達成に至るための直近の足がかりとして、ボルボ・カーズは2018年から2025年までに車両1台あたりのライフサイクルのCO₂排出量を40%削減するため、さまざまな対策を早急に講じます。また2025年までには全世界の生産ネットワークを完全にクライメートニュートラルな状態にすることも見据えています。

「ボルボは、抽象的な約束事ではなく具体的な行動によって企業の変革を実践しています。」ボルボ・カーズ代表取締役社長兼CEOのホーカン・サムエルソンはこのように述べ、さらに「そのためにボルボ・カーズでは私達がコントロールする事業活動と車両の排出ガス削減の両方に取り組んでいます。さらに、ボルボが影響を及ぼすサプライヤーやエネルギー分野にも、クライメートニュートラルな未来の実現に向けて共に歩んでくれるよう呼びかけています。」と続けました。 2025年までに車両一台あたりのCO₂排出量の40%までの削減を実現するため、ボルボではさまざまな業務分野に多数の目標を設定しました。中でも以前に発表した、2025年までに電気自動車の世界販売台数の50%を占めるという目標が重要で、これにより2018年から2025年の間に車両から排出されるCO₂量は50%まで削減できます。

その他の短期的目標として、2025年までに世界のサプライチェーンに関連するCO₂排出量を25%削減すること、2025年までにボルボの新車にリサイクル・プラスチックを25%使用すること、生産および物流を含むボルボの事業全体で発生するCO₂排出量を25%削減することなどが掲げられています。

ボルボ・カーズは、既存の自動車メーカーでは初めて、全モデルを電動化し、内燃式エンジンのみによる駆動を段階的に終了しようという目標に取り組みました。今年までに発売された新世代のボルボ車は、すべて電動化モデルを有しています。また、ボルボは電気自動車の「XC40 Recharge(リチャージ)」を発表しました。「XC40 Recharge」を皮切りに、ボルボ・カーズは各新車モデルのライフサイクルの平均CO₂排出量を公表します。

「XC40 Recharge」は、ボルボ・カーズの新たな「リチャージ・カー・ラインナップ」に属する最初のモデルです。「再充電」を意味するモデル名の「リチャージ(Recharge)」は、完全電動式パワートレインとプラグイン・ハイブリッド・パワートレインを搭載するすべての充電可能なボルボ車を表す総称となります。「リチャージ・カー・ラインナップ」は、ボルボ・カーズの電動化車両の販売をさらに促進し、インセンティブを介してプラグイン・ハイブリッドのドライバーが可能な限りピュア・モードを使用するよう促進することを目的としています。

本プレスリリースは、10月16日スウェーデン本社発の翻訳版です








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