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新型 V クラスを発表【メルセデス・ベンツ日本】

2019年10月23日

メルセデス・ベンツ Vクラス

新型 V クラスを発表

 ・  フロントデザインを刷新し、スポーティなエクステリア
 ・  快適性と高級感を高めるエクスクルーシブシート*1を採用
   *1: V 220 dを除くモデルにオプション設定
 ・ アクティブブレーキアシストやアダプティブハイビームアシスト・プラス等により
   安全性向上
 ・  特別仕様車ガソリンエンジンモデル「V 260 アバンギャルド ロング」

 メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社:東京都品川区)は、メルセデス・ベンツ「新型Vクラス」を発表し、本日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を開始します。なお、お客様への配車はV220dアバンギャルドロングとV260アバンギャルドロングが2020年1月頃、その他モデルが2020年春頃を予定しています。

  1998年に欧州のミニバンとして初めて日本に導入された「Vクラス」は、ワイドでスクエアなスタイリングと広く上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備え、プレミアムミニバンというセグメントを創出しました。その後も、2003年、2015年のフルモデルチェンジを経ながら、7名乗車のシートレイアウトや左右両側の電動スライドドア、リアエンターテインメントシステムなど日本のお客様のニーズにあわせて装備や専用アクセサリーの拡充を図ってきたことで、累計販売台数約3万台となるロングセラーモデルです。

  新型Vクラスは、全ての乗員が快適に過ごすことができ、3点式シートベルト一体型のシートや多彩なシートアレンジが可能なシートレイアウト、FR(フロントエンジン・後輪駆動)レイアウトなどこれまでのVクラスのコンセプトを継承しながらも、安全性、快適性や質感などあらゆる面で進化し、最新の「メルセデス・ベンツのミニバン」の名に相応しい圧倒的なプレミアム感を備えて生まれ変わりました。

新型Vクラスの概要
エクステリア
フロントデザインを刷新

新型Vクラスはフロントフェイスを中心に刷新し、最新のメルセデス・ベンツのデザイン言語を取り入れ、3つあるエアインテークを1つにまとめることで開口部が拡大したフロントバンパー、またその左右にはクロームを採用し、スポーティなデザインとなりました。また、全車にオプション設定のAMGラインでは、ラジエターグリルがシングルルーバーのダイヤモンドグリルとなり、さらにスポーティかつラグジュアリーなエクステリアを演出します。

インテリア
高級感をさらに高める「エクスクルーシブシートパッケージ」をオプション設定

新型Vクラスには、エクスクルーシブシートパッケージをオプション設定*2しました。エクスクルーシブシートパッケージは、2列目に高級感のあるエクスクルーシブシート(ブラックもしくはベージュ)を採用し、ヘッドレストクッション、オットマン、リラクゼーション機能等の快適性を大きく向上させる装備により、上質な移動空間を提供します。また、シートを温めるシートヒーターと、身体と座面の間にこもった熱や湿気をシートに内蔵された複数のファンにより除去することで、暑い季節の快適性を高めるシートベンチレーターも備えています。
*2:V220dを除く

  シートは、堅牢なシートレールを採用したフラットなフロアに2列目は独立シート、3列目はベンチシートを配し、長距離ドライブでも全ての席の乗員に高い快適性を提供します。脱着可能なシートを採用しているため、2列目を後ろ向きにセットして後席乗員5人が向かい合って座れる状態にしたり、後席を2座のみにして室内を広々と使ったショーファードリブン仕様にしたり、2列目と3列目をすべて取り外して荷物を積載したりと、用途に合わせて多彩にアレンジすることが可能です。そして、多様なレイアウトに対応する脱着可能なシートでありながら、2列目および3列目のすべてのシートに3点式シートベルトが一体化されています。

  さらに、前席左右と後席で独立して温度設定が可能で、設定に合わせて温度と風量を自動調整する「クライメートコントロール(前席左右独立調整)&後席専用クライメートコントロール」を全車標準装備としています。後部座席の快適性をより高めるために、2列目および3列目用の吹き出し口をルーフトリムと足元にそれぞれ備えています。

  また、細部にいたるまで綿密なスタイリングが施され、タービンエンジンをイメージしたフォルムを持つエアコン送風口と、アンスラサイトウッド調インテリアトリムを新たに採用し、スポーティかつ高級感のあるインテリアを演出しています。

安全性
アクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)

  オプション設定のレーダーセーフティパッケージに含まれるアクティブブレーキアシスト(歩行者検知機能付)は、先行車、前を横切る車両や合流してくる車両、歩行者、路上の物体などとの衝突の危険性を感知すると、ディスプレイ表示や音でドライバーに警告します。必要な場合はシステムが衝突を回避するために強力な制動力を発揮できるようブレーキ圧を高めます。同時に、前席のシートベルトの巻き上げや助手席のシートポジション修正など、衝突時に乗員の最適な姿勢を可能な限り確保するPRE-SAFE®機能も作動します。ドライバーが反応しない場合、システムが衝突を避けられないと判断して、最大のブレーキ力で自動緊急ブレーキが作動します。衝突の回避もしくは被害軽減を効果的にサポートします。
*2:作動速度範囲:約7~250km/h
*3:歩行者検知機能作動減速範囲:約7~70km/h
*4:作動速度範囲は、気象条件や道路状況等により変動することがあります。

アダプティブハイビームアシスト・プラスを標準装備
  アダプティブハイビームモードでは、対向車や先行車を検知すると、他の車両にハイビームが当たらないよう自動的に照射範囲を制御しながら常に最大の視界を確保します。また、道路標識などにハイビームが反射すると、自動的に減光し眩惑を防止します。

  新型Vクラスには、この他にもメルセデス・ベンツの基本価値である「セーフティ&コンフォート」を体現する装備を搭載しています。長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意力低下を警告する「アテンションアシスト」、走行中の横風に対して車両片側のブレーキ制御を行うことでより安定した走行をサポートする「クロスウインドアシスト」を全車に標準装備しています。さらに、レーダーで先行車を検知することで追突のリスクを低減する「アクティブブレーキアシスト」、最適な車間距離を自動で維持するとともに先行車が停止した場合は減速して停止する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」、車線逸脱をステアリングの微振動で警告する「レーンキーピングアシスト」、危険を察知した際に安全装備の効果を最大限に高める「PREプレ-SAFEセーフ®」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」をオプション設定しています。

  また、車両周囲の状況をモニターする「360°カメラシステム」、自動操舵・ブレーキ機能により縦列駐車と車庫入れをアシストする「アクティブパーキングアシスト」、前後バンパーに埋め込まれた超音波センサーで障害物との距離を感知して警告する「パークトロニック」を標準装備し、ボディサイズの大きいVクラスの駐車や取り回しをサポートします。

  パワートレインおよびサスペンション
  新型Vクラスの全てのモデルに、2.2リッター直列4気筒クリーンディーゼルエンジンを搭載しています。ピエゾインジェクターを用いた最新世代のコモンレールシステムや、大きさの異なる2基のターボチャージャーへの排気の流れを可変フラップにより制御することでターボラグを解消しながら必要なブースト圧を引き出す2ステージターボチャージャーなどの先進テクノロジーにより、最高出力163PS、最大トルク380Nmの力強い動力性能を実現しています。トランスミッションは、7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONICPLUS」を搭載しています。

  新型Vクラスは、メルセデス伝統のFR(フロントエンジン・後輪駆動)レイアウトを採用しています。エンジンと前輪の位置が自由に決められるので、クラッシャブルゾーンや前輪の切れ角を充分に確保することができ、取り回しやすさと安全性が向上します。また、乗員人数や積載量に関わらず駆動力が路面に伝わるため、走行安定性にも優れています。さらに、長いプロペラシャフトが加減速のショックや騒音、振動を低減するため、上質な乗り心地を愉しむことができます。

足回りには、人気が高い「AGILITYCONTROLサスペンション」を標準装備しています。フロントにマクファーソン式、リアに独立懸架式を搭載。ローダウンするとともにスタビライザーを採用することで、ロールが減少し、高い走行安定性を実現しました。さらに、走行状況に応じて減衰力を機械的に調整するセレクティブダンピングシステムを採用し、通常走行時には油圧抵抗を減少させて快適な乗り心地を、ハードなコーナリング時など急激な入力に対しては最大限の減衰力を発揮します。

  特別仕様車「V260アバンギャルドロング」新型Vクラスの発表を記念した特別仕様車「V260アバンギャルドロング」を発表し、本日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて予約注文の受付を開始します。なお、お客様への配車は2020年1月頃を予定しています。(全国限定105台)

  V260アバンギャルドロングは、最高出力211PS/155kW*5、最大トルク350Nm*5を発揮する2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを採用し、7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONICPLUS」を組み合わせることで、高い静粛性と、ガソリンエンジンならではの滑らかなドライブフィールを感じることができます。*5:欧州仕様参考値

  また、本特別仕様車の標準装備として、人気の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」、スポーティなエクステリアを演出するAMGライン、高級感溢れる本革シート(ブラック)、冷蔵庫付センターコンソール、冷温カップホルダー、そして、ヘッドレストクッション、オットマン、リラクゼーション機能等の快適性を大きく向上させるエクスクルーシブシートパッケージをご用意しています。さらに、ボディカラーには限定色「グラファイトグレー」を採用し、特別感を高めています。

  新型Vクラスのメーカー希望小売価格は以下の通りです。

 なお、「新型Vクラス」には、新車購入から3年間にわたって、一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品・補充油脂)/24時間ツーリングサポート/地図データ更新がすべて無料で提供される総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が走行距離無制限で適用されます。

  そして、3年間のメルセデス・ケア期間中、新車購入販売店が保有する様々なシェアカーの中から、ご希望のモデルをご利用いただける週末貸出サービス「シェアカー・プラス」を、3回無料でご利用頂くことが可能です。

 さらに、メルセデス・ケア終了後、有償の保証延長プログラムとして、一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」と、4、5年目のメンテナンスサービスにおいて、初回車検時および4年目の点検や定期交換部品、消耗品の交換をパッケージでご提供する「メンテナンスプラス*7」をご用意しています。*7:新車登録日から59ヶ月後の応当日の前日、または総走行距離75,000km到達時のいずれか早い時点で終了となります。








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