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世界初、自動運転タクシー&自動運転モビリティを活用した 空港から丸の内店舗までのMaaS実証実験 一般公募開始【ZMP】

2019年10月9日

世界初、自動運転タクシー&自動運転モビリティを活用した 空港から丸の内店舗までのMaaS実証実験 一般公募開始
-空港からラストワンマイルまでの移動サービスを実証-

東京空港交通株式会社(以下、東京空港交通)、東京シティ・エアターミナル株式会社(以下、T-CAT)、日本交通株式会社(以下、日本交通)、日の丸交通株式会社(以下、日の丸交通)、三菱地所株式会社(以下、三菱地所)、株式会社JTB(以下、JTB)、株式会社 ZMP(以下、ZMP)の7社は、東京都事業である 『自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト※1』 に基づき、MaaS※2を活用して空港リムジンバス、自動運転タクシー、自動運転モビリティを連携させた都市交通インフラの実証実験を行います。実証実験期間は2019年11月18日(月)~12月1日(日)で、体験者(実験参加者)は広く一般から募り、本日2019年10月9日(水)より専用サイト(https://www.zmp.co.jp/event/zmp-maas2019 )にて公募を開始いたしました。

本実証実験は、成田空港/羽田空港と東京シティエアターミナルを結ぶ空港リムジンバス、自動運転タクシー、自動運転モビリティを連携させることで、空港から丸の内エリアの店舗までへのスムーズな移動を目指します。自動運転タクシーの走行区間は、東京シティエアターミナル(東京都中央区)と丸の内パークビル(東京都千代田区)を結ぶ約3kmを予定しており、日本交通と日の丸交通がタクシーサービスを提供します。空港リムジンバスと自動運転タクシーを組み合わせたサービスの提供を通じて、JTBがMaaSの概念に適応した新たな旅行サービスの商品化に関する検証も行います。また、自動運転タクシーの発着に合わせ、三菱地所丸の内パークビル及び丸の内仲通りにおいて、自動運転モビリティの実証実験を行います。空港リムジンバスと自動運転タクシー、自動運転モビリティが連携したサービスは世界初の試みとなります。 実証実験の概要(予定)

実施時期/期間空港リムジンバス-自動運転タクシーのMaaS実証実験:
2019年11月18日(月)~同年12月 1日(日)10:00~17:00(予定)
空港リムジンバス-自動運転タクシー-自動運転モビリティのMaaS実証実験:
2019年11月18日(月)~同年11月22日(金)11:00~15:00(予定)
※天候や交通状況等により運行中止の可能性があります。
自動運転タクシー走行ルート丸の内パークビル(東京都千代田区)-東京シティエアターミナル(東京都中央区)間(約3km)
自動運転タクシー車両ミニバンタイプ(ZMP RoboCar® MiniVan)2台
自動運転モビリティ走行ルート丸の内パークビル敷地内及び丸の内仲通りの一部(予定)
自動運転モビリティ一人乗り自動運転モビリティ(ZMP Robocar® Walk)
実証実験実施主体東京空港交通株式会社、東京シティ・エアターミナル株式会社、
日本交通株式会社、日の丸交通株式会社、三菱地所株式会社、
株式会社JTB、株式会社ZMP
成田空港発着旅行代金成田空港-丸の内パークビル 一人あたり 3,800円(税込)
羽田空港発着旅行代金羽田空港-丸の内パークビル 一人あたり 1,600円(税込)
自動運転タクシー料金T-CAT-丸の内パークビル(自動運転タクシーのみ)一台あたり 1,000円(税込)+200円(旅行業務取扱料金):合計1,200円
参加申込申込みウェブサイト https://www.zmp.co.jp/event/zmp-maas2019
申込期間 2019年10月9日(水)11:00~10月21日(月)17:00
     ※申込期間を変更しました
お問い合わせ ZMP 自動運転プロジェクト実証実験担当(zmp-maas2019@zmp.co.jp
利用方法ウェブより申込後、抽選により予約可能者を決定します。予約可能者は
スマートフォン等で予約を行います。利用日当日は専用アプリを用いて
リムジンバス、自動運転タクシー、自動運転モビリティへ乗車頂きます。

※自動運転モビリティは、自動運転タクシーご利用の方を対象に予約頂けます(利用料金は無料)。自動運転モビリティは運行回数に限りがあるため、自動運転タクシー体験者すべてに利用頂けるとは限りません。あらかじめご了承ください。

※本実証実験において、自動運転タクシーは、車線変更や右左折、停止等すべてシステムが自動で操作を行いますが、交通状況等によりドライバーが介入する場合があります。

自動運転タクシー車両・自動運転モビリティの概要

ZMP RoboCar® MiniVan
https://www.zmp.co.jp/products/robocar-minivan
カメラやセンサーで周囲の環境や車両等を認識し、自動で走行する自動運転車両です。ハンドル、アクセル、ブレーキなどすべての運転操作はコンピュータが行います。

ZMP Robocar® Walk
https://www.zmp.co.jp/products/robocar-walk

Robocar® Walkはこれまでにない全く新しい一人乗りの移動のパートナーです。利用者は備え付けのタブレットで簡単に行き先を指定するだけで、目的地まで自律移動します。また、親しみやすい独自のデザインにより、すれちがう人にも笑顔でコミュニケーションを行います。これにより道の譲り合いなど、より安全でスムーズな人との共存が可能となります。

本プロジェクトにおける各社の役割
自動運転タクシー開発、自動運転モビリティ開発・運行 : ZMP
自動運転タクシー運行 : 日本交通、日の丸交通
空港リムジンバス運行 : 東京空港交通
施設提供 : 三菱地所、T-CAT
MaaSに適応した旅行サービス化検討・販売: JTB

自動運転タクシーの走行予定エリア

地図出典:国土地理院ウェブサイト(https://maps.gsi.go.jp/)標準地図を加工して作成

※1 東京都 報道発表資料
  http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/06/06/01.html
※2 MaaS(Mobility as a Service)とは、ICT を活用して交通をクラウド化し、公共交通を含め、
  運営主体にかかわらず、マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を
  1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな「移動」の概念です。

ご参考:各社の概要と取り組み

東京空港交通株式会社
東京空港交通株式会社は、羽田空港・成田空港と東京シティエアターミナル(T-CAT)・新宿高速バスターミナル(バスタ新宿)をはじめ、首都圏各所を結ぶ1日約1,300便のリムジンバスを運行しております。空港アクセスバスのトップランナーとして、全てのお客様に優しく、親切、丁寧、礼儀正しい“フレンドリー・フォー・オール(Friendly for all)”によるサービス強化をはじめ、バリアフリー対策に関しても、リフトやエレベーター付きのリムジンバスを積極的に導入しております。本年2月には全国の空港アクセスバス事業者と連携して「空港アクセスバス・アライアンス(ABA)」を発足し、事業者の横断検索を可能としたポータルサイトの構築など、新たな施策によりさらなる航空旅客の利便性向上を目指して参ります。

東京シティ・エアターミナル株式会社
東京シティエアターミナル(愛称:T-CAT(ティーキャット))は、首都高箱崎ジャンクションの真下に建てられた3階建てのバスターミナルです。ビル内には空港リムジンバスの運行管理の拠点があり、1階に成田空港到着便と羽田空港出発・到着便のバス停、3階には成田空港出発便のバス停があります。当ビルは、地下鉄半蔵門線水天宮前駅と地下通路で直結していますが、本年8月1日からは、東京駅→三越前駅→浜町→人形町→兜町を時計回りで結ぶ無料巡回バスがT-CATに乗入れることになっており、東京駅方面・日本橋方面との結節機能が一段と強化されます。当ビルの1階・2階には、多くの飲食・物販・健康関連サービスのテナントが入居し、地域の住民の方やビジネスマンに多数ご利用いただいております。また、外国人観光案内所や常設の旅行博会場もあり、外国人観光客の拠点としても多数ご利用いただいております。

日本交通株式会社
創業90年(1928年創業)、グループ売上高で日本最大のハイヤー・タクシー会社です。全国約6,100台のタクシー(フランチャイズを含む)と約1,400台のハイヤー・運行管理請負車両、約10,000名の乗務員が、各地の公共交通を支えています。2001年よりビジネスクラス・タクシー“黒タク”を導入、都内各所に専用乗り場を開設し、Japan Hospitalityをもって「拾うではなく、選ばれるタクシー」として、顧客満足を追求しています。さらに日本初となるスマートフォン配車アプリや、都内初となる妊婦送迎の「陣痛タクシー」、キッズ・観光・サポートの専門分野に特化した「EDS(エキスパート・ドライバー・サービス)®」など業界にイノベーションを起こしています。

日の丸交通株式会社
日の丸交通株式会社は、68年の歴史を持つ日の丸自動車グループの中核企業として、タクシー事業を展開しております。「腕よりも心で運転」をビジョンとし、タクシー業界に様々なイノベーションを起こし、安全とサービスの両立を目指しております。近年、急増するインバウンドと懸念される人手不足へのアプローチとして、「テクノロジー」「ダイバーシティ」「ヘルスケア」という三つのテーマを推進し、公共交通機関の一翼を担うタクシー業界の発展に貢献して参ります。

三菱地所株式会社
三菱地所は、多様な人・企業が集い、交流することを通じて進化していく街を目指し、丸の内エリアの「オープンイノベーションフィールド」化を進めており、先端技術・テクノロジーの街づくりにおける有用性等について調査・研究を行う「Marunouchi UrbanTech VoyagerⓇ」プロジェクトに取り組んでいます。今回もその一環として、国際都市・東京のさらなる機能向上を目指します。 <「Marunouchi UrbanTech VoyagerⓇ」について>

「Marunouchi UrbanTech VoyagerⓇ」は、先端技術・テクノロジーの街づくりにおける有用性等について調査・研究を行うプロジェクトです。三菱地所は、多様な人・企業が集い、交流することを通じて進化していく街を目指し、丸の内エリアの「オープンイノベーションフィールド」化を進めています。

株式会社JTB
さまざまな交通機関をワンストップで予約、決済できるというMaaSという概念は、100年に一度の移動革命と表現されますが、移動だけの革命ではなく、移動とそれに伴う宿泊、体験、グルメまで含めれば、提案できる選択肢が無限に広がる、まさしくツーリズムそのものと考えます。JTBは、この様な最新のテクノロジーを活用し、様々な事業パートナーと連携しながら、地域の課題やお客様のニーズに応えるべく、新たな旅のスタイルの構築に取り組んでまいります。








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