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電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」と東北大学が共同で実証実験を開始【Luup】

2019年8月8日

電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」と東北大学が共同で実証実験を開始
国内初、大学での電動キックボードの実証実験

電動マイクロモビリティのシェアリング事業の株式会社Luup(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡井大輝、以下Luup)は、東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)(所在地:宮城県仙台市青葉区、センター長・教授:長谷川史彦、以下東北大学未来科学技術共同研究センター)と電動キックボードインフラの構築と給電システムに関する実証実験を実施することが決定しました。実証時期は、8月から9月のいずれかの日程を予定しています。

Luupは、電動マイクロモビリティのシェアリングサービスの社会実装を目指しています。日本が将来的に直面する「人口減少によるラストワンマイルの交通手段の欠如」という課題を解決するためです。Luupはこの課題解決に向けて、世界で最も乗られているマイクロモビリティ「電動キックボード」と、Luupが世界で唯一開発している高齢者向けの低速モビリティ「低速電動ウィールチェア」を展開しています。そのために、東北大学にて、電動キックボードインフラの構築と給電システムに関する実証実験を実施します。

本実証実験を実施する東北大学の青葉山キャンパスは、敷地が広く、道が整備されているため、電動キックボードをはじめとする電動マイクロモビリティの走行に適しています。また、本実証実験は、Luupとしては電動キックボードの安全な社会実装に向けたデータ収集を、東北大学としては最先端技術の応用可能性の探索を目的としています。

東北大学における実証実験の詳細
・内容 : 「LUUP」の電動キックボードの体験
・実施場所 : 東北大学 青葉山キャンパス内
・実施期間 : 8月〜9月(日程未定)
・乗車条件 : 身長120cm以上、16歳以上、平らな靴をはいている方、怪我をしていない方、飲酒をしていない方など(自転車に乗れない方でも問題なく初回で乗れるような乗り心地の機体になっています)
※実施詳細は今後変更になる可能性がございます。


▲これまでの実証実験の様子 (こちらは市有地において走行をしています。また、電動キックボードは法令上、原動機付き自転車に該当します。公道においては、ヘルメットの着用など法規制に則る必要があります。)

【株式会社Luupについて】

電動キックボードをはじめとする、電動マイクロモビリティのシェアリング事業「LUUP」を展開する2018年設立のベンチャー企業です。好きな場所から好きなタイミングで電動キックボードに乗ることができる社会を実現することで、 住民の普段の交通や観光時のss利便性を向上させ、地域の不動産・店舗の価値の向上に貢献します。
・所在地:東京都渋谷区渋谷2-6-6 3F
・代表者:岡井大輝
・創業:2018年7月
・URL:https://luup.sc/

「LUUP」の社会実装に向けた直近の取り組み:
・2019年4月18日:静岡県浜松市・奈良県奈良市・三重県四日市市・東京都多摩市・埼玉県横瀬町の全国5自治体と国内唯一の連携協定を締結
・2019年5月28日:複数のモビリティ事業者を中心に、マイクロモビリティの社会実装を促進する『マイクロモビリティ推進協議会』を設立
・2019年6月22日:東京都多摩市の多摩中央公園にて、一般の公園利用者が電動キックボードの試乗を行う初の実証実験を実施
・2019年7月1日から:静岡県浜松市「はままつフルーツパーク時之栖」にて、来園者向けの電動キックボードの実証実験を開始
・2019年7月3日:経済産業省主催の高齢者向けモビリティ試乗会にて、「LUUP」の新機体・低速電動ウィールチェアを発表
・2019年7月15日:三井住友海上と電動キックボード向けの保険制度を構築
・2019年7月27日:広島県福山市の「実証実験まるごとサポート事業」に採択、福山市中央公園にて7月27日に電動キックボードの実証実験を実施

●株式会社Luup代表取締役社長 岡井大輝 プロフィール

東京大学農学部を卒業。卒業後、戦略系コンサルティングファームに参画。その後、株式会社Luupを創業し、主婦や元介護士がスポットで家庭の介護活動をお手伝いする介護士版Uber事業を立ち上げるも、日本の現状の交通インフラがCtoCに不向きであることを背景として撤退。
その後、今後の日本に必要な交通インフラとして、電動キックボードをはじめとする電動マイクロモビリティのシェアリング事業を開始。2019年4月に浜松市・奈良市・四日市市・多摩市・横瀬町の5自治体と連携協定を締結。5月には国内の主要電動キックボード事業者を中心にマイクロモビリティ推進協議会を立ち上げ、会長に就任。

【東北大学未来科学技術共同研究センターについて】

未来科学技術共同研究センター(NICHe)は、大学の知的資源をもとに、社会の要請に応える新しい技術・製品の実用化並びに新しい産業の創出を社会へ提案することを目指しております。
産業界等外部との連携により、先端的かつ独創的な開発研究を行うことで、広く国内産業・地域産業の活性化に資することを目的に、平成10年4月に設置されました。
・所在地:宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-10
・代表者:センター長・教授 長谷川史彦
・URL:https://www.niche.tohoku.ac.jp

【東北大学未来科学技術共同研究センター・先進ロジスティクス交通システム研究プロジェクトについて】
本プロジェクトでは、具体的な社会実装に進むためのシーズを発展させ、部局間の垣根を越えた分野融合と医工連携によるシーズ連携により、「近未来技術実証特区」を活用した実証フィールド試験から社会実装を可能とする先進交通システムの開発提案を行います。
・プロジェクトリーダー:教授 松木英敏
・URL:https://mobility.niche.tohoku.ac.jp/








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